活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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小西美穂の七転び八起き デコボコ人生が教えてくれた笑って前を向く歩き方

満足度★★★
付箋数:24

日経ビジネスの日野さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

  「何度転んだって大丈夫!
  よーく周りを見渡せば、起き上がる方法が
  きっと見つかる。そして、デコボコの道を
  走り続けたあなたの経験は、あなたにしかない
  力となって、あなたをずっと助けてくれる。
  ええかっこをする必要はありません。
  あなたが、あなたらしくあればいい。
  進む道も歩き方も、人それぞれなのだから。
  そして、変わることを恐れないで。
  新しい自分に出会い続けることが、
  人生の楽しみとなって、仲間を増やして
  いきます。走り続けた道の途中でふと
  周りを見渡せば、すぐ近くに、かけがえの
  ない宝物がいくつも見つかるはず。」

本書は、日本テレビの報道番組「news every.」
でキャスターを務める、小西美穂さんの半生を
綴った本です。

日経ウーマンオンラインに連載の
「小西美穂の七転び八起きのキャリア美学」
をベースに書かれています。

昔から比べて、男女の不平等は減ったものの、
働く女性が抱える悩みは小さくありません。

むしろ時代と共に多様化して、簡単には
解決できない問題も増えています。

仕事ではセクハラやパワハラに遭うこともあり、
家庭では子育てだけでなく、親の介護の問題も
抱えていることがあります。

そんな厳しい環境で働く女性を元気にしたい
という思いで、小西さんは本書を執筆しました。

小西さんは、「news every.」に出演し、
「ナゼナニッ」のコーナーを担当しています。

その日のニュースで扱った重要度が高い
内容を一歩踏み込んで解説しています。

私は、このコーナー、結構わかりやすくて
好きです。

誤解されることが、よくあるそうですが、
小西さんはアナウンサーではありません。

正式な肩書は、キャスター兼解説委員です。

キャスターという肩書を見ると、
非常にスマートな印象があります。

しかし、小西さんのキャリアは、
異例だらけで決して順風満帆とは言えない、
泥くさいチャレンジの連続だったようです。

小西さんは、これまでの半生を振り返って、
「七転び八起き」というタイトルをつけました。

  「 “七転び八起き” とは、私の30年近い
  キャリア人生を振り返った時に、一番しっくり
  とくる言葉。
  転がって、つまずいても、また起き上がる。
  また転んで、起き上がる。
  この繰り返しで、今の私はできています。」

私が、小西さんの魅力として感じるは、
ナチュラルさと我武者羅さとという相反する
性質を併せ持っていることです。

すごく不思議な感じがしますが、本書を読むと
これまでのキャリアから身につけたものだと
いうことがわかります。

  第1章 キャリア論
     「自分にしかできない仕事」をつくる
  第2章 チーム力
     声をかけて、仲間の力を引き出す
  第3章 突破力
     長くて暗いトンネル、どう抜け出す?
  第4章 ノート術
     気持ちを吐き出して、前を向く習慣
  第5章 婚活法
     魅力豊かな女性に生まれ変わるには
  第6章 友情論
     時には時間が女の友情を育む
  第7章 家族力
     いつか訪れる親の介護や看病、死別

小西さんの人生のイイときも、悪いときも
書かれているので、「どう生きるべきか?」
ということを考えさせられます。

しかし、読後は、何かが吹っ切れる感じがして、
「よし、また明日から頑張ろう」と思えるはず。

ちょっと行き詰まっている時に読むと、
また前を向いて歩き出す力を与えてくれます。

本来は女性向けに書かれていますが、
男性が読んでも元気が出る本だと思います。

この本から何を活かすか?

小西さんは、2つのノートを書いています。

1つは、気持ちを吐き出す「発散ノート」。

自分の中に湧き上がった誰にも言えない
ネガティブな感情を吐き出すために書きます。

もう1つは、成長を促す「改善ノート」。

こちらは自分だけの学びのエッセンスを
凝縮した、世界に1冊だけの自分の参考書。

この2冊でバランスを取るといいようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 心に効く本 | 06:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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女子の心は、なぜ、しんどい?

満足度★★★
付箋数:19

フォレスト出版の三上さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

本書のサブタイトルには、次のように書かれています。

 「女」を生き抜くためのセルフカウンセリング

本書の想定する読者は、もちろん「女性」です。

本書は、女性が「自由に女を生き抜く」ための本。

著者は、専門性の高い臨床心理士による
心理ケアサービスを提供する「ヒカリラボ」を
運営する清水あやこさんです。

私が、本書を読んだのは、男性には理解できない
女性の心理を知るためです。

よって、本来の目的から外れていますので、
その点を考慮して、この記事を読んでください。

女性は、女性特有の心理があるため、
生きていくのが「しんどく」感じるようです。

何が、「しんどく」させているのか?

それは、女性の感情・認知の「ゆがみ」があるから。

「ゆがみ」とは一種の思い込みです。

  「たとえば、客観的に見れば素敵な女性でも、
  過去の恋愛や失敗や親の刷り込みによって
  自分に自信がない場合は、恋愛はなかなか
  うまくいかないものです。なぜなら、彼女は
   “私は女性として魅力がない” と思い込んで
  いるからです。この思い込みを “ゆがみ” と
  表現しています。」

もちろん、この「ゆがみ」は女性だけでなく、
男性にもあるものです。

しかし、女性だからこそ生じやすい
「ゆがみ」があるので、本書ではそういった
心理に着目して、対処方法を説明します。

1つの代表的な例は、婦人会やママ友といった
コミュニティでの交流。

こういったコミュニティに所属していると、
「同じことをしていないと大変な目にあうはず」
「誰とでも仲良くしていないといけない」
といった「ゆがみ」が生じやすいようです。

女性のコミュニティでは、「自己内同調圧力」
の罠にはまっている可能性があります。

自己内同調圧力とは、周りが「同じことを
していないといけないよ」なんて思っていない
のに、勝手に自分で「みんなと同じことを
することを期待されている」と勘違すること。

これこそ、学生時代から女性社会の中で
培われてきた、女性にありがちな思い込みです。

本書には、ゆがみを整えるために、
次のようなアドバイスが書かれています。

同じことをしていないと大変な目にあうと
思っている場合。

  「(ランチや飲み会など)頑なに毎回誘いを
  断っていれば、いい気はされないかも
  しれませんが、オフィスや電話など、
  それ以外の場所や場面で愛想よく過ごして
  おけば、 “悪気はないけれども、誘っても
  来ない人” というキャラを確立することが
  できます。」

誰とでも仲良くしていないといけないと
思い込んでいる場合。

  「求めているものが “日常に波風を立てない
  ため” といった “純粋に相手を好き” 以外の
  ことであれば、それを得るために必要な分
  だけ人間関係にコミットすればいいのです。
  常に同調しなくても、差し障りのない
  ラインを見定め、必要なときだけ、
  なんなら形式上だけ、同調していれば
  それでオッケーです。」

これ以外に本書では、マウンティング、嫉妬、
バリキャリ、キラキラ女子、メンヘラ、
セクハラ、毒親、ワンオペ育児といった
女性の抱える悩みの心理的背景を説明します。

それぞれの「ゆがみ」に対し、どのように整え、
対処するかを具体的にアドバイスしています。

男性の私が読むと、不可解な女性心理の
一端がわかったような気がしました。

ただし、男性の女性との付き合い方は
本書には書かれていないので、
そこは自分で考える必要がありそうです。

この本から何を活かすか?

「メンヘラ」という言葉は、男性よりも
女性に対して使われることが多い言葉です。

メンヘラとは、精神的な疾患を持つ人のこと。

自己を安定させるために、パートナーが
いることや、パートナーから注目・称賛を
受けることは、男性よりも女性の方が
意味が大きいと、本書では説明しています。

女性のメンヘラに関する「ゆがみ」は、
次の2タイプがあるようです。

1つ目は、メンヘラであることを受け入れて、
メンヘラがアイデンティになるタイプ。

2つ目は、他人にメンヘラだと指摘されて
ショックを受けているタイプ。

タイプによって対処法は異なるので、
興味のある方は、本書でご確認ください。

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| 心に効く本 | 06:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

満足度★★★
付箋数:23

あなたの職場には、意地悪な上司はいませんか?

暴言を吐く、部下をいたぶる、卑怯、
人をこきおろす、他人をいじめて楽しむ・・・

本書では、こういうクソみたいな上司や同僚の
ことを「アホ」と表現します。

では、あなたの職場の「重症度」を、
6つの質問でチェックしてみましょう。

 質問1 あなたは職場でゴミ扱いされていると
    感じているか?

 質問2 不愉快な状況はずっと続いているか?

 質問3 相手は一時的な「アホ」か、
    それとも「ホンモノのアホ」か?

 質問4 アホは1人だけか、それとも組織全体が
    病んでいるのか?

 質問5 あなたにアホを上回る権力はあるか?

 質問6 アホなヤツにどれくらい苦しめられて
    いるか?

質問1と2はYesである場合、質問3はそのアホが
一時的ではない場合、質問4は組織全体の場合、
質問5はあなたが権力を持っていない場合。

そして質問6は気分がふさいだり、
気力を奪われたり、体調を崩したり、
苦しくて仕方がない場合。

あなたの答えが、これらに該当する場合は、
本書は必ず役に立つでしょう。

職場でのハラスメントから救ってくれます。

本書の著者、ロバート・I・サットンさんは、
スタンフォード大学で組織行動論や組織管理論
を研究している方。

同時にこれらをベースとした「アホ」の研究も
行っているため「アホ先生」と呼ばれています。

平気で人をおとしめるヤツ、憂鬱な気分を
蔓延させるヤツ、私たちの気力を奪うヤツ。

この手の人は、多くの職場や組織に
のさばっています。

  「人を人とも思わないこのアホどもを
  のさばらせると、まわりに害がまき散らされる。
  そこで私はアホに苦しむ人に向けて、
  これまでの研究をもとに本書を書くことで、
  性悪なアホどもにどう対処すればいいか、
  アドバイスをお伝えすることにした。」

本書でサットンさんが伝えるアドバイスには、
学術研究の裏付けがあり、それに実地で使う
テクニックを加えています。

また、人事担当に行ったインタビューで得た
話や、メールでもらった相談なども参考にして
書かれています。

最優先する対処法は、性悪なアホからは
「逃げる」ことです。

本書では、過激な逃げ方を避け、
エレガントに逃げる方法を解説します。

逃げられない場合の対処法は「かわす」こと。

どうやってアホなヤツと会う頻度・期間・濃度
を減らせばいいか、戦略的なかわし方の
テクニックを紹介します。

そして、あなたの心を守るために、
アホの見方、物の見方を変えて、心理的な距離を
取ることで、アホなヤツから受けるダメージを
小さくする方法を説明します。

最後には、慎重にやる必要がありますが、
アホに反撃するために、効果的な反撃方法も
紹介されています。

また、注意点として、他人をすぐさまアホと
認定してしまわない点にも言及されています。

  「人というものは自分の短所やミスには
  気づきにくく、気づいても寛大になりやすい。
  問題が出てくると、たとえそれが自分のせい
  でも、他人のせいにする傾向がある。
  だから、もし “あんなひどいことをするなんて、
  あいつは性悪なアホだ!” と憤慨している
  自分に気づいたら、こんな呪文を心で唱えて
  みてほしい。
   “他人のアホ認定は慎重に、自分のアホ認定は
  率直に” 。」

本書は、職場でのハラスメントに対処する
ための本ですが、同時に自分がする側に
回らないための本でもあります。

この本から何を活かすか?

本書の「おわりに」で、次のようなドイツの
寓話が紹介されていました。

  「凍えそうなほど寒いある晩、ヤマアラシの
  群れがお互いに身を寄せあって暖まろうとした。
  ところが、ヤマアラシたちは体をくっつけると、
  お互いのトゲが刺さって傷ついてしまう。
  でも体を離すと、今度は寒くて凍えてしまう。
  やがてくっついたり離れたりを何度も繰り返す
  うちに、ヤマアラシたちはお互いを傷つけ
  ないで、ほどよく暖まることができる距離を
  見つけだした。
  この距離が “慎み深さと礼儀正しさ” と
  呼ばれるようになったという。」

この程よい距離が、人間関係では重要ですね。

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| 心に効く本 | 05:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本当にあった15の心あたたまる物語

満足度★★
付箋数:18

あなたは、「TED」のビデオを見たことが
ありますか?

TEDとは、テクノロジー、エンターティメント、
デザインなどの分野で、世界的に活躍する
第一人者による講演会です。

著名人のすごいプレゼンテーションが
話題になっていたので、TEDの動画を
ご覧になった方も多いと思います。

しかし、あくまでTEDのプレゼンテーションは
観るもので、自分がスピーカーになることを
想像するのは、難しいと思います。

そこまでハードルが高くなく、もっと身近で、
一般の人も参加できるTEDのようなイベントは
ないのでしょうか?

実は、ニューヨークに「The Moth(ザ・モス)」
というイベントがあります。

「ザ・モス」は、舞台芸術の一ジャンルとして
ストーリー・テリングに取り組む非営利団体。

宇宙飛行士やノーベル賞受賞者、コメディアン
など著名人も登場しますが、もっと一般の人、
例えば詐欺の被害に遭った人などが登場します。

多種多様な語り手が、自らの体験を10~15分の
物語にまとめて、舞台で話します。

設立は1997年でした。

小説家のジョージ・ドーズ・グリーンさんが、
故郷のジョージアで過ごした蒸し暑い夜の
雰囲気をニューヨークの夜に再現したいと
思い立って始めました。

モスとは「蛾」のことです。

グリーンさんの故郷では、街灯に誘われた蛾が
飛び交う中で、友人たちが玄関の軒先に集まり、
思わず引き込まれてしまうような物語を
夜通し語り合っていました。

最初の「ザ・モス」は、グリーンさんの
自宅のリビングで行われましたが、
イベントはほどなく、ニューヨーク中に広がり、
大きな会場で開催されるようになりました。

これまで「ザ・モス」が紹介してきた物語は
3000ステージを超え、そのステージは
ニューヨークのほか、全米各地を巡回して、
ショーを開催しています。

ウォール・ストリート・ジャーナルでは、
「ニューヨークで最も人気のある、
最もヒッピー的な文芸イベント」
とも称されています。

  「あなた自身のことをお話ください。
  あなたがどのようにして今の『あなた』に
  なったのか、その物語を教えてください」

「ザ・モス」の語り手には、このように
依頼されます。

それぞれの人生の最大のできごと、
人生が、それがよい方であれ悪い方であれ、
転換した瞬間について話しをするように
促されます。

どちらかというと好まれるのは、
自分の弱さをさらけ出した「過ち」の
物語です。

その方が啓示的で示唆に富む場合が多い
からです。

かつて作家のジョージ・オーウェルさんは
言いました。

  「不名誉なことが明かされていない限り、
  自伝を信用することはできない。
  自分についてよいことばかり述べている人間は
  おそらく嘘をついている。どんな人生も、
  内側から眺めれば、挫折の連続にすぎない
  のだから」

「ザ・モス」の語り手には、この教訓が
生かされています。

ここで求められるのは、饒舌な語りよりも、
人には知られたくないことを告白できる
才能のようです。

本書は、「ザ・モス」で語られた物語から
活字にしても伝わるものを15話に厳選して
紹介しています。

出版にあたり過去16年分の3000以上の物語を
一度文字に書き起こし、その中から選ばれた
物語が掲載されています。

ただ、個人的には、感動する物語を
期待していましたが、そこまでの話は
少なかった印象です。

この本から何を活かすか?

本書の物語は、次のような方々が語り手です。

  ・マザー・テレサの命を救った新米医師
  ・ネジ1個に翻弄される宇宙飛行士
  ・自分の出自に悩むノーベル賞遺伝学者
  ・訳ありの家で在宅介護をすることに
   なった医療助手
  ・死期の迫る妻をハーレーに乗せて
   疾走するコメディアン

本書の中には、「ザ・モス」の創始者、
ジョージ・ドーズ・グリーンさん自身の話も
掲載されています。

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| 心に効く本 | 06:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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こじらせママ 子育てしながらココナッツオイルで年商7億円。

満足度★★★
付箋数:23

オトバンクの上田さんに献本いただきました。
ありがとうございます。

ダイエットや美容への効果が注目され、
2015年頃から「ココナッツオイル」が
ブームとなっています。

美容食材としては、息の長いブームですね。

ダイエット効果、美容効果、アンチエイジング、
アルツハイマー予防、動脈硬化予防など、
様々な効用があると言われています。

日本でも人気のあるのファッションモデル、
ミランダ・カーさんが愛用していることで、
さらにブームに拍車がかかりました。

もともと、珍しい輸入食材という程度でしか
認知されていなかったココナッツオイルを、
日本で流行らせたのは誰か?

  「はじめまして。株式会社ブラウンシュガー
  ファースト代表、荻野みどりです。
   “ブラウンシュガーファースト” といっても、
  知らない方もいるかもしれませんね。
   “ココナッツオイルブームの火付け役” とよく
  呼んでいただきますので、もしかすると、
  オーガニックのココナッツオイルを販売して
  いる会社と言ったほうが、ピンと来るかも
  しれません。」

本書は、一大ココナッツオイルブームを
巻き起こした女性起業家が「働き方・生き方」
について綴った本です。

女性起業家と聞くと、スマートな女性という
イメージですが、荻野さんは、女性としても
母親としても、ずいぶん苦しみ、葛藤しながら、
事業を成功させました。

4つも大学に行って、そのすべてを1年で中退。

21歳で家出同然で福岡から上京してからは、
履歴書に書ききれないくらい職を転々とします。

結婚して専業主婦になると、何もしていない
自分に落ち込み、仕事を再開しても、
それが本当にやりたい仕事か悶々としました。

娘さんを生み、ブラウンシュガーファーストを
始めてからも仕事と育児の両立に悩みます。

そして離婚も経験し、シングルマザーに。

タイトルに「こじらせママ」とありますが、
いつも自分に自信がなく、迷い続けた人生です。

  「全然スマートじゃないわたし。
  この本ではそんなわたしが、どうやって
  会社を作り、成長させていったのか。
  こじらせていた自分とどう向き合ったのか。
  そして子育てと仕事をどう両立しているのかを
  お伝えするものです。」

荻野さんが、ココナッツオイルに注目したのは、
まだ小さかった娘さんに湿疹が出たり、
便秘になって、食の大切さを痛感したことが
きっかけでした。

ココナッツオイルが健康に良いことを知り、
最初は通販でアメリカから取り寄せて、
お菓子作りで使うことから始めました。

ここからが、荻野さんの行動力のすごい
ところです。

輸入ではお菓子に使うには高すぎると考え、
ココナッツオイルの産地に行って、
仕入れさせてもらうように直談判しました。

フィリピンの製造現場に来た荻野さんは、
「ココナッツオイルを商品化しよう」という
事業への思いと、8ヶ月の娘さんを日本に
残してきた後悔の念が湧き上がり、
自己嫌悪に苛まれます。

  「母親としての自分、働く女性としての自分。
  どちらも半人前。
  この葛藤から抜け出すには、そうしたらいいの?
  いくら考えても、答えは見つかりませんでした。」

しかし、荻野さんは自分をシンプルにすることで、
悩みの解決策が見えてくるよになります。

そして、子育てをしなからでも、
ワクワクして働くポイントを見つけていきます。

結果として、資本金20万円でスタートした
ブラウンシュガーファーストは4年間で、
年商7億円の企業に成長しました。

最初は、自分の娘のために始めた商売が、
いつしか高い志を持つようになりました。

女性であれば、共感することは必至で、
荻野さんの成長の過程が追体験できます。

また、男性の私が読んでも、
参考になる行動や考え方がある本でした。

この本から何を活かすか?

  人生の指針として、「おばあちゃんの自分」
  を想像してみよう

荻野さんは、自分が本当にやりたいことを
見つけるための方法として、70歳になった
自分を想像することをススメています。

なぜ、70歳かというと、今の年齢に近いと、
今あるしがらみの延長で考えてしまうから。

何の制約もないところで、何をしていたら
幸せなのかを考えることがポイントです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 心に効く本 | 06:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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