活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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筋トレ英会話 ビジネスでもジムでも使える超実践的英語を鍛えなおす本

満足度★★★
付箋数:21

  「 “目標が見つからない” ……そんな人にこそ、
  英語と筋トレをお勧めしたい。英語と筋トレは、
  どの分野においても必ず役に立つ万能の力だ。
  そして努力を絶対に裏切らない。才能なんて
  関係なく、やったらやった分だけ確実に
  成長する。100%リターンが得られる投資と
  言っても過言ではないだろう。」

著者のTestosteroneさんは、これまで常に
「筋トレしろ」というメッセージを伝えて
きました。

今回は、初めてそのメッセージから外れます。

本書は、筋トレ好きによる筋トレのための
楽しく学べる英語本。

Testosteroneさんは、日本語・英語・中国語の
トリリンガルです。

子どもの頃から海外で生活していた訳ではなく、
英語・中国語をマスターするとう明確な目標を
持って、試行錯誤を繰り返して習得した方。

最初に英語を学んだときに、習得の心得や
学習のスタイルを確立したそうです。

そのため、次に取り掛かった中国語では、
かなり習得するまでの時間が短かったと
振り返ります。

本書では、Testosteroneさん流の英語習得の
「4つの心得」が示されています。

心得1. 自信を持て!
 君はすでに英語を話せる。

  「俺が断言しよう。 “自分は英語が話せる” 
  と認識した瞬間から、君は英語が話せる
  ようになる。君には今すぐにでも海外に行き
  生活する基礎的な英語力が備わっている。」

心得2. 他人の目を気にするな!
 意思の疎通ができれば、発音なんてどうでもいい。

  「ハッキリ言おう。英語を話すのに、発音が
  完璧である必要も、難しい構文や語彙を
  使いこなす必要も一切ない。(中略)
  英語はコミュニケーションツールだ。
  意思の疎通がもっとも重要な役割であり、
  発音とかカッコよさとかそんなものは
  二の次だ。」

心得3. ふてぶてしくあれ!
 「俺のつたない英語を理解するのは君たちの
 仕事だ!」ぐらいの精神でいこう。

  「 “英語は君たちにとっては第一言語だけど、
  俺にとっては第二言語なんだから、
  君たちが頑張って俺のつたない英語を
  理解しろ!” というふてぶてしいロジックで、
  アメリカ人と堂々と偉そうに話す。」

心得4. 英語学習は質より量
 英語は楽しんだもん勝ち。

  「(英語学習の)第1ステップは単語や
  基本的な文法など、基礎的な知識の暗記だ。
  (中略)英語の第2ステップで一番大切
  なのは質より量という単純明快な事実である。
  要は、第1ステップを乗り越えたあとは
  ただひたすらに英語と触れ合う時間を
  長くするという方法がもっとも効率的な
  学習法なのである。」

本書では、動詞と基本の文型から、
時制や助動詞、疑問詞など順番に英語の
型を学びます。

そこまでは、一般的な英語学習の本と同じ
ですが、基本例文はすべて筋トレをする
シチュエーションです。

  ・I love to lift weights.
  ・His body is covered with muscle.
  ・What is your favorite exercise ?
  ・Losing weight is not easy.
  ・I want to get a six pack, so I decided
   to go to a gym.

更に筋トレ好きのために、特別枠として、
「筋トレ英語」のコーナーを設け、
日常会ではあまり役に立たない単語や
フレーズを解説しています。

本書を読むと「筋トレに比べたら英語など楽勝」
と思えるようになるかもしれません。

この本から何を活かすか?

質より量をどうやって確保するのか?

Testosteroneさんは、英語字幕付きで
「海外ドラマ」を見ることを勧めています。

  「海外ドラマは “製作費を何十億円もかけた
  最高の英語教材” であり、これに敵う教材は
  ほかに存在しない。選ぶべき作品は
  『フレンズ』や『ゴシップガール』といった
  日常生活が中心のもの。」

見るときのポイントは、分からない単語や
表現の意味を片っ端から「調べない」こと。

主人公がよく使う言い回しや、何度も出てくる
表現など、どうしても「気になった場合のみ」
調べるのがいいようです。

私は『ゴシップガール』は、未視聴なので、
見てみようと思います。

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| 勉強法 | 06:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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同時通訳者のカバンの中 ツールを使いこなせば英語力3割アップ!

満足度★★★
付箋数:20

  「『同時通訳者のカバンの中』という
  タイトル通り、この本はもしかしたら、

  This is about my bag of tricks.

  これはわたしの bag of tricks についての
  本です。」

bag of tricks とは、(有効な)あらゆる手段
という意味です。

  「この本は、今まで英語学習に関して
  わたしが試してきて、効果があったと思う
  方法を bag of tricks としてご紹介した
  ものになります。」

著者は、NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」
の元講師の関谷英里子さんです。

本書は2013年に祥伝社から刊行された
同時通訳者の頭の中』の姉妹本。

同時通訳者の関谷さんが、これまで
カバンの中にどんなものを入れきたかを
紹介します。

学生時代、商社務め時代、同時通訳者に
なりたての頃までを振り返ります。

それは単純にアイテムの説明というよりも、
関谷さんが、どのように英語を学んできたか
の変遷を辿ることになります。

本書では、以下のアイテムとその具体的な
活用方法が紹介されています。

 <学生時代>
  フォニックスの表
  洋画のDVD/ネットドラマ
  ディクテーション用のノート

 <会社員時代>
  単語帳
  英語雑誌(エコノミスト)
  ツイッター

 <同時通訳者ビギナー時代>
  ユーチューブ
  オンライン辞書

 <NHKラジオ講師時代>
  NHKラジオ講座のテキスト
  オンライン英会話

 <現在>
  プレゼン資料
  メモ帳
  ペン
  クリップボード
  タイマー
  イヤホン
  電子辞書
  のどスプレー
  菓子
  水

 <スマホの中身>
  ポッドキャスト
  英語アプリ

この中で、いくつかのアイテムについて、
実際の使い方を見てみましょう。

まず、「単語帳」について。

これは既存の単語集ではなく、関谷さん自身が
日々の仕事の中で出会ったボキャブラリーを
書き留めたものです。

なぜ単語帳を作る必要があるかと言うと、
ビジネス英語と学校で習う英語の間には、
ボキャブラリーの違いがあるからです。

関谷さんは、海外の取引先が使う英語は、
「コンパクトでインパクトがある」と感じ、
日々の業務での発見をメモするように
なったそうです。

次に「NHKラジオ講座のテキスト」。

元講師として、関谷さんはこのプログラムは
想像以上に役に立つので、活用しない手はない
と説明しています。

活用方法は、講座を聞くのはもちろんですが、
オススメは会話文形式の英文の音読。

ただ声に出すだけでなく、誰かに読み聞かせる
ようなつもりで音読するといいようです。

人に伝えるように英文を読むことで、
日本人に決定的に足りないアウトプットを
補うことができるのです。

この本から何を活かすか?

私がメインで聞いているNHKラジオ講座は
杉田敏さんの「実践ビジネス英語」です。

この講座は、もの凄く内容が面白いので、
リスニング用にずいぶん昔から聞いています。

ただし、私の英語の実力からすると、
自分が本当に会話で使う表現としては
少し難しいと感じています。

そこで、現在は柴田真一さんが講師を務める
「入門ビジネス英語」をアウトプット用に
聞くことにしました。

こちらは、シンプルな英語を使いこなすための
講座なので、誰かに伝えるように読む練習には
ちょうど良いと感じています。

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| 勉強法 | 06:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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働く大人のための「学び」の教科書

満足度★★★
付箋数:25

私たちは、なぜ、学び続けなければならないのか?

以前の世界は、安定的で変化のスピードは、
あまり速くありませんでした。

そのため、人が一生のうちに過ごす社会は、
せいぜい1つでした。

その社会で、一度しっかり学んで、子どもから
大人になってしまえば、私たちはそのまま、
大人でいることができました。

しかし、現在の進歩する世界では、人が一生に
おいて過ごす社会は1つではありません。

時間と共に世界は変わるので、大人になってから
時代が変わってしまうと、新しいルールを
一から学び直さなくてはならないのです。

つまり、大人になっても、何も学ばなければ、
次の時代の子どもに抜かれてしまいます。

今や学び続けなければ、大人が大人のままで
いられない世界になっているのです。

しかし、ここで重大な落とし穴があります。

それは、私たちは「大人の学び方」を誰からも
教わっていないということです。

  「大人が、新世代の子どもレベルに堕して
  しまわないためには、来し方を振り返り、
  未来を構想し、次のステージに自らを
  振り向ける。つまり、学び続けていくことが
  必要になるのです。
  かくして本書は、学校では教えてくれなかった
  効果的な “大人の学び” を取り扱って
  いきます。」

著者は、東京大学 大学総合研究センター准教授
の中原淳さんです。

本書は、中原さんがこれまで行ってきた
人材研究のアカデミックな知見に基づいて
書かれた「大人の学び方」を指南する本です。

まず、示されているのは学びの「OS」に当たる
3つの原理原則です。

1. 背伸びの原則

 実現は難しいけれど、なんとか頑張れば、
 やれそうなことに挑戦する。

 その中でも、楽しみを感じ、誰かに感謝される
 ことを見つけてチャレンジします。

2. 振り返りの原則

 「振り返り」は経験を学びに変えます。

 定期的に次の3つの問にで振り返ります。

  What?「過去に何が起こったのか?」、
  So What?「どのような意味があったのか?」
      「何がよくて何が悪かったのか?」
  Now What?「これからどうするのか?」

3. つながりの原則

 人は、一人で変わっていくには限界があります。

 他者とのつながりには学びがあるので、
 成長には他者からの支援は不可欠なのです。

学ぶためのOSを実装したら、アプリケーション
に相当する「7つの行動」を身に付けます。

 行動1  タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ
 行動2  本を1トン読む
 行動3  人から教えられて学び
 行動4  越境する
 行動5  フィードバックをとりに行く
 行動6  場をつくる
 行動7  教えてみる

私たちは、行動しなければ、今後の可能性や
今後の変化の方向性がわかりません。

ですから、失敗しても成功しても、
行動することなしに、学べないのです。

ただし、これら7つの行動は「すべてやるべき」
というものではないようです。

自分に足りていないものや、手の届きやすい
ものから実践すればいいと説明されています。

人生100年の時代と言われていますから、
これからますます、「大人の学び方」は
必要になってきます。

本書は、そんな時代でも生き残っていくための、
大人の学びの教科書です。

この本から何を活かすか?

中原さんは、大人の学びには「本を読む」ことが
欠かせないとして、その利点を2つ挙げています。

1つ目の利点は、本を読むと、自分のなかに
「地図」が持てるようになります。

本を読めば読むほど、広い地図を持てるのです。

2つ目の利点は、他者の経験や思考を代理学習
することができること。

もちろん直接経験することの方が学びの効果は
大きいですが、時間とお金のコストがかかります。

その点、本を読むと、学びの効果は直接経験より
少ないものの、圧倒的コストがかからず、
効率よく学ぶことができるのです。

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| 勉強法 | 05:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法

満足度★★★★
付箋数:25

日本人は、帰国子女でもない限り、
どんなレベルの人でも、「英語が苦手」と
思っている人がほとんです。

実際には、それほど苦手でない人まで、
そう思うのには理由があります。

それは、「英語ができる=ペラペラ話す」
を目標にしてしまっているから。

しかし、本書の著者、戸塚隆将さんは、
それは日本人が「目指すべき英語」として、
間違っていると指摘します。

戸塚さんは、ゴールドマン・サックスや
マッキンゼーで働き、グローバルで活躍する
日本人を多く見てきました。

実際にそこで活躍する人たちは、
私たちが一般的に想像するイメージと姿と
ちょっと違うようです。

  「もしかすると、ネイティブスピーカー
  のような綺麗な発音で、難しい英単語や
  表現を随所に散りばめ、よどみなく
  ペラペラと話をする―。
  そんな姿を想像するかもしれません。
  しかし、彼らの英語はそうではありません。
  むしろ、日本語アクセントの残る英語で、
  聞き慣れた単語や表現のみを用い、
  ゆっくりと手短に話をする。
  そういう人が多かったのです。」

ただし、ペラペラ話す必要はありませんが、
相手の話すスピードで言っていることを
聴き取るリスニング力は必要です。

つまり、聴くときは相手のペースで、
話すときは自分のペースに切り替えます。

本書は、世界のエリートが使う
シンプルな英語を身につける方法を
解説した本です。

スティーブ・ジョブズさんや、
カルロス・ゴーンさんのスピーチを聞くと、
意外なほどシンプルな英語を使っている
ことがよくわかります。

本書が目指すシンプルな英語は、
次の3つの特徴を持ちます。

  1. 結論が明確で、短く、わかりやすい
  2. 論理が明確で、ストレート
  3. 簡単でわかりやすい語彙

戸塚さんは、日本人の英語に対する
「誤解」を解くことから本書を始めます。

その1つが、「英語学習はスキマ時間に
やればいい」という誤解。

やらないより、やった方がいいかも
しれませんが、それだけで英語を
学ぼうとするのは土台無理な話。

英語は「だらだら3年」続けるより、
「集中して3ヶ月」勉強する方がいいのです。

短期集中の方が、習得の手応えが感じられ、
英語学習の好循環が生まれやすいからです。

英語学習は短期集中的に基礎力を身につける
アプローチをとるべきなのです。

さて、本書ではシンプルに伝える英語を
身につける方法を6ステップで解説します。

 STEP1 「ブロークン」でもいいからとにかく話す
 STEP2 正しい発音を「まず頭で」理解する
 STEP3 英文を「前から」解釈しながら読む
 STEP4 「音読とセットで」ひたすら聴く
 STEP5 結論と根拠を明確にして「ロジカル」に書く
 STEP6 かならず「フルセンテンスで」話す

これらの方法は、決して特別なものもなく、
目新しい方法でもありません。

しかし、これこそが非ネイティブが、
本格的な海外生活なしに英語を身につける
一番の近道だと戸塚さんは説明します。

私自身は、これまで試行錯誤しながら、
英語を勉強してきましたが、
「本書の勉強法は正解」だと思います。

もし、ビジネスで英語を身につける必要があり、
勉強方法で迷いがあるなら、本書を読むことを
お勧めします。

個人的には、もっと若い頃にこの本に
出会いたかったと思いました。

この本から何を活かすか?

本書では、英語力以外に「伝える」うえで
大切なポイントが挙げられています。

  1. 大きな声で話す
  2. 「結論」と「根拠」を示す
  3. メッセージの中身をハッキリさせる
  4. 簡単な言葉を使う

これらは、コミュニケーションするうえで
大切なことですから、日本語で話すときでも
意識すべきことだと思います。

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| 勉強法 | 06:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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不安な未来を生き抜く最強の子育て

満足度★★★
付箋数:24

オトバンクの上田さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「本書は現在進行中の一連の教育改革、
  中でも特に影響の大きい、2020年からの
  大学入試改革を前に、どのように子どもの
  教育に取り組んでいけばいいかについて
  佐藤先生と私で語り合いたいと思います。」

本書は、作家・政治家・社会活動家の
井戸まさえさんと、知の巨人として知られる
佐藤優さんの3冊目の対談本です。

お二人は、これまで『子どもの教養の育て方』、
小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識を
いっきに身につける
』の2冊の教育関係本を
刊行しています。

しかし、大学以上の高等教育について、
中心的に論じたのは今回が初めてです。

以前から、日本の教育は変えなければ
ならないと言われ続けてきました。

しかし、何度となく教育改革を試みても、
実際のところあまり大きく変わりませんでした。

なぜなら、これまでの教育改革は大学入試と
連動していなかったからです。

  「要は日本の学校教育が大きく変わるのは
  大学入試が変革したときだけなんです。
  それは過去に2回あって、一度目は戦後
  おこなわれた旧制高校から新制大学への改編、
  二度目は1979年、今のセンター試験の前身
  となる共通一次試験。今回はこれらに次ぐ
  大きな改革になってくるから、これは注意深く
  見ていく必要があります。」

佐藤さんの言葉を借りると、今回の教育改革は
「日本社会のOSの大転換」に相当します。

実際に、いつまでも40年前の教育システムを
マイナーチェンジしているだけでは、
グローバル化やAIなどテクノロジーの発達に
よる社会の変化について行けません。

  「もし、この改革がうまくいけば、
  ざっくりいって10年後に社会人になる連中は、
  新しい、要するにバージョンアップしたOSに
  なるわけです。
  まもなく小学生からプログラミングを授業に
  取り入れるようになるし、 “文理融合” も
  進むから、文系でもプログラミングとか、
  アルゴリズムとかがわかる子どもたちが
  普通に出てくる。そうすると、今の大学生
  というのは、最後の古いOSで、つまり
  Windows98みたいなのを使わされている
  ようなもの。だから、もう少したつと
  アプリが動かなくなるかもしれない。」

2020年の大学入試改革の流れを受けて、
幼稚園から大学まで、さまざまな指導要領や
制度が更新されようとしています。

親世代の持つ、過去の成功体験や常識は
通用しなくなるどころか、大きな足枷に
なってしまう可能性もあるのです。

大きく変わる社会を生き抜いていくために、
子どもをどのように育てたらいいのか。

本書は、そんな不安や疑問に答える本です。

これから導入される「大学入試共通テスト」が
今のセンター試験とどう違うかについては、
新聞やネットの情報でも十分にわかることです。

しかし、そういった表面的なことではなく、
根底にある本質的な変化について
お二人は本書で語り合っていますから、
子を持つ親としては、読んでおくべき本
だと強く感じました。

我が家の例では、2019年の大学入試改革前に
子どもが受験を終える予定です。

つまり、旧OSで受験する最後の世代に
なるわけですが、大学に受かる受からない
というレベルの話ではなく、新OSに比べて
何が足りないかがよくわかりました。

新しい教育制度は、新OSで育つ本人にとっては、
それが当たり前になるので、旧OSで育った世代
にこそ必要な本だと思います。

  第1章 戦後最大級の大学入試改革を迎え撃て
  第2章 「4技能」時代に勝てる語学力の身につけ方
  第3章 大学受験改革後、価値ある大学に進むには?
  第4章 卒業後の人生を分ける、大学での学び方
     の極意
  第5章 佐藤優が直伝!子どもの学力をグンと
     伸ばす方法
  第6章 教育とお金の問題
  第7章 あなたの子どもはAI時代を生き残れるか
  第8章 自立できる子ども、できない子ども

この本から何を活かすか?

本書で、良い進学先として推奨されていたのは、
「公立大学」でした。

その判断基準は、「良い教員」がいるから。

公立大は国立大に比べ、教員は異動が少ないので、
継続して質の高い授業ができるようです。

また、経済的に地元とのつながりも強いので、
地方銀行などへ就職する場合は、公立大の方が
有利になるようです。

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