活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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僕らが毎日やっている最強の読み方

満足度★★★
付箋数:22

  「この本では池上さんと二人で、多忙な
  ビジネスパーソンが “新聞”  “雑誌”
   “ネット”  “書籍” をどうすれば深く、速く
  読むことができるのか、その技法について
  話していきます。私たちが日々実践している
   “読み方” をここまで体系的に解説するのは、
  この本がはじめてになりますね。」

  「そうですね。たとえば佐藤さんも私も、
  世の中を “知る” 基本ツールとして、
  新聞を重視していますが、当然ながら、
  読んでいる新聞や読み方には、それぞれ
   “共通点” もあれば “違い” もあります。
  雑誌や書籍、そして日々激変する
  ネットメディアにつても同じです。
  私たちが “何をどう読んでいるのか” 、
  読者には “何をどう読んでほしいのか” 、
  その両方についてできるだけ具体名を
  あげながら詳しく紹介したいですね。」

本書は、わかりやすく伝えることに関しては
右に出る者がいないジャーナリストの
池上彰さんと、圧倒的な知識量で知の巨人
とも呼ばれる作家の佐藤優さんの対談本です。

新聞、雑誌、ネット、書籍、それに加え、
教科書・学習参考書について、何を選び、
どのように読むべきかについて、
お互いの愛読紙・愛読書等を紹介しながら
語り合います。

それぞれの媒体について、お二人が読む際の
ポイントとして挙げていることをいくつか
紹介します。

<新聞>
 ・情報収集の基本は新聞だが、全国紙1紙
  では不十分。最低2紙に目を通さないと、
  ニュースの一部しか拾えない。

 ・「見出しだけで済ませる記事」「リード
  まで読む記事」「最後の本文まで読む記事」
  の3段階に分けて読む。

<雑誌>
 ・電子雑誌の定期読み放題は、まさに革命。
  雑誌との付き合い方が劇的に変わる。

 ・新聞と同じで、雑誌も「拾い読み」が基本。
  隙間時間には雑誌、まとまった時間には
  書籍を。

<ネット>
 ・ネットは「上級者」のメディア。
  情報の選別には、かなりの知識とスキルが
  必要。

 ・「非常に効率が悪い」メディア。
  同じ時間なら、新聞や雑誌を読むほうが
  効率的。

<書籍>
 ・世の中を「理解する」には書籍がベース。
  いい基本書を熟読し、基礎知識を身につける。

 ・いい本に出会うコツは「本をたくさん買う」
  こと。本は「迷ったら買う」が原則。
  本の情報は安い。

<教科書・学習参考書>
 ・読書で「知の型」「思考の型」を身につける。
  基礎知識を強化するには、小中学校の
  教科書が最適。

 ・歴史の学び直しには「日本史A」「世界史A」
  を活用。「基本」と「大まかな流れ」が
  いっきにわかり、効率的。

また巻頭にはお二人のオフィスの写真も
掲載されています。

書棚、スマホやタブレットのホーム画面、
スクラップやノート、その他使っている
小物まで惜しみなく公開されています。

佐藤さんが休憩する仮眠用のベッドには
動物のぬいぐるみが置いてあったのが
意外でした。

知の扱いについては突出したお二人なので、
完全に真似することはできませんが、
参考にできることは多いと思います。

この本から何を活かすか?

池上さんは、本にはA4コピー用紙の裏紙を
四つ折りにして挟んでおいて、気になる内容や
参考になる文章があると、その紙に書き込んで
おくそうです。

手を動かしながら読むことで、記憶にも定着し、
A4の紙をそのままクリアファイルに入れて
保管することもできるから。

書込みには速記用のシャープペンシルを使い、
芯の太さは0.9ミリで濃さは2Bを愛用して
いるようです。

私も書込みにはシャーペンを使っていて、
濃さは同じく2Bですが、太さは0.7ミリです。

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| 読書法・速読術 | 06:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一流の人は、本のどこに線を引いているのか

満足度★★★★
付箋数:26

  「本には、1冊あたり少ないものでも
  数千行の文章が記されている。
  だとしても――。1冊の本にたったの1本の
  線が引ければ、本の価値を十分回収して
  余りある成果になる。
  これまでに2万冊あまりのビジネス書を
  読んできた経験からは、1冊に100本の線を
  引くことよりも、100冊の本に1本ずつの線を
  見出すほうが現実的だし、実りが多い。
  この本は、あなたが自分自身の1本の線を
  引けるようになるために、新旧の山のような
  ビジネス書のなかから、どの本を見出し、
  何を吸収し、どのようなアクションに
  つなげていくかをまとめたものだ。」

私が本書で最初に付箋を貼ったのはこの部分。

私は「線を引く派」ではなく、「付箋を貼る派」
ですが、それはあくまでテクニカルな話で、
やっていることは同じです。

本書は、どんな本を読むべきで、
その本のどこに線を引くかについて
書かれた本です。

読書本の中には、どんなペンを使うとか、
どんなツールは便利だとか、枝葉末節を
語る本が多い中、本書は本質的な部分に
ついて論じています。

著者は、元アマゾンのカリスマバイヤーで
メルマガ「ビジネスブックマラソン」を
発行する土井英司さん。

まず、読むべき本を立ち読みで見抜く方法
として、本書では11の戦略が紹介されています。

 1.経営者の本は「創業者」か「中興の祖」を選ぶ
 2.「プロフィール」で本物か偽物かを見極める
 3.著者は「一流の変態」を選ぶ
 4.「コンサルタント」から学ぶのは王道の戦略
 5.著者が「専門外」を書いていたら避ける
 6.本の「タイトル」にだまされない
 7.「固有名詞」の多い本を選ぶ
 8.冒頭の数ページで「いい線」が引けそうなら買い
 9.膨大な「データ」に立脚した本を選ぶ
 10.「翻訳書」は良書の率が高い
 11.「箇条書き」に注目する

この本選びの11の戦略には、私も概ね賛成です。

ただし、5番目の「専門外の本」については、
脳研究者の池谷裕二さんが書いた
怖いくらい通じるカタカナ英語の法則
などの「当たり」を引いた経験もあるので、
個人的にはそれほど重視していません。

そして、本書の一番のキモとなる、
本のどの部分に線を引くかについては、
次のように説明されています。

  「本のなかに、 “◯◯社は20期連続増収増益を
  している” という記述があったとする。
  大したものだ、と感心しながらその1文に
  すっと線を引く。たしかに20期連続の
  増収増益とは、なかなかできることではない。
  しかし、である。ここに線を引いても、
  あなたにとって何らプラスになることはない。
  これはあくまで “結果” だ。大切なことは、
  その会社はなぜそのように成長し続けることが
  できるのか、という “原因” の部分である。」

本に線を引く場所は、「結果」ではなく「原因」。

原因とは、ボウリングの10本のピンのうち、
真ん中かつ最も手前にある、絶対に外せない
センターピンのことです。

こう言われて、私も読んだ本の付箋を
貼った箇所を見てみると、「結果」の部分に
貼っているものもいくつか見られました。

これまでは、「原因」と「結果」を意識せず、
気になった部分に付箋を貼っていましたが、
そこを見極めることで、自分の中の深い所まで
落とし込めるようになりそうです。

本書では巻末付録として、土井さんが
これまで読んだ2万冊の中から44冊を厳選して、
どこに線を引いたかが紹介されています。

この付録ページをあえて「カラー」で紹介する
必要性は感じませんでしたが、
自分の付箋を貼った箇所と比較するのは
なかなか興味深かったですね。

この本から何を活かすか?

「だまされた」こともビジネスの学び

  「買って損した、だまされた、と感じる人には、
  あえてこんな考え方を提案しよう。
  だまされることもまたビジネスの本質
  なのだから、 “なぜ、だまされてしまったのか” 
   “相手のどんな点が一枚上手だったのか” 
  を楽しみながら考察してみるといい。
  誤解をおそれずに言えば、ビジネスは
  だまし合いなのだ。」

「だまされた」経験から「だますテクニック」
を手に入れる。

もちろんこれは、だますことを推奨している
わけではありません。

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| 読書法・速読術 | 11:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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読書は格闘技

満足度★★★
付箋数:23

  「本書で私が強調したいのは、 “読書は格闘技”
  だということである。
  これは、自著『武器としての決断思考』で
  強調したことでもあるが、書籍を読むとは、
  単に受動的に読むのではなく、著者の語って
  いることに対して、 “本当にそうなのか” と疑い、
  反証するなかで、自分の考えをつくっていく
  という知的プロセスでもあるのだ。」

著者の瀧本哲史さんは京都大学の客員准教授で
あり、同時にエンジェル投資家でもある方。

非常に論理的かつ刺激的な文章を書く方で、
私の中で瀧本さんは知のデマゴーグ(扇動家)的な
印象です。

本書で、瀧本さんは1つのテーマにつき、
考え方の異なる2冊の本を紹介します。

その2冊をディベートさせるのが本書の特徴。

  「互いの本が評論の中で、激しく格闘を繰り
  広げる、そういう組み立てにしていこうと思う。
  私の役割は第一義的にはこの格闘技のレフリー、
  審判であるが、私が読むという行為自体が
  格闘技であるから、三者間でバトルロイヤルを
  展開していくということになる。」

更に、読者もこの知のバトルロイヤルに
参加することが求められます。

  「読者と本書との関係についても、述べて
  おきたい。この評論を読むということ自体も
   “読書” であるから、読書はこのアプローチの
  異なる本と私との間のバトルロイヤルの観客で
  終わることは許されない。読者自身が、読書を
  通じて、この “評論” という名の格闘技に
   “参加者” として、主体的に関わって頂きたい。
  つまり、批判的に比較し、それまでの自分の
  ものの見方と戦わせて頂きたい。」

こういった瀧本さんの考え方のベースに
なっているのが、『武器としての決断思考』で
紹介されていた「ディベート思考」です。

ディベート思考とは、二者択一で結論が出る
テーマを論題に選び、メリットとデメリットを
3つの条件で考え、論理的にツッコミを入れて、
主張が正しいかどうかを検討する思考法です。

この戦いに読者も参加するわけですから、
知的にハードなことが要求されています。

本書で提供されている戦いの場は、
イントロダクションを除くと全部で12ラウンド。

これは、ボクシングでいうと世界戦と同じ
ラウンド数なので、本書は読書の世界戦という
位置づけなのかもしれません。

では、いくつかの戦いの対戦者を見てみましょう。

 Round1 心をつかむ
  『人を動かす』VS『影響力の武器
 Round2 組織論
  『ビジョナリー・カンパニー』VS『君主論
 Round3 グローバリゼーション
  『フラット化する世界』VS『文明の衝突
 Round8 未来
  『一九八四年』VS『ニュー・アトランティス

まさに異種格闘技的な様相ですが、ここまでの
マッチメイクはわからないでもありません。

しかし、Round10の教養小説のマッチメイクは
私の想像の範囲大きく超えるものでした。

「大人になるということ」というテーマで
選ばれた本の1冊は、ドイツの詩人ゲーテさんの
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』。

これに対戦するは、総売上1億部を超える、
あだち充さんの漫画、『タッチ』でした。

個人的には『タッチ』を教養小説と
定義するところに、瀧本さんの懐の深さを
感じました。

この本から何を活かすか?

私はRound10の『ヴィルヘルム・マイスター』も
タッチ』も読んだことがなかったので、
この戦いは、単なる観衆として試合を見ていました。

これまで『タッチ』は生理的に受け付けない
ような気がして、ずっと避けていましたが、
この戦いを見て、読んでみようと決心しました。

『ヴィルヘルム・マイスター』は図書館で借り、
『タッチ』まんが喫茶にでも行って読んでみて、
改めてRound10の戦いに参加しようと思います。

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| 読書法・速読術 | 06:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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戦略読書

満足度★★★
付箋数:24

  「ある日職場で、初めて人と意見が被りました。
   “◯◯って××だよね” と、同僚と同時に
  口に出してしまったのです。その内容までは
  覚えていませんが、まあ、実に凡庸な意見で
  それが二重のショックでした。(中略)
  そうなってしまった理由は簡単でした。
  その前の1年半、人と同じものを読み続けていた
  ためでした。」

三谷宏治さんは、学卒でコンサルティング会社
(ボストン・コンサルティング・グループ:BCG)
に入ったので、入社後は弱点を補強のために、
コンサルタントなら誰もが読むような
ビジネス書ばかりを読んでいたそうです。

その結果、自分がみなと同じことを言う
「ツマラナイ奴」になってしまったと痛感しました。

そこで、「ヒトとは違ったオモシロイ発想」が
できるような読書にシフトしました。

それが本書で紹介する「戦略読書」です。

戦略読書は、自らをコモディティ化せずに、
独自性を作るための読書法です。

まず、人と同じ本ばかりを読まにように、
「読書ポートフォリオ」を組んで、
限られたリソース(時間やお金)を配分します。

読書ポートフォリオは、2軸2×2のマトリックスで、
本を大きく4つの種類に分類します。

BCGの有名な経営資源配分のマトリックス、
「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」
(PPM)を模したものです。

  縦軸:ビジネス系/非ビジネス
  横軸:基礎/応用・新奇

  左下:ビジネス基礎(カメ)徹底攻略
  左上:ビジネス応用(ウサギ)ファクト集中
  右下:非ビジネス基礎(リュウ)楽しく雑学
  右上:非ビジネス新奇(トリ)流行チェック

このフレームで考えて、自分のキャリアの段階に
合わせて、ポートフォリオを変えていくのです。

例えば、年に100冊読むとすると、
社会人1年目はビジネス分野が100%で、
ビジネス基礎が10冊、ビジネス応用が90冊。

これが社会人2年目~4年目になると、
ビジネス基礎が3冊、ビジネス応用が47冊、
非ビジネス基礎が50冊。

更に社会人5年目以降になると、
ビジネス基礎が1冊、ビジネス応用が33冊、
非ビジネス基礎が54冊、新奇12冊。

ポートフォリオで読む本が決まったら、
次は読み方です。

同じ文章を読んでも、それをどう読むかによって、
読み取る内容に大きな違いが出てきます。

本書では、次の5つの視点を持った「発見型読書」
で、5倍読み取ることを目指します。

  1. 過去や他業界と「対比」して大局観を持つ
  2. 当たり前を覆した「反常識」を見つける
  3. 徹底的に「数字」にこだわる
  4. 人より「一段深く」まで調べる
  5. 得たものは「抽象化」して考える・覚える

また本書は、読み方だけでなく、
「何」を読むべきかの具体的な推奨本も
多数紹介されています。

  「この本には、これまで延べ227冊の本が
  登場しました。そのうち何冊、読みたくなった
  でしょうか?」

227冊は本文で紹介された冊数で、巻末に
掲載されたブックガイドでは435冊(本文内と
重複あり)の本が紹介されています。

この内、SF・ファンタジーが131冊あります。

三谷さんのこれまでの読書史も書かれていて、
本当に読書好きであることが伝わってきます。

書斎や本棚へのこだわりも写真付きで
紹介されていますから、家にどのように
本を置くかも参考になります。

この本から何を活かすか?

  「長年の試行錯誤の末に、本棚は
   “奥行きの浅いものを天井まで” と決めました。
  造り付けの本棚も、通販で買った組み立て式の
  本棚も、奥行きは17cmで統一です。」

私も一般的なサイズの本棚は、手前のスペースが
ムダだと思っていました。

あまり高級感はありませんが、本中心に考えると、
奥行き17cmの本棚が理想的かもしれません。

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| 読書法・速読術 | 10:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本を読む人だけが手にするもの

満足度★★★
付箋数:24

教育改革実践家の藤原和博さんが2013年に出した
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』では、
「100人に1人の人材」を目指せと書かれていました。

「100人に1人」は難しくても、「10人に1人」なら、
次の3つの条件をクリアするだけで、意外と簡単になれるようです。

まず第一段階は、「パチンコをするか、しないか」。

パチンコをする人と、しない人の決定的な違いは、
時間をマネジメントする発想があるかないかです。

パチンコをしないというだけで、2人に1人の人材になれます。

次の第二段階は「ケイタイゲームをするか、しないか」。

これもタイムマネジメントの問題。

ケイタイゲームをしないことでも、2人に1人の人材に
なれるので、パチンコに加え、ケイタイゲームもしなければ、
1/2×1/2=1/4で、4人に1人の人材になれます。

そして、第三段階はパチンコやケイタイゲームで
浪費しなかった時間で「読書をするか、しないか」。

ここで、読書をすると、更に2人に1人の人材になれるので、
1/4×1/2=1/8で、8人に1人のレアな人材になれます。

これが大雑把に言うと、およそ10人に1人の人材というわけです。

ところで、浪費しなかった時間で、読書をすることが、
最も良い選択肢なのでしょうか?

昔から、私たちは親や先生に「本を読みなさい」と
言われ続けてきました。

なぜ、本を読むことがいいことなのか?

それを考えるのが、本書のテーマです。

藤原さんは、成熟社会だからこそ、本を読む意味があると言います。

成熟社会とは、20世紀型の「みんな一緒」という時代から、
「それぞれ1人1人」に変化した時代。

それぞれが自分のオリジナルの幸福論を持つ時代です。

  「自らの幸福論を構築していくためには、幸福論を紡ぐための
  教養が必要である。しかし、そうした教養は学校では
  教えてくれない。 “それぞれ1人1人” の幸福をつかむための
  軸となる教養は、自分で獲得しなければならない。
  そのためには、読書が欠かせないというところに行き着くのだ。」

読書は、教養を磨くものであり、人生の糧となる。

だとすると、歴史的名著や古典を読まなければならないのか?

藤原さんは、特に古典に親しむべきといった考えではなく、
普通の小説、エッセイ、ビジネス書、ノンフィクション、
伝記、ドキュメンタリーなど、ジャンルを問わず、
何をどう読むかは自由に考えればいいと言ってます。

ちなみに、藤原さんは小学生の頃に初めて読んだ
学校の課題図書の「名作」が、あまりに暗く、面白くなかったことが
トラウマになって、大人になるまで読書習慣を失っていたそうです。

また、ベストセラー本を読む価値がないと言う方もいますが、
藤原さんにはそういった拘りはありません。

  「本に対する鑑定眼を磨く方法はあるのだろうか。
  3000冊以上を読んできていえるのは、どのようなジャンルでも
  いいから、数にあたることが大切だと思う。
  結論。なんのことはない、数が勝負なのだ。」

面白いと感じる本は、年齢や経験と共に変化します。

私も昔苦手だった本が、たまたまKindleで配信されていたことで、
読んでみると、思いのほか、面白かったことがあります。

まずは手にとって読んでみて、面白ければ読み続け、
面白くなければ途中でやめる。

無理をしないことが、読書を習慣とする第一歩でしょうか。

この本から何を活かすか?

巻末には藤原さんの薦める「これだけは読んでほしい」
50冊が掲載されていました。

肩肘張らずに読める本が紹介されている印象です。

こういった読書の有用性を説く本には、オススメ本リストが
載っているのが定番ですが、ほとんどの方のリストには、
サイエンス系の本が入っていません。

サイエンス系の本を推すのは成毛眞さんだけですね。

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