活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネスで差がつく論理アタマのつくり方

満足度★★
付箋数:18

あなたは、大人になってから、「中1数学」の
教科書を読んだことがありますか?

子どもが中学1年生でない限りは、
普通はあまり読む機会がないと思います。

しかし、本書の著者、平井基之さんは、
大人になってから、「中1数学」を学び直す
ことを勧めています。

なぜなら、「中1数学」には論理思考の
基礎が詰まっているから。

  「ご存知のとおり、数学は実に論理的です。
  それは高校数学でも中学数学でも変わりません。
  あえて言うならば、算数から数学に
  切り替わった中1の数学こそ、論理的な数学の
  土台となる単元が目白押しです。
  だから、中1数学を学び直すと、論理思考も
  同時に学ぶことができるのです。」

本書は、個別指導や東大合格専門塾の
経営などを行う平井さんが、中1数学を使って
論理思考をマスターする方法を解説する本です。

しかも、論理思考を身につけると、
他の力も同時に上がると言います。

平井さんが言う、他の力とは、
「言語力」と「暗記力」です。

論理力と、言語力と暗記力は、互いに関連
しているため、1つが伸びると、他の2つも
同時に伸びていくようです。

その証拠として、平井さんは自身の受験体験
の例を挙げています。

もともと、平井さんは理系で、現役で東大の
理科一類に合格しました。

そして、30歳を超えてから、苦手な文系で
東大を再受験することを決意します。

さすがに、一度、東大に合格しているとはいえ、
10年以上経っていて、しかも受験科目も違うので、
現役の時に暗記した内容は、かなり忘れていた
はずです。

しかし、平井さんは、論理力を鍛えていたので、
日本史や地理などの暗記科目を、わずか1週間
勉強しただけで、見事、東大文科三類に
合格したそうです。

さて、本書では、中1数学を題材に使って、
「3つの考え」を磨いて論理思考をマスター
することを目指します。

その3つの考えとは、
「同じ」、「違う」、「順番」です。

「同じ」とは、2つのものの共通点を
探し出すことです。

同じでなく、似ている点でも構いません。

同じを探すことは、抽象化することであり、
演繹法につながります。

「違う」とは、2つのものの異なる点を
見つけることです。

どう違うか、何が違うか、どのくらい違うか
など、「What」や「How」などを付け加えて
考えることがポイント。

「順番」とは、どちらが先か(後か)を
考えるだけでなく、時系列でどちらが過去か
(未来か)や、因果関係も含みます。

特に、論理の世界では、原因があって、
結果が生まれますから、因果関係は重要です。

本書では、この3つの考え方を使って、
シンプルに論理思考を学びます。

ここまでが、本書の概要ですが、個人的には
「中1数学」の実例を使った中身が、
あまり興味を引く内容ではありませんでした。

わかりやすい内容ではありますが、
モロに中1数学過ぎて、ページが進まない方も
いるかもしれません。

塾や受験での例は、一般のビジネスパーソンには、
それほど響かないようにも感じました。

  第1章 論理思考で3つの力が伸びる
  第2章 中1数学で論理力を鍛えよう
  第3章 中1数学で言語力を鍛えよう
  第4章 中1数学で暗記力を鍛えよう
  第5章 3つの力を統合してみよう
  第6章 論理思考で結果を出せる人になる

この本から何を活かすか?

あなたは、「セクシー素数」をご存知ですか?

差が6であるような素数のペアのことを
セクシー素数といいます。

ちなみに、素数とは、1と自分自身以外では、
割り切れない数のことでした。

なぜ、その素数にセクシーという冠が付く
かというと、ラテン語で6のことを「sex」と
書くからです。

例えば、(5,11)のペアはセクシー素数です。

このセクシー素数が、無数に存在するかどうかは、
未解決問題となっています。

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 05:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考

満足度★★★★
付箋数:25

あなたは、フレームワークが使えていますか?

「3C」「4P」「SWOT分析」「PPM分析」
などは、多くのビジネス書などで紹介されている
有名なフレームワークです。

しかし、これらのフレームワークを
知っていても、日常のビジネスの中で
実際に使っている人は少ないと思います。

なぜ、有名なフレームワークは使えないのか?

それは、有名なフレームワークのほとんどが
著名な経営者や世界的なコンサルティング会社が
作ったもので、経営戦略やマーケティングに
使うツールとして、開発されたものだからです。

一方、日常のビジネスで緊急事態が発生した時に、
トラブルに慌てて空回りしてしまう人と、
困難な場面でも的確に行動できる人がいます。

緊急事態のような時にこそ、その人が本当に
持っている実力が明らかになります。

パニックに陥ってしまう人と、冷静に対処できる
人では、いったい何が違うのでしょうか?

この差は、その人の性格的なものや、
頭の良さによって生じるものではありません。

複雑なものを複雑なまま考えようとしているか、
複雑なものを簡単なレベルまで分割して、
シンプルに考えることができるかの違いです。

本書で紹介される「2軸思考」は、複雑な問題を
シンプルに整理し、日常のビジネスで誰もが
使えるフレームワークとして考えれたものです。

著者の木部智之さんは、日本IBMで500人規模の
プロジェクトを統括する、エグゼクティブ・
プロジェクト・マネジャーです。

2軸思考は、木部さんの15年間のプロジェクトの
経験から、日々発生する問題を解決するために
生み出されたものです。

2軸思考は、あらゆる問題をタテとヨコの
2軸で整理する考え方で、2軸の引き方で
大きく3つのパターンあります。

2本の線を左上で交差させる「マトリックス」
タイプ、中央で交差させる「4象限」タイプ、
左下で交差させる「グラフ」タイプです。

こららの2軸のフレームワークは、
3つのステップで作ることができます。

 STEP1 考える目的に合わせて軸のタイプを
    決める
     全体を俯瞰したいなら「マトリックス」、
     ポジショニングを知りたいなら「4象限」、
     変化を見たいなら「グラフ」です。

 STEP2 タテ軸とヨコ軸を決める
     軸となりうるのは、どのタイプでも
     商品・売上・部門などの「要素」と、
     時間・工程などの「流れ」です。

 STEP3 枠に情報を埋める
     どのタイプも枠には「定量情報:数字」
     か、「定性情報:数字以外」が入ります。

シンプルで覚えることが少なく、
自由度が高いのが2軸思考の特徴です。

枠のタイプを選び、軸さえ決めてしまえば、
実は8割方、問題は解決できたようなもの。

その時点で問題はシンプルに整理され、
あとは人間の心理として、空いた枠があると
それを埋めたくなるからです。

また、2軸フレームワークを作る時に
注意すべき点は次の5つです。

  1. 手書きで思考する
  2. ノートは方眼タイプをヨコ向きに使う
  3. どんなに複雑でも2軸に「決める」
  4. 迷ったら「とりあえずマトリックス」
  5. 思考の「ベクトル(方向)」を意識する

本書の後半では、2軸で問題解決する
ケーススタディと、2軸で伝える方法や
資料作成する方法が解説されています。

2軸思考がいくらシンプルだと言っても、
使えるようになるためには、
一定の練習が必要となるでしょう。

しかし、比較的短い期間で習得でき、かつ、
汎用性の高いフレームワークだと思います。

世の中には多くのフレームワークがありますが、
いろいろ覚えるよりも、2軸フレームワーク
だけを徹底的に使いこなせるようなった方が
ビジネスでは有用でしょう。

この本から何を活かすか?

本書では、相手に1回で伝わる「伝え方」の
3原則が紹介されていました。

  原則1 「短く」伝える
  原則2 「構造」を意識して伝える
  原則3 「イメージ」を伝える

この3原則に沿って伝えるためのツールが、
2軸フレームワークです。

2軸でメモをとって整理しながら話すと、
コミュニケーションもとり易いようです。

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 05:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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問題解決大全――ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール

満足度★★★★★
付箋数:28

フォレスト出版の三上さんから献本頂きました。
ありがとうございます。

  「本書は、困難や窮状を “問題” として
  捉え直し、その対処法や目標へ到達するための
  手段・方法を発見・実行することで、
  未来を変える方法と知恵を集めた道具箱である。」

本書は、「読書猿Classic: between / beyond
readers
」のブログで知られている読書猿さん
による2冊めの著書です。

読書猿さんと言えば、とにかく博覧強記な方。

ブログでもギリシャ哲学から集合論、現代文学
からアマチュア科学者教本まで、広範囲に渡り
その知識を披露しています。

処女作の『アイデア大全』はロングセラーに
なりましたが、本書はそれに続くシリーズ
第2弾です。

アイデア大全』では、自分の「内」にある
制約を外す方法を探求しましたが、未来を
変えるためにはそれだけでは足りません。

本書では、自分の「外」にある制約を
どのように扱うかについて学びます。

本書では、37の問題解決法を紹介しています。 

哲学、宗教、神話、歴史、経済学、人類学、
数学、物理学、生物学、看護学、計算機科学、
品質管理などの分野からも選別しています。

読書猿さんは、本書で問題解決法を2つに
大別します。

1つ目は、「リニアな問題解決」です。

  「リニアな問題解決は、直接的な因果性を
  基礎に置く問題解決の総称である。
  このアプローチでは、因果関係を直線的に
  遡ることができ、究極の原因にたどり着ける
  と想定する。この究極原因を除去したり、
  変化させることができれば、その結果もまた
  変化し、問題は解決すると考えるのでえある。」

2つ目は、「サーキュラーな問題解決」です。

  「これに対して、サーキュラーな問題解決は、
  たとえば鶏と卵の関係のように、原因と結果の
  関係がループしている(因果ループができて
  いる)ことを重視する。この場合、因果関係を
  遡ろうとしても、ぐるぐると巡って究極原因に
  たどり着かない。したがって、究極原因の除去
  ・変化とは別の解決アプローチをとることに
  なる。」

リニアな問題解決に分類される有名な方法は、
「ロジック・ツリー」、「マインドマップ」、
「KJ法」などです。

サーキュラーな問題解決の代表的な方法は、
「現状分析ツリー」や「エスノグラフィー」
などです。

本書で最初に紹介されている問題解決法は、
「100年ルール」です。

 難易度:1(5段階で最も簡単)

 開発者:サミュエル・ジョンソンさん
     ジュリアン・バトラーさん

 用途と用法
  ・自分の判断を見直すとき
  ・自分の悩みの大きさを見直すとき
  ・自分の問題の重大さを考え直すとき

 レシピ
  問題を前にしたとき、災難に見舞われたとき、
  不安で仕方なくなったとき、以下のように
  自問する。
  「これは100年後にも重大なことか?」
  「これは100年後にも誰かに記憶されている
  ことか?」

100年が長すぎる場合は30年や5年など、
もっと短い期間を用いてもよいようです。

これは目の前の困難から少し距離をとり、
自分の最終的な目的を思い出したり、
大局的な視点を手に入れる方法です。

ただし、本書の肝となるのは各問題解決法の
「レビュー」として書かれて内容です。

ここで紹介される歴史や背景、関連知識は、
読み物としても面白く、知的好奇心を
刺激します。

このパートが、本書を単なる問題解決法の
ノウハウ本とは違う価値を与えています。

本書は「大全」のタイトルにふさわく、
多くの問題解決法を非常によく整理して
紹介した本だと思います。

この本が1800円+税で手に入るのは凄い。

この本から何を活かすか?

私が本書で使ってみたいと思った問題解決は、
No.27の「ミラクル・クエスチョン」です。

これは問題や原因ではなく、解決や未来へ
注意を向ける方法で、手順は以下の通りです。

 1. 問題が完全に解決・解消したところを想像し、
  その様子をできるだけ詳しく描写する。

 2. 描写したものの中で、最も簡単で実現
  しやすそうなものを1つだけ選ぶ。

 3. 「2.」で選んだものを実現する手段を考え、
  第一歩を実行する。

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 05:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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革新的な会社の質問力

満足度★★★
付箋数:21

本書の著者、河田真誠さんは、経営コンサルタント。

ただし、経営を改善するために戦略を授けたり、
問題を解決するたにアドバイスを与えたり
することはありません。

では、一体、何をしているのでしょうか?

河田さんがコンサルティングの時に行うのは、
「しつもん」だけです。

クライアントの答えを聞いて、また「しつもん」。
これを延々と繰り返します。

なぜ、「しつもん」だけでコンサルティング
が成り立つのでしょうか?

なぜなら、答えは自分の中にあり、
「しつもん」には、それを引き出す力が
あるからです。

  「仕事をするということは、常に “考え” 
   “行動する” ことです。目の前の問題や目標を
  整理し、解決策を考え、行動することの
  繰り返しで、仕事は進んでいきます。
  その時の “頭の中を整理する”  “新しい
  アイディアを生み出す”  “やる気になる” 
  ことのきっかけとなるのが、しつもんです。」

ちなみに、本書では質問を「しつもん」と
平仮名で表記しています。

それは、一口に質問といってもいくつかの
種類があるので、その違いを明確にするため。

「しつもん」は、あいさつや疑問、
クイズや命令、尋問など、自分のための
質問とは、はっきりと区別しています。

本書では、相手のためになる良質な問いかけ
を「しつもん」と定義しています。

例えば、「いま、できることがあると
したら何?」というような問いかけです。

これは、投げかけた相手のためになり、
創造的な答えを引き出す質問です。

相手に考えるきっかけを与え、
相手の回答には、気づきが含まれます。

また、「しつもん」は、誰がどんなマインドを
持ってするかによって、その効果が
大きく変わってきます。

そのため、本書では「しつもん」の良さを
最大限に活かすための7つのマインドが
紹介されています。

 1. 思い込みを捨てる
  質問例)
  それは事実ですか? あなたの考えですか?

 2. 相手を信じる
  質問例)
  もし、自分ならどんな関わり方をされたい
  ですか?

 3. 愛の選択をする
  質問例)
  どうすれば、心から楽しめますか?

 4. どんな答えも正解
  質問例)
  うまくいっていることは何ですか?

 5. 100%自分の責任
  質問例)
  あなたにできることは何ですか?

 6. 自分を満たす
  質問例)
  どうすれば満たされますか?

 7. 答えるより、考えることが大切
  質問例)
  本当に?

本書では、自分自身へのしつもん力の
高め方、部下を育てるしつもん方法、
会議を劇的に変えるしつもんの仕方、
お客様の欲しい気持ちを自然と高める
しつもん方法について、順に解説します。

さすがに、河田さんは「しつもん」を
生業としているだけあって、様々な
シチュエーションで使える効果的な
「しつもん」が紹介されています。

この本から何を活かすか?

私が本書で使ってみたいと思ったのは、
習慣化したい7つの「自分しつもん」です。

 1. いいところはどこだろう?
 2. 「なぜ?」×7
 3. じゃあ、どうする?
 4. どうなっていたら最高?
 5. 違いは何だろう?
 6. 本当に?
 7. いま、できることは?

これらの7つの質問は、思い込みから
抜け出し、気づきを与えてくれるようです。

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 08:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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京大式DEEP THINKING

満足度★★★
付箋数:20

  「この本は “深く考える” ことを考えて、
  1冊を通して “考え抜く力” を高める本だ。
  それが最大にして、唯一の目的である。」

本書では、「考える」と「深く考える」を
明確に区別しています。

「考える」とは、目の前のモノや状況を見て、
それを自分の中にある概念に当てはめて、
「認識・確認」する作業。

つまり「考える」ことからは、新しい概念や
着想は生まれません。

一方、「深く考える」とは、プロセスを
省略せずに存分にたどり、さまざまな発見をし、
自分なりの答えを導き出すという営み。

必ずしも最適解が導き出されるわけでは
ありませんが、模索するプロセスそのものに
価値があり、それを追求することによって
発想の転換が促されます。

本書の著者は京都大学デザイン学ユニット
特任教授の川上浩司さん。

「不便益」について研究している方です。

不便益とは、不便だからこそ得られる
益や豊かさのこと。

不便だからこそ、何か自分で工夫しよう
という発想が生まれます。

つまり、不便の中には、思考できる余地が
あると考えるのです。

そこで川上さんは本書で、不便なツールを
使うことで、深い思考にたどり着くことを
推奨しています。

その不便なツールとは、「鉛筆」。

  「 “PCより鉛筆のメモのほうがなぜか
  信頼できる” と感じることには根拠があり、
  それは、鉛筆とPCの根本的な違いにある。
  先に種を明かせば、鉛筆は “物との約束” 
  によって文字を書く。いっぽうPCは
   “人との約束” によって文字を書く。」

どれだけその意見に同意できる人がいるか
わかりませんが、本書では「鉛筆を使って
いる人は、できる人っぽく見える」前提で
話しが進みます。

鉛筆を使うことは、芯が減っていくという
物理現象を伴う行為です。

それは誰がやっても起こる自然現象で、
そこには実感が宿ります。

これを本書では「物との約束」と表現します。

それに対してPCのメモは、体感できる物理変化
を伴わない、文字の記録に過ぎません。

文字というのは、人間が決めたルールに
基づいたものなので、「人との約束」と
表現することができます。

ちなみに、ボールペンやシャープペンシルを
使っても深い思考はできないと説明されています。

なぜなら、鉛筆は使えば使うほど短くなって
いきますが、ボールペンやシャープペンシルは
筆記具そのものの長さは変わらないから。

短くならない筆記具には、使いにくさや
危機感がないため、リスクホメオスタシスが
働いて思考を深めることにはならないようです。

リスクホメオスタシスとは、危険がありそうだと
慎重になり、危険を感じないとリスクを冒す
という、わたしたが無意識で行う自動調整。

本書の「思考のスタミナ」をつけて、
考え抜ける体質になるというコンセプトは
よくわかります。

ただし、鉛筆に関する話しが長く続くので、
それに付き合えるかどうかで、
本書の好き嫌いが別れるように思えます。

  「 “鉛筆” と “思考” には一見、結びつきが
  なさそうに思える。しかし、離れた事象に
  共通項を見出し、そこから一般法則を導き出す
  のも、 “深く考える” という営みがあるから
  こそなせる業である。」

恐らく、本書を読んで「そうか、よくわかった」
と簡単に思わせないことが本書の狙いなのかも
しれません。

この本から何を活かすか?

川上さんが、研究の一環で作成して話題を
呼んだのが「素数ものさし」です。

これは目盛りに素数のみが印字された
ものさしで、京都大学内のみの販売にも
かかわらず、3万本以上の販売を記録しています。

京大では、素数の価格577円で販売していますが、
他で入手すると販売価格は異なるようです。

 「京都大学 限定 素数ものさし

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