活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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年収1億円の人は、なぜケータイに出ないのか?

満足度★★★
付箋数:23

サンライズパブリッシングさんから
献本いただきました。ありがとうございます。

お金を稼げる人と、稼げない人の差は何なのか?

実は、年収300万円の人と年収1000万円の人、
更には年収1億円の人の「能力」には、
それほど大きな違いはありません。

違うのは、「考え方」です。

思考を変えれば、現在年収300万円の人も
年収1000万円、1億円と稼げるようになります。

本書の著者、水野俊哉さんは、年収300万円、
年収1000万円、年収1億円を大きく2つの
グループに分けています。

それは、「年収300万/1000万グループ」と
「年収1億円グループ」です。

なぜなら、年収1億の人からすると、
年収300万と1000万は大差がないからです。

これは単純に年収額の差を言っている
のではなく、この2つのグループの間には、
高い壁が存在しています。

その壁とは、「サラリーマンであるか否か」。

サラリーマン業だけをやっていて、
年収1億を稼いでいる人はほとんどいません。

一方、個人経営者、起業家、投資家になれば、
年収1億を稼いでいる人は珍しくありません。

「サラリーマンであるか否か」の違いは、
お金を生み出すことに使う時間の違いです。

サラリーマンは、いくら高い給料をもらっていても、
会社に行かない休日には、お金を生み出しません。

一方、個人経営者、起業家、投資家は、
どの瞬間にでもお金を生み出すことが可能です。

そのため、普段の時間の使い方から、
余暇の過ごし方まで違ってくるのです。

そうして培われるのが「お金持ちならではの思考」。

本書では、その思考の違いを明確にするために、
年収300万円の人、年収1000万の人、年収1億円の人
の50の習慣を比較して紹介します。

 年収300万円の人の服は、生活するのに必要なもの
 年収1000万円の人の服は、オシャレに不可欠なもの
 年収1億円の人の服は、ビジネス上の投資

 年収300万円の人は、行列に並ぶ
 年収1000万円の人は、人気店の行列に並ぶ
 年収1億円の人は、並んでいる店には行かない

 年収300万円の人は、マンガを読む
 年収1000万円の人は、小説や教養本を読む
 年収1億円の人は、『金持ち父さん 貧乏父さん
 を読む

 年収300万円の人は、すべての電話に出る
 年収1000万円の人は、大事な電話に出る
 年収1億円の人は、電話に出ない

本書のタイトルになっているケータイの
使い方について解説すると、年収1億の人は、
ケータイを「電話」としては使いません。

メールで済むことを、わざわざ電話する
必要がないと考えるからです。

ですから、基本的にケータイの連絡手段は
メールやLINEになります。

かかってきた電話に「直接」出ることも
ありません。

ケータイは「常にサイレントモード」に
しておいて、留守電で選別を行います。

どうしても折り返しが必要な電話にのみ、
自分の都合のいい時間にかけ直すようです。

本書は、今すぐ会社を辞めて、年収1億円を
目指すことを勧める本ではありません。

「今の自分の年収に納得していない」、
「自分は今よりもっとできることがある」
と感じる人に、これまでにない考え方に
触れるチャンスを与えてくれます。

変えるのは能力ではなく、思考法なので、
お金持ちの考え方に気がつけば、
本書を読んだ瞬間から、稼げる思考に
変えていくことができます。

ただし、本当にお金持ちになれるかどうかは、
その思考を、毎日の行動習慣として、
落とし込めるかどうかにかかっています。

本書の内容は、非常に納得感の高いものでした。

古今東西の成功法則や、富裕層の思考法、
ライフスタイルに精通している
水野さんだからこそ、書ける本だと思います。

この本から何を活かすか?

 年収300万円の人は、反対されたらやめる
 年収1000万円の人は、応援されたらやる
 年収1億円の人は、反対されたらむしろやる

個人的には、この習慣が、お金持ちと、
そうでない人の違いを端的に表していると
感じました。

お金持ちは、常に大勢の意見と反対のことを
やろうとしています。

周りから反対されるほど、そこには
ビジネスチャンスがあると考えるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 成功哲学 | 06:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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残酷すぎる成功法則

満足度★★★
付箋数:23

  「巷には、成功の一面だけを取りあげた本、
  あるいは実践的アドバイスなしに昨今の
  成功理論だけ紹介した本が溢れている。
  本書では、まず実際に使える理論を見きわめ、
  次に、あなたが目指すところに行くための
  具体的な方策を学ぶ。」

日本でも、アメリカでも成功法則の本が
溢れている状況は同じです。

いや、むしろアメリカの方が、その手の本は
数多く出版されていて、どれを信じていいのか、
混乱をきわめています。

そんな状況を解決しようと、数ある成功法則の
どれが正しいかを、科学的根拠(エビデンス)を
もとに検証したのが本書です。

  「過去8年にわたり、私は自分のブログ
   “Barking Up The Wrong Tree” で、
  人生で成功する秘訣に関するさまざまな調査や
  研究結果を分析し、専門家へのインタビューを
  重ねてきた。そして数々の答えを見いだしてきた。
  その多くは驚くべきもので、なかには世間の
  常識を真っ向から覆すものもあった。
  だがそのすべてが、仕事や個人的目標で
  抜きんでるためにすべきことについて、
  貴重な洞察を与えてくれた。」

著者のエリック・バーカーさんは30万人の
登録者を持つアメリカの人気ブロガー。

ブログ「Barking Up The Wrong Tree」は、
「ウォール・ストリート・ジャーナル」や
「ニューヨーク・タイムズ」でも紹介されて
いるようです。

売れている成功法則の本は、読んだ直後は、
「そうだったのか」と納得してしまうことが
よくあります。

説得力があるからこそ、売れているのでしょう。

しかし、冷静に見てみると、真逆のことを
言っている成功法則も少なくありません。

 ・「いい人は勝てない」のか、それとも
  「最後にはいい人が勝つ」のか?

 ・諦めたら勝者になれないのか、それとも
  頑固さが仇になるのか?

 ・自信こそが勝利を引き寄せるのか?
  自信が妄想に過ぎないのはどんなときか?

 ・仕事量がすべてなのか?
  ワーク・ライフ・バランスを考えたほうが
  いいのか?

本書では、こういった成功にまつわる神話に
エビデンスを求めて検証します。

その結果、「対人関係」の成功法則では、
次の6つのルールが有効であると判明しました。

 1. 自分に合った池を選ぶ
  不正やごまかしの横行する悪い職場環境は
  あなたを悪い人間にし、逆に互恵主義の人々が
  多い職場環境は、あなたを良い人間にする。

 2. まず協調する
  最初に手を差し伸べることこそ、互恵主義を
  育む鍵であり、相手に好かれることのベースに
  なり、交渉でも良い結果を出すことができる。

 3. 無私無欲は聖人ではなく愚人である
  最初に協調することが大事であっても、
  それを常に行う聖人になってしまうと、
  実社会では、相手に搾取されてしまう。

 4. 懸命に働き、そのことを周囲に知ってもらう
  優れた商品でもマーケティングなしでは、
  売れないのと同様、自分の成果を知ってもらわ
  なければ報われない。

 5. 長期的視点で考え、相手にも長期的視点で
  考えさせる
  短期的には利己的な行いが利益を上げるが、
  最終的には良心的な行いが勝利をおさめる。
  一回限りの関係ではなく、将来にわたって
  良い関係を築くことが重要。

 6. 許す
  あなたも、ほかの人々も決して完璧ではない。
  人は誰でも、ときどき混乱するもの。
  自分を許すように、相手ににも二度目の
  チャンスを与え許すことが良い人間関係を作る。

結論だけを見てしまうと、本書も他の成功法則の
本と見分けがつかなくなってしまいますが、
本書の醍醐味は、どれが正しいかを探っていく
「過程」にあります。

ですから、結論だけ知りたい方にとっては、
本書は冗長に感じるかもしれません。

この本から何を活かすか?

本書の監訳を『言ってはいけない 』で、
2017の新書大賞を受賞した橘玲さんが
担当しています。

本書を読む限り、バーカーさんが書いている
ことは、橘さんがこれまで主張してきたことと
共通している印象があります。

2人は同じ考えなのか?
それとも監訳の段階で橘さんの色がついたのか?

確認のためには、バーカーさんのブログ、
Barking Up The Wrong Tree」を
読む必要がありそうです。

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| 成功哲学 | 06:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「99%の人が知らない」 人生を思い通りに動かす大富豪の教え

満足度★★★
付箋数:24

サンライズパブリッシングの樋口さんから
献本いただきました。ありがとうございます。

本書の著者、水野俊哉さんは、かつてベンチャー
を起業しましたが、上場の一歩手前のところで、
業績が急激に悪化し、取締役を解任されました。

さらに、その会社に個人保証を入れていたため、
3億円の負債を抱えることになります。

莫大な借金と同時に水野さんが得たのは、
余りある時間。

その時に、水野さんが選んだ道は、
「成功本」をむさぼり読むことでした。

自らを実験台として、成功本に書いてある、
成功法則をすべて実践し、研究に専念。

その結果生まれたのが、処女作にして
10万部を突破するベストセラーになった
成功本50冊「勝ち抜け」案内』でした。

その後、毎年、数冊の本を執筆するようになり、
セミナーや講演、経営コンサルタントとしても
活躍しています。

経済的にも裕福になり、2013年には小田原に移住。

仕事よりも、家族との生活を優先するように
なりました。

最初の本を出版してから、約10年。

本書は、水野さんにとって通算22冊めの本です。

小説形式で書いた本としては、2011年に刊行した
幸福の商社、不幸のデパート』に続く、2冊目。

本書は、これまで水野さん読んできた本の知識と、
どん底から成功するまでの実体験をベースに
書かれています。

小説の中の登場人物に、水野さん自身を反映した
読むだけで古今東西の「成功法則」が身に付く本。

主人公の橘拓也は、IT系スタートアップ企業に
務める20代後半の青年です。

入社5年目で、一人前に仕事ができるようになり、
起業家向けセミナーの主催も任されるように
なっています。

しかし、同時に自分の将来について漠然とした
悩みや迷いを感じるようになっていました。

橘は関西でのセミナー運営が無事成功し、
東京に新幹線で帰る際に、自分へのご褒美として、
グリーン車に乗ってみることを決断します。

そこにはいつも乗る自由席とは全く違う空間で、
風景も違って見えました。

橘は、そのグリーン車でたまたま隣の座席に
乗り合わせた、神宮寺雄三と出会います。

神宮寺は、紺色のポロシャツに、明るいブルーの
ジーンズというシンプルな服装でも、
「上の世界の人」を感じさせるオーラを持った
40代の男性でした。

橘は、神宮寺の座席の脇に置いてある
茶色のブックカバーをかけた本を見て、
「どんな本を読まれているんですか?」と
話しかけます。

  「あなたは本を読みますか。本はたくさんの
  ことを教えてくれる偉大な教科書であり、
  情報源なんですよ。」

「情報源?」と聞き返す橘に対し、
神宮寺はさらに説明を続けます。

  「そうですよ。本に載っていることはすべて
  情報です。大切な情報もあれば、何の役にも
  立たない情報もある。だけど、それはすべての
  人間に同じように当てはまるわけじゃない。
  ある人にとっては意味のない情報だったものが、
  読む人によっては人生を変えるぐらい大きな
  意味を持つことがあるんです。
  それが本というものですよ」

話を聞いてみると、神宮寺は起業家として
成功した人物であり、橘はそんな上の世界の
人からアドバイスをもらう機会を得ました。

神宮寺は、途中でやめないことを約束に、
自分が成功する前の若い頃にやったことを
橘に教えるとオファーします。

  「まず100冊。100冊の本を読んでごらん」

これが拓也に出された最初の課題でした。

その後、橘は定期的に神宮寺の豪邸に通って
「成功法則」のレッスンを受けることになります。

そして、悩みながらも成長し、最終的には
起業家として成功し、幸せな人生を手に入れます。

本書は、20代の平凡なサラリーマンだった橘の
成長に合わせて、成功のためのエッセンスが
学べる本です。

巻末に参考文献があえて記載されていないのは、
これまで水野さんが読んできた全ての本が
何らかの形で反映されているからです。

物語としても読み応えがあり、数千冊の本の
いいところが凝縮された、成功へショートカット
できる本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「僕は自分の分身を作るとき、ルールを
  作るようにしている。例えば意識しているのは、
  分身たちにはできることや得意なこと、
  やりたいことをやってもらうっていうルールかな」

これは本書の登場人物で、橘と同世代の成功者、
光原の言葉。

成功のパターンを見つけて軌道に乗せた後に、
やるべきこととして、「自分の分身をつくる」
ことを挙げています。

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| 成功哲学 | 06:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミライの授業

満足度★★★★
付箋数:26

小学高学年から大学生までの子どもがいる
家庭では、本書を1冊買って、
リビングに置いておきましょう。

ただし、決して「この本を読みなさい」と
強要してはいけません。

手が届くところに何も言わずに置いておいて、
子どもが興味を持って読み始めるのを
辛抱強く待つこと。

本書を手に取ってページを開いてみると、
すぐに続きを読みたくなるはずです。

しかも、あれだけ口酸っぱく「勉強しなさい」
と言い続けても、全然勉強しなかった子どもが、
本書を読んだ後は、自然と机に向かうように
なるかもしれません。

私もこんな本を14歳のときに読みたかった。

いやいや、未来をつくるのは、
この歳になってもまだ間に合う。

本書は、そんな気持ちにさせる本です。

  「未来を予測する最善の方法は、
  自らそれを創りだすことである」

これは本書の冒頭でも紹介されていた、
計算機科学者、アラン・ケイさんの言葉。

  「みなさんはじめまして。瀧本哲史です。
  ぼくはふだん、京都大学で日本の将来を担う
  大学生たちに、新しい時代を生き抜くための
  考えについて講義しています。
  今日の講義は、その14歳バージョン。
  語り口はやさしくても、中身は超本格派です。
  大学生はもちろんのこと、大人たちでさえ
  知らないような “未来をつくる5つの法則” 
  をお話ししていきます。
  きっと大人たちは、みなさんのことを
  うらやましく思うでしょう。人生を変え、
  世界を変えるようなトップシークレットに、
  その若さで触れられるのですから。」

本書は2015年に瀧本哲史さんが、
全国の中学校を飛び回って講義した内容を
まとめた本です。

瀧本さんは、超難関校として知られる灘中学校や、
原発事故で避難生活を余儀なくされている
福島県飯舘村飯舘中学校などを訪れました。

それらの中学校で行われたのは、
未来に生きる14歳の中学生に贈る特別講義です。

まず、瀧本さんは、学校では何のために
勉強しているのかを語ります。

  「いい高校、いい大学へ進むため?
  それにいい会社に就職するため?
  ・・・・そんなつまらないことのために
  勉強するなんて、あまりに寂しい話ですよね。
  正解はもっと別のところにあります。

  みなさんが学んでいるものの正体、
  それは “魔法” です。
  ハリー・ポッターと同じ “魔法” を
  学んでいるのです。」

なぜ、瀧本さんが、「魔法」なんて、
突飛に思える話から始めたかについては、
是非、本書をお読みください。

そして、未来をつくるために、過去を知る。

この講義では、かつて世界を変えてきた
人たちのことを学び、「未来をつくる法則」を
導き出します。

登場するのは、ニュートン、コペルニクス、
ナイチンゲール、ビル・ゲイツ、大村智、
ココ・シャネル、伊能忠敬など(以上敬称略)
19名の偉人たち。

彼らは、どんなふうに育ち、どんなことを考え、
どんなことに疑問を抱いたのか。

そして、どんな壁にぶつかり、
どうやって壁を突破したのか。

未来を変えた先人たちの歴史を学ぶことで、
自分でも未来をつくりだすことができると
わかるはずです。

そのメッセージは、もう未来はないと思って
あきらめかけていた、わたしたち大人にも
しっかりと届きます。

この本から何を活かすか?

私が本書で最も興味を持ったのは、
わずか22歳にして、日本の歴史を大きく変えた
女性の話です。

その女性とは、オーストリアのウィーン生まれの
ベアテ・シロタ・ゴードンさん。

彼女は、一体、日本の何を変えたのでしょうか?

  「彼女は、日本に “男女平等” という概念を
  もち込み、定着させた女性です。
  男尊女卑で女性が虐げられていた日本社会を、
  たった一行のルールでひっくり返した女性です。」

シロタさんは、憲法や法律の専門家ではない
6か国語に堪能な通訳の民間人女性でした。

そんな彼女は、わずか9日間で、
日本国憲法の草案をつくることになります。

そして、彼女が訴え続けた女性の権利は、
現在の日本国憲法第24条として残っています。

1946年当時、男女平等が憲法に明記されたことは、
世界的に見てもかなり異例のことだったようです。

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| 成功哲学 | 06:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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最強の成功哲学書 世界史

満足度★★★
付箋数:22

  「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

これは、鉄血宰相と呼ばれたドイツ帝国の首相
オットー・ビスマルクさんの言葉。

  「洋の東西を問わず、古今を問わず、
  歴史にその名をとどめし偉人たちが口を揃えて
  言う言葉、それが “歴史に学べ” です。
  ここで注意すべきは “歴史を学べ” ではない、
  ということ。嘆かわしいことに、現在の学校教育
  の現場では、歴史(用語)を丸暗記させることに
  終始しています。」

このように嘆くのは、河合塾世界史講師で、
世界史ドットコムを主宰する神野正史さん。

神野さんは、世界史こそが、最強の成功哲学書
であると説きます。

この世に生を受けて、一度も失敗せずに
人生を全うした人は、ただのひとりもいません。

それは、歴史上で偉業を成し遂げた人物でも
同じことです。

どんな偉人でも、数多くの失敗を重ねた後に、
やっと成功しているのです。

私たちは人生において、自分が進む道で、
大きな岐路に立つことがあります。

どう考え、どう行動すべきなのか?

その答えは、誰も教えてくれません。

しかし、「歴史」の中には、必ずヒントがあります。

歴史を紐解けば、ありとあらゆる立場で、
ありとあらゆる状況において、
失敗と成功が繰り返されています。

偉人たちは、どのように行動して失敗したのか、
あるいは、どのように判断して成功したのか。

人生で判断に迷った時に、唯一、
進むべき道の手掛かりを示してくれるのが
歴史なのです。

本書は、世界史上の23人の偉人を取り上げ、
そこから15の人生訓をまとめた本です。

偉人たちが直面した試練をストーリーとして
追体験して、そこから教訓を得ることを
目指しています。

紹介される偉人(敬称略)は以下の通りです。

  ナポレオン・ボナパルト、劉備玄徳、
  ユスティニアヌス大帝、東郷平八郎、
  韓信、ハンニバル、オットー・ビスマルク、
  上杉謙信、ミルティアデス、昭襄王、
  フリードリヒ大王、フィリップ・ペタン、
  小モルトケ、ヘラクレイオス1世、
  メフィスト2世、豊臣秀吉、タフマーブス1世、
  徳川家康、賈ク文和、桜井規矩之左右、
  劉邦、島津義弘、孫武

一人物15ページ前後のストーリーの中で、
どのような失敗を重ね、どのような転機から
成功に至ったのかが紹介されています。

400ページを超える厚めの本ですが、
象徴的なエピソードを綴ったミニ偉人伝
でもあるので、読んでいて純粋に面白い。

頭から順に読まなくても、気になった人物から
読めば、知らず知らずのうちに、
歴史の魅力に引き込まれてしまいます。

ちなみに、私は原泰久さんのマンガ
キングダム』のファンなので、
昭襄王のパートから読み始めました。

本書を読むと、出来事を羅列した無味乾燥な
歴史から、人の血の通ったリアルな歴史へ
変わります。

受験勉強に役立つかどうかはわかりませんが、
少なくとも、高校時代に本書を読んでおけば、
世界史が好きになったことでしょう。

この本から何を活かすか?

神野さんの「世界史ドットコム」、
なかなか面白そうです。

  「本講座は、20年にもわたって河合塾の
  教室で絶大な人気を誇ってきた世界史講義を、
  多方面からの要望を受けて一般公開したもの
  ですが、いざ公開してみるや、受験生は
  言うに及ばず、社会人の方からも絶賛されている
  世界史講座です。」

まずは、YouTubeで公開されている神野さんの
『「神野の世界史劇場」付属CD全公開!』を
いくつか見てみようと思います。



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| 成功哲学 | 06:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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