活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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中学受験の超カリスマが5000組の家庭を見てわかった 子どもの学力を伸ばす親、ダメにする親


中学受験の超カリスマが5000組の家庭を見てわかった 子どもの学力を伸ばす親、ダメにする親

満足度★★★
付箋数:21

著者の西村則康さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

「全国学力・学習状況調査」は、文部科学省
が、全国の小学6年生と中学3年生を対象に
毎年行っている調査です。

この調査と同時に実施された保護者
向けのアンケート結果が、2018年の夏に
発表されました。

このアンケートは、無作為に抽出された
全国の保護者6万人が対象でした。

調査項目は、全部で24項目。

子どもの普段の様子、教育のために
支出している金額、保護者の職業や収入、
帰宅時間や最終学歴などが調べられました。

その調査結果は、日本の教育界に大きな
衝撃を与えるものでした。

・お父さんが単身赴任している子どもの
 学力はそうでない子どもより高い。

・お父さんの帰宅時間が22時以降という
 家庭の子どもの学力がもっとも高い。

・お母さんの学歴が高いと子どもの
 学力が高い。

つまり、父親は不在であるほど子どもの
学力は高く、子どもの学力への影響は、
父親より母親の方が高いということ。

あくまでアンケートなので、家庭環境と
子どもの学力の「相関関係」の一部が
現れただけで、「因果関係」がある
わけではありません。

しかし、イクメンという言葉が生まれた
ように、父親も積極的に子育てに関わる
のが良しとされていることからすると、
かなり意外な結果でした。

難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ
家庭教師として、40年以上活躍する
本書の著者、西村さんは、この結果に
「一理ある」とうなずいたそうです。

  「(40年間指導する中で)子どもの事
  を思いながらもダメにしてしまう
  親御さんを、これまでさんざん見てきた
  からです。
  たしかにお父さんが人一倍教育熱心な
  ご家庭のお子さんは、逆に成績が
  振るわない傾向がありました。
  そればかりか、プレッシャーに
  耐えきれず学校からドロップアウト、
  家庭内暴力にまで走ってしまった
  お子さんも、この目で何人も見て
  きました。」

では、お父さんは子どもとどのように
接すれば、成績が上がるのでしょうか?

それは、「よく遊んでくれるお父さん」
になること。

特に、小学生のお父さんは、
子どもの「最高の遊び相手」でいる
ことを西村さんは推奨しています。

遊びを通じて、さまざまなことを
「教育」することがお父さんの役割。

決して、わが子に勉強させる事では
ありません。

小学校の算数で連立方程式を教えたり、
成績構上をPDCAサイクルを回すように
指導してはいけないのです。

お父さんは、子どもと一緒に遊ぶ中で、
学ぶ楽しさを伝えていくことが大切。

子どもが自ら見て、聞いて、直接学べる
環境に連れて行って、自分で学習して
いく姿勢を持ってもらうようにします。

ここでは、理想の父親の接し方を
紹介しましたが、本書ではもちろん
母親の接し方も解説しています。

どのような家庭が、子どもの学力を
伸ばすのか。

本書は、中学受験をする家庭はもちろん、
そうでない家庭でも非常に参考になる
子どもをやる気にさせる環境づくりが
紹介さています。

 1章 親の期待で、お子さんを追い詰
   めていませんか?
 2章 やっぱり大きいお母さんの役割
 3章 理想的なお父さんとは?
 4章 あらためて中学受験を考える

この本から何を活かすか?

西村さんは、親の「心の持ちよう」が、
子どもに大きな影響を与えると言います。

次のような、心の余裕と自信を持って
子どもと接するといいようです。

 ・自分の子どもの頃を振り返る心の余裕
 ・親御さんが自分の表情を感じとろう
  とする客観性
 ・自分の言動が子どもにどのように
  響いているかを理解しようとする
  共感力
 ・子どもへの強い信頼感
 ・自分自身への信頼感

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| 勉強法 | 05:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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西村式中学受験 小4~小6で差をつける 難関校合格のすごい勉強習慣 受かる子・受からない子の違いは「スピーディー&スロー」学習法


西村式中学受験 小4~小6で差をつける 難関校合格のすごい勉強習慣 受かる子・受からない子の違いは「スピーディー&スロー」学習法

満足度★★★
付箋数:20

著者の西村則康さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

「算数の問題」の解き方を見ると、
あなたのお子さんの将来がわかります。

また、あなた自身の算数の解き方が
どうだったかも思い出してみてください。

算数の問題を次のような解き方を
していませんか?(していませんでしたか?)

 算数の問題を与えられると、
 問題文を読み始めると同時に、
 手を動かして計算を始める。

もし、そんな解き方をしていたなら、
お子さんが中学受験するしないに関わらず、
本書に目を通した方がいいかもしれません。

本書は、難関校向けの中学受験の本ですが、
そのために養った力は、人生を左右し、
大人になってからの成功にも関わります。

著者は、カリスマ家庭教師として活躍し、
プロ家庭教師集団「名門指導会」の代表を
務める西村則康さん。

本書では、中学受験に挑むお子さんを
2つのタイプに分類しています。

1つ目は、「スピーディーな学習」ができる
基本的な処理能力が高いタイプ。

スタートダッシュが早く、器用に何でも
こなします。

このタイプを本書では「アタフタさん」
と呼んでいます。

2つ目は、「スローな学習」をするタイプ。

こちらは、問題文をじっくり読んだり、
自分の手で式や図を書いたり、
自分自身に問いかけながら解くので、
あまり感度のいい子には見えません。

本書では、「スピーディー学習」と
「スロー学習」の両方ができるタイプを
「ちゃくちゃくさん」と呼びます。

実は、中学受験の進学塾に通っている
お子さんの8割が「アタフタさん」だと
言います。

このタイプは、入塾当初はぐんぐん
成績が伸びますが、次第に頭打ちになり、
受験前には成績が下がってしまう子も
多いようです。

一方、「スロー学習」中心のお子さんは、
後半の伸びがすごいようです。

なぜなら、スロー学習を続けていると、
「なぜそうなるか」をじっくり考える
習慣が身につき、考える道筋を
再現できるようになるからです。

つまり、正解への道筋を自力でたどる
力を養っているのです。

冒頭の算数の問題の解き方に戻ると、
問題を見た瞬間にとき始めるのは、
「アタフタさん」の大きな特徴です。

問題文を少し読んだだけで、
「たぶんこれは○○算のはずだ」と
当たりをつけて計算を始めます。

しっかりと条件を全部読まずに、
数字だけを拾って問題を解く習慣が
見についているのです。

このタイプの子は、大人になっても、
仕事のとっかかりは早いので、
働き始めは「デキる」印象があります。

しかし、だんだん仕事に慣れていくと、
条件を見落として、大きなミスを起こす
ようになります。

また、器用に仕事をこなしますが、
パターンにないような、新しい仕事を
自ら作り出すことは苦手です。

そのため、年数が経つと徐々に、
成果が出せなくなっていきます。

とは言ってもスピード学習自体が、
ダメなわけではありません。

スピード学習は、中学受験でも、
その後の人生を歩んでいく上でも
身につけておくべき能力です。

本書は、スピード学習もスロー学習も
両方できる「ちゃくちゃくさん」に
なることを目指します。

小4~小6までの過ごし方を詳しく
解説した、難関中学の受験本ですが、
一生に関わる力を身につけられる本だと
感じました。

この本から何を活かすか?

「アタフタさん」チェックリスト

 □ケアレスミスが多い
 □問題文をしっかりと読まずに解き始める
 □不機嫌にイライラしながら学習している
 □わからない問題に出くわすとすぐに
  あきらめてしまう
 □よく当てずっぽうの答えを書く
 □「なぜ、こう書いたの?」とたずねると
  屁理屈を言ってキレ気味になる
 □ノートや解答用紙に書かれた文字や
  数字が雑
 □書くことを面倒がる

これらの3項目以上に当てはまっていると
要注意です。

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| 勉強法 | 05:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書


勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書

満足度★★★
付箋数:18

  「勉強は、めちゃくちゃ楽しいものです。
  しかも、勉強すると、その先にはいいこと
  まであります。それは、教養が身につく
  ことです。
  僕のYoutubeチャンネル “Youtube大学” 
  のキャッチコピーは “新時代を生き抜く
  ための教養” です。
  僕にとって教養は、 “大人の必須アイテム” 
  です。なぜ、必須かというと、教養は
  自分を “アップグレード” させるために
  欠かせないものだからです。」

オリエンタルラジオの中田敦彦さんは、
2019年春に「Youtube大学」の配信を
スタートしました。

チャンネル開設、わずか4ヶ月で登録者数は
120万人を超える人気を博したようです。

本書は、Youtuberとしても成功している
中田さんが考える勉強法を解説する本です。

独学の仕方というより、中田さんがYoutube
でコンテンツを配信するための方針を
書いた本といった方が適切かもしれません。

そもそも、なぜ、中田さんはYoutuberに
なったのか?

「心から届けたいというコンテンツ」を
作るためとか、「学校の授業に違和感が
あった」などの理由が挙げられています。

しかし、最たる理由は芸能人として
少し息詰まった状況にあったため、
その状況を打開して、新たにマネタイズ
する手段として目をつけたのが、Youtube
だったのです。

Youtubeチャンネルでのポジショニング等の
話は、Youtuberになりたい方は参考にして
いただくとして、ここでは中田さんの推す
独学の方法について紹介します。

まず、独学勉強法のルールは次の6つ。

 1. 「読書」のルールを明確にする
 2. 情報収集は「1冊の本」を軸にする
 3. 本で学んだ知識を「体感」してみる
 4. 「誰かに話すこと」を前提に本を読む
 5. 「テレビ番組」を学びのツールにしない
 6. 「歴史」を軸に、その他の分野を
   横展開で学ぶ

独学の中心は「読書」であるため、
ほぼ「読書」に関するルールになっています。

そして、本書では歴史・文学・政治経済・
英語の4分野についての独学勉強法が
解説されています。

この中でも、中田さんが最も得意で、
興味がある分野が「歴史」です。

そのため、多くの紙面が「歴史」に割かれ、
他の分野はオマケとして書かれている
印象がありました。

では、メインの歴史について。

「歴史の勉強=暗記」という考えを捨て、
歴史の「流れ」にフォーカスします。

最初に、歴史の中の「なんで?」を
掘り下げて考えます。

すると出来事の「因果関係」がつかめて、
つながりが見えやすくなります。

それを続けていくと、歴史の出来事が
徐々に数珠つなぎになり、やがて自分の
中に、歴史の大きな流れが浮かび上がって
くると、中田さんは言っています。

そして、歴史は「世界史→日本史」の
順番で学ぶのがいいようです。

世界史を学んだ後に日本史を学び、
その後に偉人伝を読むと、
歴史に対する見方が深まるようです。

世界史を先に学ぶと、日本史の出来事が
世界史の視点から眺められるようになります。

そして、日本史と世界史の「共通点」が
見つけられるようになるようです。

本書は勉強法本としては、少し内容が
薄い感じがしますが、中田さんのYoutube
コンテンツも併せて見ると、勉強の面白さが
伝わってくると思います。

この本から何を活かすか?

日本史は時代の節目となる次の12個の
年号だけ覚えておけばいいようです。

 ・卑弥呼にサンキュー(卑弥呼239)
 ・こくみ(593)ん思いの聖徳太子
 ・なんと(710)見事な平城京
 ・鳴くよ(794)うぐいす平安京
 ・いい箱(1185)つくろう鎌倉幕府
 ・いざ国(1392)まとめる南北朝
 ・室町滅びて以後みな(1537)だ
 ・人群れ(1603)見上げる江戸幕府
 ・一夜むな(1867)しき大政奉還
 ・征く意思(1914)固める第一次世界大戦
 ・いくさく(1939)るしい第二次世界大戦
 ・いくばく(1989)かの希望を持って
  平成時代

鎌倉幕府の成立が、1192年から1185年に
変わっているのは知りませんでした。

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| 勉強法 | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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開成流ロジカル勉強法


開成流ロジカル勉強法

満足度★★★
付箋数:24

社会人にとって「勉強する」とは、
どういうことを指すのでしょうか?

学生と違って、高校や大学の試験を
目指すわけではありません。

そのため学生時代の「覚える」ことと、
「問題を解く」という勉強の種類とは、
少し違うはずです。

社会人になって、ある特定の分野の
専門知識を身につけなければならない
人もいるでしょう。

しかし、もっと広く一般的に社会人に
求められるのは、「インプット」と
「アウトプット」の技術です。

これをもう少し細かく見てみると、
インプットは「読む」ことと、
「聞く」こと。

アウトプットは「書く」ことと、
「話す」ことになります。

本書は主に社会人向けに、「読む」、
「聞く」、「書く」、「話す」の4技能
に「ロジック」を加えた学ぶ技術を
身に付けるための本です。

著者は株式会社キャストダイスを経営し、
YouTuberとしても活動する小林尚さん。

小林さんは、東大出身ですが、
自身の「4技能+ロジック」の勉強法
を身につけたのは開成高校時代の
弁論部に所属していたときだと言います。

弁論部では、ディベートを行うために、
読む・聞く・書く・話す+ロジックを
総動員して競うことになります。

そのため本書は「開成流ロジカル勉強法」
というタイトルが付けられました。

まず4技能のベースとなる「ロジック」は、
「多くの人に理解してもらう」ための
ツールです。

ロジックは、「順序(プロセス)」及び
「分解」という方法を用います。

そのため順序に基づいた型の
「ストーリーロジック」と分解に基づく
「ストラクチャーロジック」の2種類を
学びます。

そして、4技能の中では一番手軽な
「読む」技術から学び始めます。

「読む」ときの最も重要なポイントは、
ロジックを使い「構造的に読む」ことです。

次に学ぶべきなのは「聞く」ことです。

「聞く」には、受動的に聞く方法と、
積極的に聞く方法の2種類があります。

ここで意外と重要となるのが、
受動的に聞く行為で、そのときに「メモ」
を取りながら聞く技術を磨きます。

3番めに学ぶのは「書く」技術です。

「書く」ことは、4技能の中で唯一、
形を残すことができる行為です。

「書く」ときに重要なのは、
「何を書くか取捨選択すること」と
「必ず伝わるレベルで書く」ことです。

そして最後に学ぶのが「話す」技術です。

社会人にとって「話す」技術は、
会議や交渉の場、プレゼンテーション
などで使う重要な技術です。

ここでは、要素を整理して構造的に
話すことを目指します。

  「元来ビジネス書や勉強法の書籍で
  あれば “簡単に読めて、コスパがよく
  成果が出る” というコンセプトが
  大前提であり、本書のように一度読む
  だけでは習得が難しく、繰り返し
  実践・練習を積み重ねることを前提に、
  本質的なノウハウを盛り込む企画は
  極めて異例かもしれません。
  しかし、本質的には(何事もそうですが)
  楽をして身に付けられる技術・ノウハウ
  に高い価値はありません。」

本書の技術は、小林さんが語るように、
身に付けるためには、訓練が必要です。

しかし、一度身に付けてしまえば、
一生使える自分の資産になるので、
時間をかけて取り組む価値は十分にある
と思います。

この本から何を活かすか?

元々持っている知識が少ない場合と
多い場合では、どちらが新しい知識を
習得しやすいのか?

頭に入る知識の容量が一定だとすると、
既に入っている知識があり過ぎると、
もう入らないと思うかもしれません。

しかし、実際はその逆です。

  「保有している知識が多いほど、
  新たな知識を習得しやすい」

なぜなら、何かを覚える際には、
その周辺情報があるほど覚えやすいから。

だから、新しいことを学ぶときには、
少しでも馴染みのある部分から広げる
ことがポイントとなるようです。

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| 勉強法 | 05:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550


ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550

満足度★★★★
付箋数:26

著者の岡田兵吾さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

手元に本が届いてから「これはいい!」
と思い、実際に毎日使っています。

何がいいかと言うと、掲載されている
英文自体が、それほど難しくないこと。

それでいて、困ったときに使えそうな
乗り切るための表現が満載されています。

本書は、ビジネスの現場で非ネイティブが
生き残っていくために必要な、厳選された
英語フレーズと、極意がまとめられた本。

英会話は生きている言葉なので、
正解は1つではありません。

あの本では、こう書いてあったけど、
こっちの本では別の表現が使われてる。

その答えが1つではないところが
英語を勉強する人にとっては、
難しく感じるところでもあります。

しかし、本書を読むとビジネスの現場
では、何が正解かがわかります。

それが、非ネイティブが生き残って
いくための英語フレーズです。

例えば、何か大きな問題があるとき、
次のどちらの表現がよいでしょうか?

 A :  I have a big problem.
 B :  I'm facing a big challenge.

どちらの表現も伝わる英語です。

この場合、正解は「B」。

  「悩んでいると伝えている点は
  どちらも共通しています。
  ネガティブな印象を与えたのが “A” 、
  ポジティブな印象を与えたのが “B” 
  です。」

また、相手の言っていることを
聞き逃した時の表現はどうでしょうか?

 A :  Once more, please.
 B :  Sorry?

こちらも使うべき表現は「B」です。

  「一見、Aさんのほうが丁寧にお願い
  しているように見えますが、じつは
  これNGなんです。 “please” を
  つけているのでよいと思われがち
  ですが、命令っぽく聞こえている
  のです。」

今や、英語を話す人でもネイティブ
より、非ネイティブが圧倒的に
多いと言われる時代です。

実に英語人口の80%は非ネイティブ。

そんな中で、同じ程度の英語力でも、
会議や議論で自分の意見を発言できる
非ネイティブと、ほとんど発言できない
非ネイティブがいます。

その差は何なのでしょうか?

著者の岡田さんは、グローバル企業で
生き抜いている非ネイティブを観察し、
次の2つのルールがあることを発見しました。

 1. 使えるフレーズを多用する
 2. ポジティブで丁寧な言い回しをする

この2つのルールを守ることで、
相手への伝わり方、与える印象が
全く違うものになるようです。

また、岡田さんはかつての上司から
次ように言われ、英語観が大きく変わった
と書いています。

  「非ネイティブの我々が、きれいな
  英語を話す必要はない。自分が伝えたい
  ことを伝えるのに大切なことは、
  Clear(明確さ)、Crisp(簡潔さ)、
  Concrete(具体的である)。
  この3Cを意識して伝える。
  つまり非ネイティブの英語には
  『Structured Communication』
  (論理的で構造的にわかりやすく
  伝えるコミュニケーション能力)
  が必要なのだ。」

本書に掲載されているフレーズや会話例は、
この3Cの精神が貫かれています。

そのため、英語学習者にとっても簡潔で
わかりやすい表現になっています。

また、本書はビジネスの現場で、
英語を使った生き残っていくための、
エピソードも満載されています。

現場でのエッセンスが詰まった
解説のパートを読むだけでも貴重で、
非常にためになると思います。

この本から何を活かすか?

聞かれたことはわからないときでも、
「I don't know.」や「I have no idea.」は、
ビジネスの会話では使わないようです。

「I'm not sure. But~」を使うのが正解。

確信ができなくても、わかる範囲で
少しでも答えようと努力することが
大切のようです。

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