活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て


頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て

満足度★★★
付箋数:22

著者の小川大介さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

多くの親は、子どもに「頭のいい子」に
育って欲しいと願います。

しかし、親が育ってきた時代の「頭のよさ」
と、これからの時代の「頭のよさ」が
違うことに、多くの親は気づいていません。

今の親世代が、子どもの頃、頭のよさは、
「知識量」「問題処理の速度」「正確さ」
の3点で測られていました。

つまり、「みんなができること」を
「みんなよりも多く、速く、正確に」
できることが求められていました。

しかし、時代は変わりました。

これからの時代、「みんなができること」
は、AI(人工知能)が誰よりも多く、
速く、正確に処理してくれるように
なります。

そのため「みんなができること」よりも、
「誰にも負けない自分ならではの強み」を
持つことが、求められるよになります。

これからの時代における「頭のいい子」
とは、「自分の強みを社会で発揮できる」
子と言えるのです。

では、そんな子にはどうしたら育てる
ことができるのでしょうか?

その親の疑問に答えるのが本書です。

著者の小川大介さんは、中学受験のプロ
として、これまで5000組以上の面談を
行ってきました。

その中で、見つけた子育ての秘訣を
本書で公開します。

最大の秘訣は、本書のタイトルにも
なっている、「見守る」子育てです。

多くの親は、親の目から見て教育に
よさそうなものを「与えすぎ」ている
と小川さんは指摘しています。

具体的には、小学生のわが子の放課後
の時間を、習い事で埋め尽くしている
ケースです。

与えすぎは、子どものエネルギーを奪い、
伸び悩み、苦労する傾向になりがち。

習い事は、詰め込みすぎずに、
子どもが夢中になれるものに絞って、
「一点豪華主義」にした方がいい
ようです。

忙しすぎると、心が動かなくなるので、
子どもには自由に考えを巡らせる
時間を与えるべきと小川さんは言います。

ここで言う、「一点豪華主義」とは、
1つの習い事にお金をかけるという
意味ではありません。

かけるべきものは、お金ではなく、
「親の関わり」です。

また、「与えすぎ」はよくありませんが、
本書では「与えたほうがいいもの」も
3つ挙げています。

1つ目は、「勉強するのが当たり前」
という考え方。

勉強したら、世の中についてわかること
が増えて、毎日が面白くなると親自身が
理解し、子どもに伝えることが大切です。

2つ目は、「情報を取り入れる技術」。

知りたいという気持ちを満たすために、
自分で必要な情報を必要なだけ
得られるように、取り入れ方を教える
必要があります。

3つ目は、「環境に出会うチャンス」。

知らないものは、興味の持ちようが
ないので、新しい環境に出会う
チャンスを親が作ってあげるように
します。

本書では、親ががんばり過ぎないで、
子どもが伸びる「見守る子育て」を
具体例を挙げながら、わかりやすく
解説します。

果てして、本書の方法は本当に効果が、
あるのか?

そう思った方は、ご安心ください。

小川さん自身が、本書の方法を実践し、
息子さんが2019年の中学入試で、
灘中・開成中・筑波大付属駒場中の
すべてに合格したそうです。

子どもの能力を伸ばすには、
「9歳前後まで」の育ち方が最も重要
だと言われます。

小さいお子さんのいるご家庭では、
親の関わり方として、参考になる本
だと思います。

この本から何を活かすか?

山口県で長く教育に携わった、
緒方甫さんの「子育て四訓」が
本書で紹介されていました。

 1. 乳児はしっかり肌を離すな
 2. 幼児は肌を離せ 手を離すな
 3. 少年は手を離せ 目を離すな
 4. 青年は目を離せ 心を離すな

親が取るべき、子どもとの距離感が、
絶妙に表現されている言葉ですね。

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| 勉強法 | 05:46 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意


調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意 (SB新書)

満足度★★★
付箋数:24

現代の日本社会は「フタコブラクダ化」が
進んでいます。

これは社会構造を調べたときに分布が、
2つのピークに集まっている状態です。

前コブに集まるのは、
高学歴・高収入の「持つ人」。

後コブに集まるのは、
それ意外の「もたざる人」。

あなたは、どちらのコブに属していますか?

今後、AIの発展などにより、後ろコブの
人口は拡大し、経済的には縮小します。

一方、数少ない前コブの人には、
仕事もお金も情報も集まっていく。

前コブに属するためには、AIを競争相手と
しない、人間だけが理解できる付加価値を
つける素養を磨く必要があります。

それがいわゆる「教養」です。

本書は、フタコブラクダ化が進む社会で
教養を身に付け、生き残って行くための
ノウハウがまとめられた本です。

著者は、「知の巨人」と呼ばれる、
佐藤優さんです。

佐藤さんは、毎月2冊の本と、
90本ものコラムや連載を書いています。

ページ数にすると1200ページの原稿を
毎月、書き続けています。

この佐藤さんの膨大な創作活動を
支えているのが、膨大なインプラントで、
多い月には、500冊以上の本に目を通す
ようです。

本書では、佐藤さんが実践している
「調べる技術」と「書く技術」が
公開されています。

それは、インプットとアウトプットを
セットで行う技術です。

まず、知的生産を行うためにベースと
なるのが、基礎知識と教養を身に付ける
ためのインプットです。

これをやっておくと、新たな情報を得た
ときの理解度が底上げされます。

では、具体的に何を使ってインプットを
行うのか?

最初にすべきなのは、「高校の教科書」を
使って、知性の土台を作ること。

高校の日本史A、世界史A、政治経済、
そして数学I・Aの教科書か、それに類する
参考書で知識と教養を身に付けます。

これがあると、ニュースを読んだときの
理解度が大きく向上します。

次に、日々移り変わる生のニュースは、
新聞、NHK NEWS WEB、新聞ダイジェスト
などから情報収集します。

やはり、時代が進んでも新聞は、
最も信頼できる二次資料であることは、
間違いありません。

逆に、SNSやメッセージアプリは、
知的生産を行うためには、やめた方がいい
と佐藤さんは言っています。

SNSやメッセージアプリを使うか、
使わないかで、生涯所得と出世に
大きな差が出てくることを、
肝に銘じておいた方がいいようです。

そして、読んだ知識を表現につなげる
アウトプットのスキルとしては、
「1冊のノートに手書き」することが
推奨されていました。

この手書きのノートには、あらゆる情報を
書きますが、メインとなるのは日誌です。

今日1日、何をしたか、誰と会って、
何を話して、どこに行ったかを書きます。

スケジュール管理は別の「2年手帳」を
使いますが、やった行動の記録としては、
ノートに記しておきます。

また、読んだ本の内容も、このノートに
「書き抜き」と「それに対するコメント」
の2つを記録として残します。

本書は、過去の佐藤さんの著作と、
共通した内容も多いので、高校の教科書を
読むことなど、すでに実践している方も
いるかもしれません。

しかし、知的生産を行うための、
インプットとアウトプットの技術が
コンパクトにまとめられているので、
お得で実践しやすい本だと思います。

この本から何を活かすか?

教科書以外で、高校の知識の学び直し用に
薦められていたのは、以下の書籍です。

 ・試験に出る哲学
 ・もういちど読む山川倫理
 ・生き抜くための高校数学
 ・生き抜くための中学数学
 ・新しい高校物理の教科書
 ・新しい高校化学の教科書
 ・新しい高校生物の教科書
 ・新しい高校地学の教科書

苦手な教科は、教科書よりも、これらの
書籍の方が手をつけやすいようです。

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| 勉強法 | 06:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

満足度★★★★
付箋数:23

2016年に刊行されたリンダ・グラットンさん
とアンドリュー・スコットさんの『LIFE SHIFT』。

それ以来、「人生100年時代」という言葉が、
重要なキーワードとなりました。

100歳まで生きるのが当たり前になると、
今の若い世代や現役世代はどう生きるべきなのか?

  「重要になるのは、 “新しい学び方” 、
  そのための心構えを身につけることです。
  それと同時に、教える側の保護者や先生にも、
   “新しい学び方” を伝えるための心構えが
  必要です。学ぶための戦術ではなく戦略が
  必要になるし、そこでは柔軟な思考訓練を常に
  行っていかなければならないでしょう。」

本書は、落合陽一さんが「新しい学び方」に
ついて、親子が一緒に読めるように平易に
書いた本です。

前半では、子どもの教育に関する考え方が、
Q&A形式で書かれていて、途中に落合さんの
半生を挟み、後半は「STEAM教育」について
解説されています。

子どもがいる親にしてみると、今の時代、
どんな育て方をすべきか、どんな教育を施す
べきかと、悩みも多いと思います。

そんな迷いがある方が読むと、Q&Aのパートは、
非常に腹落ちする内容だと思います。

  ・プログラミングの早期教育は必要ですか?
  ・英語はいつから習えばよいですか?
  ・MBAより、リベラルアーツを学ぶべき?

これらの問に対する落合さんの回答は、
本質的には、どれも同じです。

また、本書のメインは「STEAM教育」に関する
パートです。

STEAM教育は、2013年にオバマ大統領が、
国家戦略として掲げたことで話題になりました。

Science(科学)、 Technology(技術)、
Engineering(工学)、Mathematics(数学)に、
Art(芸術)を加えた教育方針。

テクノロジーが発展している時代ですから、
科学、技術、工学、数学の理工系の科目が
重視されるのは感覚的にわかります。

では、なぜここで「アート」が必要なのか?

それはSTEAM教育で育成された人材は、
基本的にシステム思考に陥りがちだから。

論理的に考えているだけでは、飛び抜けた
発想による思考のジャンプは生まれません。

そこで発想力・想像力を豊かにするために、
非合理的なアートの要素を取り込むのです。

AIの時代だからこそ、ロジックだけでは
辿り着けないアートの発想が重要になります。

では、アートはどのように学ぶのか?

本書では、アート鑑賞するときのアドバイスが
書かれています。

  「僕は学生にアートを鑑賞する時は、
  まず最初に、とにかくまっさらな心で見る
  ことを指導しています。そこで得られた
  印象や感覚を “これはなんだろう?” 
   “これはこういうことかな?” と言語化
  して解釈します。
  この時に大事なのは、自分の中に、
  自分なりのコンテクストを持つことです。
  鑑賞したアートを、自分の中の文脈と
  照らし合わせて考えて、論理的に言語化
  することと、五感を使って感じたことを
  バランスよくすることが大切です。」

アートを学ぶことは、前提知識を覚えて、
それを披露することとは違います。

絵を見るのに、正解も不正解もないのです。

さらに落合さんは、これまでの日本の教育では、
「何を覚えるか」ではなく「どう学ぶか」の
視点が欠けていると指摘します。

試験に出ることだけやって、でないことは
やらないという風潮が、「どう学ぶか」を
軽視する原因です。

正解を見つけるためでなく、
自ら課題を発見し、その課題に実践的に
取り組みながら学び続けるためには、
「どう学ぶか」に注目すべきなのです。

この本から何を活かすか?

落合さんは、「嵐」の二宮和也さんと
会ったときのエピソードを披露しています。

その中で「ジャニーズ=伝統芸能」論を
展開していました。

  「アイドルの本質は人間のブランド化
  だと僕は考えています。ジャニーズの
   “アイドル” は、人間そのもののブランド
  でありながら、先達が苦労して作ってきた
  環境、つまり “道” を伝統として引き継ぎ、
  その時代に合わせて整備しながら、
  次の世代へと継承してきたのでしょう。」

このように説明されるとジャニーズが、
能や歌舞伎のように見えてきました。

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| 勉強法 | 07:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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英語は3語で伝わります【どんどん話せる練習英文100】

満足度★★★★
付箋数:26

ダイヤモンド社の中村さんより、
献本いただきました。ありがとうございます。

2016年10月に刊行されて30万部を超える
ベストセラーになった、中山裕木子さんの
会話もメールも 英語は3語で伝わります』。

正直、この本のおかげで、私の英語に対する
考えも、ずいぶん変わりました。

中山さんはその後、日本テレビ系の
「世界一受けたい授業」にも出演しています。

さて、本日はその待望の続編を紹介します。

  「本書では、 “日本人にありがちな英語” 
  を “3語の英語” に組み立て直す練習をします。
  その手段として、100の英文を用意しました。
  100の英文はすべて、 “日本人にありがちな
  英語” と “3語の英語” を対比させる形に
  なっており、 “どこをどう考えれば、3語の
  英語になるのか” を詳しく解説しています。」

中山さんがススメる「3語の英語」とは、
主語・動詞・目的語をこの順番で並べた、
シンプルな英語です。

いわゆるSVOで構成される、第3文型を使って、
伝わりやすい文をつくります。

この「3語の英語」には10のコツがありました。

  コツ1 be動詞を避けよう
  コツ2 受動態を捨てよう
  コツ3 イディオムと難しい単語も捨てよう
  コツ4 現在形で「今」を大切にしよう
  コツ5 There is/are構文を捨てよう
  コツ6 SVOOとSVOCも捨てよう
  コツ7 仮主語It is...を捨てよう
  コツ8 否定のnot文を減らそう
  コツ9 はっきり詳しく言おう
  コツ10 シンプル単文を作ろう

本書は、前著の「おさらい」もあるので、
続編でありながら、本書を読むだけでも、
「3語の英語」の作り方がよくわかります。

ちなみに、本当に3語だけで話せるかと言うと、
当然、そんなことはありません。

しかし、SVOだけで割り切って文を作ると、
簡単になるだけでなく、躍動感のある英語に
なります。

例えば、「練習すれば、大丈夫」。

日本人にありがちな英語は次の文です。

  If you practice, you'll be just fine.

これを3語の英語で作るとこうなります。

  Practice makes perfect.

ポイントは、「動詞」の使い方です。

本書は、何がイイかというと、Chapter6の
実践編で徹底的に「練習」できるように
なっていることです。

この章では、30個の英文テンプレートが
用意されています。

主語と目的語はテンプレート通り言って、
目的語を入れ替えて、どんどん練習します。

この練習をすると、自分だけのオリジナルの
英文を蓄積することができます。

  「 “英語を話せるようになるコツは?” 
   “英語がペラペラになるには?” と聞かれる
  ことがあります。残念ながら、一夜にして
   “ペラペラになる” コツはありません。
  1つ、また1つと英文を組み立てる経験を積み、
  地道に練習するしかありません。
  私たちは非ネイティブです。 “何かを練習
  すれば英語がペラペラになる” という幻想は
  捨て去りましょう。自分の頭で考えて、
  組み立て、一歩一歩、着実に前に進みましょう。
  自分にまつわる英文を組み立て、それらを
  蓄積していくのがポイントです。」

あなたは、よく使うと言われる英文を懸命に
暗記しても、実際にはあまり使わないな、
と思った経験はありませんか?

私は、自分が言いたい表現は、フレーズ集
の中には、意外と少ないと感じます。

そこで、本書のテンプレートの空欄に
自分が使う目的語を入れて、使ってみる。

自分で考えて、声に出して練習すると、
それが本当に自分の英語になります。

本書は、英文がスラスラ出てこない
初級者・中級者の方には、
本当にオススメしたい本です。

この本から何を活かすか?

  「英語を話す近道は、まず “自分の話” が
  できるようになることです。自分は何を
  していて、何が好きか。何に興味を持って
  いるか。 “自分のことを話す英文” を
  組み立て、蓄積しましょう。」

自分のことを話す相手は、オンライン英会話
の講師がお手軽です。

しかも、毎回同じ講師を選ぶのではなく、
違う講師に変えると、「自分のことを話す」
練習が繰り返しできます。

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| 勉強法 | 05:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なぜヒトは学ぶのか 教育を生物学的に考える

満足度★★★★
付箋数:25

あなたや、あなたの子どもの学業成績は、
本人の努力によって決まるのでしょうか?

それとも、教え方によって差が出る
のでしょうか?

実は行動遺伝学では、驚くべき事実が
証明されています。

先生の教え方や本人の努力による影響は
大きく見積もっても全体のわずか20%に
過ぎません。

それに対して、遺伝の影響は50%、
そして残り30%は家庭環境の違いに
よるものだと分かっています。

なんと、学習者本人がどうすることも
できない遺伝要因と家庭環境で、
なんと80%も決まってしまうのです。

では、教育や学習はたった20%しか影響
しないので、意味がないのでしょうか?

そう考えてしまうのは大きな誤解です。

そもそもこの行動遺伝学のエビデンスは、
教育制度がきちんと働いていることを
前提としています。

もし教育や本人の努力が同じであれば、
遺伝と家庭環境の差が成績の差になる
ことを意味していています。

つまり、本人の努力がなければ、
もっと差が開いてしまうのです。

  「それでも可能な範囲で、この世界に
  ついてわかっていること、この世界を
  成り立たせていることについて、
  その人の遺伝的素質に沿った形で
  理解しておくこと、そしてより深く
  知ろうとし続けることはその人の
  人生においてより確信に基づいた
  意思決定を可能にし、その人の生き方を
  左右することになります。」

本書は、教育とは何か、
学ぶとはどういうことかについて、
「生物学的な視点」から考える本です。

著者は慶應義塾大学文学部教授の
安藤寿康さんです。

私たちが、学校や学校以外の機会を
通じて学ぶのは、頭を良くするため
でも、よい成績を取るためでも
ありません。

さらに、豊かな暮らしをするため
でもありません。

それは、ヒトが生物として生き延びる
ために、異なる遺伝的要素を持った
人たち同士で、知識を共有する必要が
あるのです。

  「教育とは決して他人よりも
  よい成績をとろうと競い合うため
  ではなく、また自分自身の楽しみを
  追求するためだけでもなく、むしろ
  他の人たちと知識を通じてつながりあう
  ためにあった。その意味でヒトは
  進化的に、生物的に、教育で生きる
  動物なのです。」

本書は、勉強する根源的意味がわかる本。

本書の考えは、私にとっては斬新でしたが、
非常に納得感はありました。

生物学的に考えると、あなたのこれまでの
教育観が大きく変わるかもしれません。

 序章 教育は何のためにあるのか?
 第1部 教育の進化学
  第1章 動物と「学習」
  第2章 人間は教育する動物である
 第2部 教育の遺伝学
  第3章 個人差と遺伝の関係
  第4章 能力と学習
 第3部 教育の脳科学
  第5章 知識をつかさどる脳

この本から何を活かすか?

一般知能の高い人はおしなべて何でも
できる傾向があります。

これはIQが高い人は、入試科目が多い
国立大学の入学試験で有利だということ。

しかし、IQが高くなくても遺伝的に
得意な科目を伸ばせば、入試科目の少ない
私立大学の入試では不利になりません。

一方、社会に出たときに求められるのは、
それぞれの職務に応じた固有の能力です。

全部にできなくても、専門性を磨けば、
社会では十分に活躍できるのです。

逆に、これが学校秀才が、必ずしも
社会で活躍できるとは限らない理由に
なっています。

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