活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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大人の対応力


大人の対応力

満足度★★★★
付箋数:24

あなたは、もっともっと若かった時に、
想像していた「大人」になれていますか?

残念ながら、私はこの年になっても、
むかし思い描いていたような「大人」には、
全然なれていません。

私自身もそうですが、周りを見ていても、
結構、大人の対応ができない人を見かけます。

  「大変な苦労をしている人ほど、
  自分が大きな歯車の中で、いろいろな
  人や物の助けがあってこそ生きていける
  のだと感謝しているものです。
  そして、どんなことがあっても
   “たいしたことないよ” と涼しい顔で言う
  強さを持ち合わせています。
  とても格好いいですね。
  こういう人は経験が豊富なので、
  たいていのことには動じないのです。
  これぞ、 “大人” の本来の姿では
  ないでしょうか。」

本書は、齋藤孝さんが、「大人の対応力」
とはどうあるべきかをまとめた本です。

もちろん、本書に書かれていることが、
絶対的な正解ではありません。

なぜなら、状況に応じて柔軟に対応するのが、
大人だからです。

そしてもし、齋藤さんが書いていることに、
「その考えは間違っている」と目くじらを
立ててしまったら、それはまだ大人に
なっていない証拠です。

大人は、いろいろな考えがあることを
受け入れられますし、たとえそれが
間違っていても、頭から否定しないのです。

恐らく多くの人は、「大人はこうあるべき」
という、なんとなくのイメージは持っている
と思います。

それを言葉にし、「大人の対応力」として、
定義しているのが本書です。

 ・大人は無意味に人を傷つけない
 ・大人は必要以上に正しさを追求しない
 ・大人は他人に干渉しない
 ・大人は相手のプライドを傷つけない
 ・大人はスマートに水に流す
 ・大人は相手に恥をかかせない
 ・大人は何にでも親しむことができる
 ・大人は他人を変えようとしない
 ・大人はストレートに伝えない

私もできていないことが多いので、
大人の「あるべき姿」をたくさん
書き並べてしまいました。

本書はシチュエーション別に具体的な
対処法が説明されています。

例えば、嫌味を言ってくる同僚がいた場合。

こちら側が、見切りをつけ、相手の嫌味を
面白がるぐらいの余裕を持って対応します。

 ・見切りをつける
  →(心の中で)「さて、今日はどんな
   嫌味が飛び出すかな?」
  →(心の中で)「ほうほう、今日はこう
   来たか。新手の嫌味だね。」

 ・嫌味にならない返答をする
  →「いや、自分でも思いもよらぬ、
   まさに望外のことでありまして・・・」

大人は、そう簡単にはイラッとしませんし、
いらぬ波風も立てないのです。

突き詰めると、コミュニケーション上手が
大人のたしなみなのでしょう。

私自身も含め、軽やかでユーモアのある大人が
もっと増えて欲しいと感じました。

しかし、大人としては、価値観の押しつけは
禁物なので、多くの人が本書を読んで、
品のある対応に、気づいて欲しいものです。

この本から何を活かすか?

接待の席で、話が盛り上がらなかったら?

相手に適切な話を振ることができなくて、
沈黙してしまうのは、大人としてはNGです。

そんなときは、『マツコの知らない世界』の
マツコ・デラックスさんの対応を
真似てみるといいようです。

まずは、相手の興味があることを探って、
相手の詳しいことに話を振ります。

そして、「へえ!」、「なるほど」と
驚いたり相槌を打って、相手にたくさん
話してもらうように流れを持っていきます。

それが大人の「雑談力」です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ものがたりのあるものづくり ファクトリエが起こす「服」革命

満足度★★★
付箋数:24

日経BP社の日野さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

あなたの着ているシャツは、どのこ工場で
作ったものですか?

また、何という職人さんが作りましたか?

このように聞かれて、答えられる日本人は
ほとんどいないでしょう。

なぜなら、日本人はどこのブランドかは
気にしますが、どこの誰が作ったものかを
気にする人は少ないから。

日本ではファッションにうるさい人でも、
そこまで気にしないものです。

一方、イタリアやフランスなどで、
ファッションこだわる人は、どこの工房で、
誰が作ったものかに注目します。

日本は服づくりで、素晴らしい技術を
持っているのに、工場や職人が全面に出てくる
ことはありません。

あくまで黒子に徹しているのです。

それがメイド・イン・ジャパンの服づくりが、
廃れていっている一因でもあるようです。

1990年に約50%だった国内アパレル品の
国産比率は、2017年にはたったの2%程度に
縮小しました。

  「アパレル業界では通常、縫製などを
  手がける工場の存在は、あまりオープンに
  されていません。しかも高品質な技術を誇る
  工場ほど、消費者には知られていないのです。
  なぜなら多くの場合、商品の製造契約を
  結んでいる高級ブランドから守秘義務契約
  という “口止め” をされているからです。
  高級ブランドにとってみれば、ブランド
  イメージを保ったり、技術の流出を防いだり
  する必要があります。そのため生地や紡績、
  縫製を担う工場を、 “黒子” のまま隠して
  商品を売っていたのです。」

このアパレル業界の常識を覆して、
山田敏夫さんが立ち上げたのが
「ファクトリエ」というブランドです。

徹底的に「メイド・イン・ジャパン」の
ものづくりにこだわったブランドです。

「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」にも
登場したので、ご存知の方も多いでしょう。

本書は、アパレル業界に革命を起こそうとする
山田さんが、ファクトリエを創業するまでと、
創業後のストーリーを語ったもの。

店舗なし、セールなし、生産工場を公開、
価格は工場に決めてもらう。

ファクトリエは、これまでのアパレル業界の
常識やタブーを覆します。

そして、世界に誇れる日本初のブランドを
つくることに挑戦しています。

  「僕たちが目指すのは、 “つくり手の思いを
  感じ、洋服を買ってもらうこと” 。
  そして僕たちが担う役割は、ものづくりの
  物語を伝える “語り部” です。」

ファクトリエにとって、お客さんは神様では
ありません。

一緒に、商品の物語を語り部として伝える
仲間と考えます。

それがSNSの時代、ファクトリエに対する
熱狂が口コミとして加速した理由です。

そんなファクトリエは、創業するまでも、
創業してからも多くの失敗を重ねてきました。

  「失敗しなくて、成功することはありません。
  そして、どうせ失敗するなら早い方がいい。
  だから僕たちは、猛スピードで失敗しよう。
  そのかわり、転んだらすぐに起き上がって、
  また進んでいこう。
  FAIL FAST(早く失敗する)。
  それがファクトリエの一番の強みなのかも
  しれません。」

山田さんは本書で、「特別な才能や資産が
なくても、世界を変えるための行動は
始められる」というメッセーを伝えます。

山田さんは、自分に力がないと自覚した
からこそ、同志を募り、お客さんを巻き込み、
業界の常識を覆すことができたのです。

本書は、夢を持って挑戦することの大切さを
教えてくれる、熱い気持が伝わる本です。

この本から何を活かすか?

  「上手昔より上手ならず。
  下手、いつまでも下手ならず」

本書の冒頭で山田さんが引用していた、
武者小路実篤さんの『愛と死』からの一節。

もとから上手な人はいないし、最後まで
下手な人はいないという、努力の大切さを
伝える言葉です。

私は前半部分は慣用句として知っていましたが、
後半の続きがあることや、その出典については
知りませんでした。

後半部分があった方が、よりいいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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破天荒フェニックス オンデーズ再生物語

満足度★★★★
付箋数:26

もし、この本をブラインドテストで
読まされたら、純粋な経済小説として、
最高点の評価がつけられるでしょう。

時々、「この話ってフィクションなのか?」
と思ってしまうほどの、本当に破天荒で
痛快なストーリー。

読みだしたら、止まらないので要注意です。

500ページ近い本を、一気に読んでしまいたく
なるので、時間があるときに読み始めないと
日常生活に支障をきたすかもしれません。

  「僕の名前は “田中修治” 、30歳。
  肩まで伸びた髪の毛を金髪に近い茶色に
  染め、破れたジーパンに黒いジャケットを
  羽織っったスタイルをトレードマークに、
  早稲田の住宅街の片隅で、数名の社員たちと、
  小さなデザイン企画の会社を経営している。
  この物語は、そんな流行りの若手IT社長を
  気取る僕のもとに、仕事で交流のあった
  ビジネス誌の編集者が、全国に60店舗を
  展開する低価格メガネのチェーン店
   “オンデーズ” の創業者で、会長職に
  就いていた松井氏を紹介してきたところ
  から始まった。」

本書は、倒産寸前だったメガネチェーン
「オンデーズ(OWNDAYS)」の企業再生の
物語です。

著者は、同社代表取締役の田中修治さんで、
1人称で語る形式で書かれています。

2008年に田中さんが買収した時点で、
オンデーズは、債務超過に陥っていて、
誰が見ても倒産は時間の問題でした。

そんなメガネチェーンを、なぜ田中さんは
周囲の反対を押し切って買収したのか?

  「オンデーズにこだわる理由は『業界』だよ。
  オンデーズがいるのが『メガネ業界』
  だからさ。居酒屋チェーンやアパレル、
  カフェ・・・どの業界にも普通はすでに
  超強力なNo.1が存在しているでしょ?
  例えばカフェならスターバックス、
  アパレルならZARAとか。(中略)
  でもメガネ業界を調べてみると『これだ』
  っていう圧倒的な会社が、まだ存在して
  いなかった。」

それが、田中さんがオンデーズを買収した
理由です。

2018年時点では、国内外を合わせて200店舗
以上を展開し、JINSのライバルと言われるまで
オンデーズは成長を遂げました。

ボロボロだったオンデーズは、いかにして、
起死回生の再生ができたのか?

  「オンデーズという企業の再生に携わる形で
  過ごした10年間。それは苦痛と苦難の連続
  であり、時に人生に絶望しかけることすら
  合ったものの、振り返ってみれば、
  人生の中で最高にエキサイティングで、
  且つかけがえのない豊かさを、
  僕にもたらしてくれることになりました。
  本書『破天荒フェニックス』は、僕たち
  オンデーズが歩んできた、そんな10年間の
  うち7年間を切り取り、起こった事実を
  もとにしながらも、1つのフィクション、
  パラレルワールドの物語として勝手気ままに
  書き連ねたものです。」

それにしても、メガネ業界は熱くて面白い。

以前のブログ記事で、『振り切る勇気
メガネを変えるJINSの挑戦
』を紹介した
こともありますが、新興勢力と老舗企業が
入り乱れる群雄割拠の状態。

特に、JINSが機能面を追求しているのに対し、
オンデーズはファッション性を追いかけます。

それは田中さんが、「メガネ業界のZARA」を
目指したからです。

これから、この業界から目が離せません。

実話をもとにした、エンターテイメント小説
と名打っているので、かなり脚色されて
いるのだと思いますが、そんな理屈を抜きに
楽しむことができ、学びがある一冊です。

とにかく、田中さんを始め、登場人物がみな
魅力的で、エネルギーがほとばしっています。

読んで絶対に損のない本、として推薦できます。

田中さんのジェットコースターに
乗っているようなエキサイティングな人生を
追体験できます。

この本から何を活かすか?

本書は、Kindle版も出ているので、
一部だけ無料サンプルを読むことができますが、
もうちょっと読みたければ、以下の田中さんの
サイトがオススメです。

note 田中修治@OWNDAYS C.E.O

ちなみに、noteとは、文章、写真、イラスト、
音楽、映像などの作品を投稿して、
クリエイターとユーザをつなぐことができる、
新しいタイプのウェブサービスです。

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セゾン 堤清二が見た未来

満足度★★★★
付箋数:26

日経BP社の日野さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

  「無印良品、ファミリーマート、パルコ、
  西武百貨店、西友、ロフト、そして外食
  チェーンの吉野家――。
  いずれも日々の生活でなじみのある企業で
  あり、知名度の高いブランドだ。
  これらの企業が、かつて同じグループに
  所属していたことを、知らない世代が
  増えている。コンビニエンスストアの中で、
  なぜファミリーマートだけが無印良品の
  化粧品やノートを売っているのか。
  改めて指摘されなければ、普段の生活では
  不思議に思わない。
  これらはいずれも、堤清二という男が一代で
  つくりあげた “セゾングループ” という
  企業集団を構成していた。」

本書はセゾングループと堤清二さんを描いた
秀逸なノンフィクション。

著者は日経ビジネス副編集長で、20年以上に
わたってセゾングループと堤清二さんを
取材し続けてきた、鈴木哲也さんです。

まず、目を引くのが『セゾン』という
どストレートなタイトル。

そして、帯に目をやると、推薦の言葉を
書いているのは、1980年代に西武百貨店の
斬新なコピーを書いていた糸井重里さんです。

「じぶん、新発見。」、「不思議、大好き。」
などのコピーは今でも鮮明に記憶にあります。

更によく見てみると、表紙イラストを
描いているのは、山口はるみさんです。

山口さんはレコードジャケットのような
パルコを象徴するクールなイラストを
描いていた方です。

  「かつて堤が提唱した方向性は、小売業や
  サービス業、商業施設の開発など、
  消費に関わる産業で、今なお繰り返し、
  語られている。(中略)
  一見すると斬新に見えるマーケティングの
  試みも、セゾングループが30年以上前に
  手がけていたものの二番煎じだった――。
  そんな事例は、枚挙にいとまがない。」

堤さんは、最終的にセゾングループの
崩壊を招いていますから、決して成功者
とは言えません。

しかし、理念がすべてに先行する
圧倒的なパワーを持つカリスマ経営者でした。

その理念から生み出されるサービスは、
当時も今も異彩を放っています。

では、なぜ、このタイミングでセゾングループを
見直す必要があるのしょうか?

それは、複雑で閉塞感が漂う現代だからこそ、
その状況を打ち破るために、かつて堤さんが
考えた理念を見つめ直す必要があるのです。

  「セゾン文化が全盛だった1970年代から
  1980年代のように、一つの企業が消費者を
  啓蒙できる時代では、もうない。
  堤のような経営者が消費文化を先導できる
  わけでもない。
  ただ、堤とセゾングループがかつて持っていた
  特有のエネルギーを検証することは、
  未来の消費の行方を知る上で、大きなヒント
  となるはずだ。」

本書の第一章は、無印良品から始まります。

それは今、無印良品に通う顧客はまったく
意識していないと思いますが、無印良品は
堤さんの思考の結晶であり、堤さん自身の
分身のような存在だからです。

そして、最終章では多くの矛盾を抱え、
毀誉褒貶の激しかった、人間堤清二の
実像に迫ります。

「何を今さら、セゾンなんて」と決して
侮ってはいけません。

堤さんが持っていた先進的な理念と、
現実的に抱えていた闇、そしてグループとして
栄華を極めた後の、バブルと共に崩壊。

本書には、あらゆるドラマの要素が
パンパンに詰め込まれています。

題材が魅力的なのに加え、入念な取材が
行われていてます。

鈴木さんの力量も相まって、
本書は非常に面白いノンフィクションに
仕上がっています。

自信を持ってオススメできる一冊です。

この本から何を活かすか?

  「堤さんは、なりふり構わず野武士集団の
  ように攻めてくるダイエーに、いら立っていた」

これは西武百貨店の元幹部の証言です。

かつて堤清二さんと、ダイエーの創業者
中内功さんは、強烈なライバル関係にありました。

どちらも流通業界の歴史を変えた異端児であり、
カリスマ的な経営者でした。

この二人のライバル関係があったからこそ、
無印良品はダイエーへのアンチテーゼとして
生まれたとも言えます。

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| ビジネス一般・ストーリー | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さらば大樹の陰

満足度★★★
付箋数:21

サンライズパブリッシングさんより
献本いただきました。ありがとうございます。

  「サラリーマンの線路から降りて大樹の陰
  から抜け出すと、そこに広がっていたのは
  自由な世界でした。
  願っていた通りに社長かつ投資家としての
  人生を歩み始めた私は、現在、時間を自由に
  使うことができます。あれだけ副業などで
  苦労して稼ごうとしたお金の心配もありません。
  不動産の資産運用で不労所得が得られる
  からです。」

自分が生きていくため、あるいは家族を養って
いくためには「お金」が必要です。

そのお金を稼ぐために、ほとんどの方は、
サラリーマンとして企業に雇われています。

給料に満足しているか、不満があるかは
さて置き、サラリーマンになると安定的な
収入が得られます。

しかし、・・・

もし、あなたにお金の問題さえなければ、
今の会社でそのまま働き続けますか?

会社からもらっている給料以上に、あなたは、
我慢して、犠牲を払っていませんか?

今の仕事を続けたくないと方にとって、
問題となるのは、会社を辞めてどうやって
収入を得るかです。

その収入を得る方法の1つが「不動産投資」です。

本書は、サラリーマンだった杉田卓哉さんが、
さまざまな副業を試しては失望しながら、
不動産投資で成功するまでの自伝的ストーリー。

杉田さんと言えば、新築ワンルームマンション
への投資をしないよう警告するストーリー本、
40歳独身のエリートサラリーマンが
「不動産投資」のカモにされて大損した件

を出されている方です。

本書では、成功した現在から時間を遡ります。

大企業に就職して安定した生活を送りながらも
疑問を抱きながら働いていたサラリーマン時代。

そしてフルコミッションで高収入を得ていた
学生時代を赤裸々に振り返ります。

杉田さんが決心をしたのは34歳のときでした。

  「実家に帰省する新幹線の中で丸の内の夜景を
  眺めながら、僕の中で気持ちが整理されつつ
  あった。それは覚悟として確かな形になろうと
  していた。つまり、こういうことだ。
  サラリーマンのレールから降りよう。」

杉田さんは、サラリーマンに未来はないと
判断して、安定した生活と決別し、
勇気を持って独立起業へ踏み出します。

この決断に至るまでに、杉田さんは沢山の
副業や投資に挑戦して、失敗を経験をしました。

そして巡り合ったのが不動産投資でした。

不動産投資をすれば、家賃収入が得られます。
しかし、投資するためには、元手が必要です。

一体、どのようにして元手を用意して、
不動産投資を始めればいいのでしょうか?

世の中で、不動産投資をしている人を見ると、
もう既にある程度成功していて、最初の一歩を
どうやって踏み出したかがよくわかりません。

本書は、決してノウハウ本ではありませんが、
サラリーマンとしての苦悩や葛藤から脱し、
不動産投資を始めたときの杉田さんの過去を
物語として追体験できます。

  「実際、不動産投資は、会社を辞めずにできた。
  しかも労働集約型ではないから時間を削る
  こともない。継続的な収入を得ることも
  可能だ。僕が副業に求めていたすべての要素を
  満たしていた。
  さらに会社員であることが有利になる。
  というのはローンが組めるからだ。
  ローンを組むことによって、レバレッジを
  効かせることができる。」

人は、先が見えないと大きな不安を感じます。

本書は、その見えない未来を物語として
読むことができるので、新しい一歩を踏み出す
勇気を与えてくれると思います。

この本から何を活かすか?

これから日本の人口は減っていきます。

それだったら、日本で不動産投資するよりも、
人口の増える新興国で投資した方が確実に
儲けられるのではないか?

そう考える方もいるかもしれません。

しかし、杉田さんは自身がそうしたように、
最初は国内で始めることを勧めています。

実は、日本の不動産投資の利回りの方が、
下手な新興国よりもいいそうです。

また、日本は金融機関の融資や
不動産会社の仕組みも確立していて、
投資するための環境が整っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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