活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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さらば大樹の陰

満足度★★★
付箋数:21

サンライズパブリッシングさんより
献本いただきました。ありがとうございます。

  「サラリーマンの線路から降りて大樹の陰
  から抜け出すと、そこに広がっていたのは
  自由な世界でした。
  願っていた通りに社長かつ投資家としての
  人生を歩み始めた私は、現在、時間を自由に
  使うことができます。あれだけ副業などで
  苦労して稼ごうとしたお金の心配もありません。
  不動産の資産運用で不労所得が得られる
  からです。」

自分が生きていくため、あるいは家族を養って
いくためには「お金」が必要です。

そのお金を稼ぐために、ほとんどの方は、
サラリーマンとして企業に雇われています。

給料に満足しているか、不満があるかは
さて置き、サラリーマンになると安定的な
収入が得られます。

しかし、・・・

もし、あなたにお金の問題さえなければ、
今の会社でそのまま働き続けますか?

会社からもらっている給料以上に、あなたは、
我慢して、犠牲を払っていませんか?

今の仕事を続けたくないと方にとって、
問題となるのは、会社を辞めてどうやって
収入を得るかです。

その収入を得る方法の1つが「不動産投資」です。

本書は、サラリーマンだった杉田卓哉さんが、
さまざまな副業を試しては失望しながら、
不動産投資で成功するまでの自伝的ストーリー。

杉田さんと言えば、新築ワンルームマンション
への投資をしないよう警告するストーリー本、
40歳独身のエリートサラリーマンが
「不動産投資」のカモにされて大損した件

を出されている方です。

本書では、成功した現在から時間を遡ります。

大企業に就職して安定した生活を送りながらも
疑問を抱きながら働いていたサラリーマン時代。

そしてフルコミッションで高収入を得ていた
学生時代を赤裸々に振り返ります。

杉田さんが決心をしたのは34歳のときでした。

  「実家に帰省する新幹線の中で丸の内の夜景を
  眺めながら、僕の中で気持ちが整理されつつ
  あった。それは覚悟として確かな形になろうと
  していた。つまり、こういうことだ。
  サラリーマンのレールから降りよう。」

杉田さんは、サラリーマンに未来はないと
判断して、安定した生活と決別し、
勇気を持って独立起業へ踏み出します。

この決断に至るまでに、杉田さんは沢山の
副業や投資に挑戦して、失敗を経験をしました。

そして巡り合ったのが不動産投資でした。

不動産投資をすれば、家賃収入が得られます。
しかし、投資するためには、元手が必要です。

一体、どのようにして元手を用意して、
不動産投資を始めればいいのでしょうか?

世の中で、不動産投資をしている人を見ると、
もう既にある程度成功していて、最初の一歩を
どうやって踏み出したかがよくわかりません。

本書は、決してノウハウ本ではありませんが、
サラリーマンとしての苦悩や葛藤から脱し、
不動産投資を始めたときの杉田さんの過去を
物語として追体験できます。

  「実際、不動産投資は、会社を辞めずにできた。
  しかも労働集約型ではないから時間を削る
  こともない。継続的な収入を得ることも
  可能だ。僕が副業に求めていたすべての要素を
  満たしていた。
  さらに会社員であることが有利になる。
  というのはローンが組めるからだ。
  ローンを組むことによって、レバレッジを
  効かせることができる。」

人は、先が見えないと大きな不安を感じます。

本書は、その見えない未来を物語として
読むことができるので、新しい一歩を踏み出す
勇気を与えてくれると思います。

この本から何を活かすか?

これから日本の人口は減っていきます。

それだったら、日本で不動産投資するよりも、
人口の増える新興国で投資した方が確実に
儲けられるのではないか?

そう考える方もいるかもしれません。

しかし、杉田さんは自身がそうしたように、
最初は国内で始めることを勧めています。

実は、日本の不動産投資の利回りの方が、
下手な新興国よりもいいそうです。

また、日本は金融機関の融資や
不動産会社の仕組みも確立していて、
投資するための環境が整っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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破壊者 ハカイモノ

満足度★★★
付箋数:23

日本を代表するエンタテイメント企業グループ、
エイベックス・グループ。

浜崎あゆみさん、Every Little Thingなど、
数多くのアーティストが所属するのが、
レコード・レーベルのavex traxですね。

本書は、音楽プロデューサーも務める
エイベックス株式会社代表取締役会長CEO
松浦勝人さんの「ひとりごと」を綴ったもの。

「GOETHE」2009年10月号~2018年5月号に
連載された松浦さんのエッセイ
「素人目線 松浦勝人の生き様」の中から
厳選して改題したものです。

松浦さんと言えば、経営者としての手腕も
さることながら、公私に渡り話題の多い方
なので、どんなことを語るのか、
その発言には注目が集まります。

  「毎月1回、『ゲーテ』の読者に向かって
  話をして103回、8年7ヶ月。一度も休むこと
  なく話をしてきた。自分でもよく続いた
  ものだと思う。特にテーマを決めるわけ
  でもなく、その時その時、僕が思ったこと、
  感じたことを話してきた。
  読者に向かって話しているフリをして、
  自分に向かって自問自答してきたのかも
  しれない。」

第1回目に松浦さんが語るのは、
エイベックスの原点が街のレコード店に
あったこと。

そして、大きな転機となった小室哲哉さん
との出会いについてです。

2008年に小室さんが逮捕された際に、
松浦さんが6億5千万円ほどを個人的に
融資したことが大きな話題になりました。

ジュリアナ東京で、松浦さんは小室さんと
出会い、TMネットワークをプロデュース
することになります。

それから小室ファミリーが大成功を収め、
エイベックスの売上の大半を占めるように
なっていく。

しかし、徐々に松浦さんは小室さんの
考え方にはついていけなくなり、
ライバル心を燃やすようになります。

そんな時に松浦さんが発掘したのが、
浜崎あゆみさんでした。

  「初めて出会った時は、ビジュアルがいい
  から、アイドルになってしまわないかと
  心配になった。(中略)
  浜崎は、デビューの頃、話し方などで
  周りから “バカじゃないの?” と
  嫌われやすいところがあって、
  自分のことを “あゆ” と呼んでいるのを
   “私” に直したほうがいいんじゃないか
  という話になったけど、僕は
   “すべて素でいけ” と言った。」

浜崎あゆみさんが、アーティストとして
成功したのは、松浦さんが小室さんに対して
持った敵対心のおかげとも言えるでしょう。

松浦さんと小室さんとの間には、確執も
あったようですが、今では戦友という
心境に至っているのかもしれません。

  「いつも不安の中にいるから、無謀な
  挑戦もできた。エイベックスは、その時
  その時で大きな勝負に挑み、成功し、
  なんとか荒波を越えて成長してきた。
  不安の中にいるから、常に最悪のシナリオ
  を考える。エイベックスが明日倒産して、
  僕は家族ともども路頭に迷うという
  シナリオも常に頭の中にある。」

ゴシップ的な話しも十分に面白いのですが、
やはり松浦さんの経営者としての考え方や
焦燥感が現れているところが本書の魅力。

カリスマ経営者が何を感じ、どう考えて
行動しているのかが良く分かる本です。

松浦さんの何気ないつぶやきが、
非常に重い言葉として刺さるのは、
人間力の賜物なのでしょう。

この本から何を活かすか?

意外な話として松浦さんが語っていたのが、
エイベックスの「働き方改革」。

一般企業では、ずいぶん言われるように
なったことですが、エンタテイメント業界でも、
働き方改革を考えていることに、時代の流れを
感じました。

松浦さんは、こういったことにも積極的に
若い世代の感覚を取り入れようとしています。

  「社内にジュニアボードというプロジェクト
  を設置した。20代、30代の若手社員を中心に、
  会社のことを議論するプロジェクト。
  働き方だけでなく、新規ビジネスについても、
  僕なんかには思いつかない発想が出てくる
  ことを期待している。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 07:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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貧乏モーツァルトと金持ちプッチーニ

満足度★★★
付箋数:23

サンライズパブリッシングさんより
献本いただきました。ありがとうございます。

誰もが、その才能を認める希代の天才音楽家、
アマデウス・モーツァルトさん。

彼には、汲めども尽きぬ作曲の才能がありました。

そのため、他の作曲家のように、自曲の権利を
管理して、その使用料で生計を立てるような
ことは考えませんでした。

わざわざ面倒な曲の権利を管理しなくても、
次々と創作する曲を切り売りし、十分に生計を
立てていけたのです。

しかし、彼と彼の妻には、かなりの浪費癖が
ありました。

ギャンブルと高価な服を好み、収入のほとんど
を使い果たし、それでも夜な夜な友人と飲み歩き、
全部をご馳走することを繰り返していました。

そんな生活をしていたため、モーツァルトさんの
生活は苦しかったと言われています。

残念ながら、音楽の才能があり過ぎたゆえに、
彼は権利を利用する必要性に気づきませんでした。

もし、彼が権利で儲けることを考えていたなら、
そんな使い方をしても、使い切ることできない
ほどの莫大な財産を成していたでしょう。

一方、その約100年後に生まれた音楽家の
ジャコモ・プッチーニさん。

「トスカ」、「蝶々夫人」、「ラ・ボエーム」
などのオペラの作曲で知られています。

プッチーニさんも偉大な音楽家の1人ですが、
純粋に作曲家としての才能だけを比べると、
モーツァルトさんには遠く及びません。

しかし、プッチーニさんは、自らの才能の
限界を知っていたからこそ、お金に困らない
優雅な一生を過ごしたと言われています。

彼の曲は、コリディル社という楽譜会社に
帰属していました。

そうすることで、プッチーニさんには、
オペラが公演されるごとに、上演権料のような
ギャラが安定的に入りました。

プッチーニさんは、オペラ作曲家として
人気を博し、彼の死に際しては、葬式は国葬
扱いとなり、イタリアでは国を挙げて、
喪に服し、半旗が掲げられたそうです。

モーツァルトさんと、プッチーニさんの
経済面での大きな違いは、知財管理による
マネタイズの差です。

これは単に、18世紀や19世紀の昔話で、
終わらせていい話ではありません。

現代のビジネスにおいても、知財の管理は
経済的な成否の鍵となります。

  「弁理士とは、未来を守り、未来を作る仕事
  である。そしてそのために、一見複雑に
  入り組んで見えるパテントビジネスを紐解き、
  最良のマネタイズ方法を提案するものであり、
  未来に向けた最適なビジネスパートナーの
  ひとりであると私は確信している。」

本書の著者は、正林国際特許商標事務所の
所長で、弁理士の正林正之さんです。

本書では、身近な事例から権利ビジネスの仕組み
を解説し、日本企業が世界で戦うための
ヒントを与えてくれます。

例えば、「日本のいちご」は、知財を管理が
できなかったばかりに、何百億円もの利益が
海外へ流出していると言います。

これは国家間だけの話だけでなく、
技術を持つ企業は同様に気をつけなくては
ならないことです。

世界を相手に戦うためには、攻めの知財活用が
必要なのです。

  「どうか、本書を単なる知的好奇心を充たす
  束の間のエンターテイメント・ビジネス書
  として閉じるのではなく、これから世界を
  相手に戦うそのきっかけのひとつにして
  いただきたい。」

本書には、日本が未来に経済的な繁栄を
していくためには、欠くことのできない
知恵が詰まっています。

この本から何を活かすか?

著作権には、「保護期間」があります。

では、なぜ、1928年に生まれたミッキーマウスの
著作権は、今でも保護されているのか?

  「アメリカの著作権法は、ミッキーをはじめと
  するディズニー社の主要なキャラクターの
  著作権が切れる直前になると、その保護期間の
  延長を定める改定措置を何度も繰り返している。」

このことから、アメリカの著作権法は、
「ミッキーマウス延命法」とか「ミッキーマウス
保護法」などとも呼ばれています。

現行の法律では2023年まで、ミッキーマウスの
著作権は保護されていますが、更にその先も
改定する動きがあるようです。

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| ビジネス一般・ストーリー | 06:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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星野リゾートのおもてなしデザイン

満足度★★★
付箋数:17

旅館やホテルの経営で、最も注目すべき指標は
「客室稼働率」でしょう。

観光庁の調査によると2017年日本全国の旅館
の客室稼働率は、僅か38.1%。

リゾートホテルでも、57.8%に過ぎません。

しかし、「星野リゾート」の客室稼働率は、
平均80%に達するといいます。

星野リゾートは、星野佳路さんが率いる
リゾートホテルブランドです。

2018年時点で、拠点数は全国で38ヶ所。

運営施設の収入合計は、東日本大震災のあった
2011年を除いて毎年伸びていて、2017年には
509億円に達しています。

星野リゾートが展開するのは主に4つのブランド。

「星のや」は、日本初のラグジュアリーな
リゾートホテル。

「界」は、現代の快適さを備えた温泉付きの
和風旅館。

「リゾナーレ」は、アクティビティーを重視した、
スタイリッシュなリゾートホテル。

そして、2017年に第4のブランドとして
立ち上げたのが、都市型観光ホテルの「OMO」。

本書は、星野リゾートの強さの秘密を、
「デザイン」の視点から紹介する本です。

星野リゾートは、これまで経営に行き詰まった
旅館やホテルの「再生」を主に請負ってきました。

そのため、大規模なハード面のリニューアルが
できていない施設がけっこうあります。

では、いかにして、一度離れていったお客を
呼び寄せることができたのか?

事業が好転する原動力になったのは、
接客サービスを始めとするソフト面の刷新です。

星野リゾートを支えるソフト面には、
3つの特徴があるそうです。

それが、「日本旅館メソッド」と「マルチタスク」、
そして「フラットな組織文化」です。

日本旅館メソッドとは、迎える側が様々な
趣向を凝らし、お客様はそれを楽しみして
宿を訪れる、日本の旅館文化をベースとした、
おもてなしの方法。

マルチタスクは、各スタッフがフロントや
客室清掃、レストランサービスなど、
複数の業務をこなす働き方。

フラットな組織文化とは、入社歴や職位に
関係なく、スタッフが対等な関係の中で議論し、
発言できる職場環境です。

これら3つのソフト面の特徴が、星野リゾートの
「おもてなしデザイン」の肝になっています。

私が本書を手にしたのは、星野リゾートが
第4のブランドとして立ち上げた「OMO」に
興味があったからです。

コンセプトは、「寝るだけで終わらせない、
旅のテンションを上げる都市型観光ホテル」。

都市部にありながら、ビジネス客を狙わずに、
観光客に特化した宿泊施設です。

OMOが他の都市型ホテルとの差別化を図る
ために重要な役割を果たすのが、5人の
「OMOレンジャー」と呼ばれるスタッフです。

彼らは観光ガイドに載っていないような
地元のディープな店を探し出し、
観光客を街に連れ出すのが役目です。

OMOレンジャーを中心として、観光客と地元を
つなぐ新サービスを星野リゾートでは、
「Go-KINJO(ゴーキンジョ)」と呼びます。

2018年現在、OMOブランドのホテルは、
「OMO7 旭川」と「OMO5 大塚」の2拠点で
営業しています。

ちなみに、OMOの後の数字はオープンの
順番ではなく、設備やレストラン、宴会場の
有無などにより社内で区分された番号です。

本書はカラー写真が豊富に掲載されていて、
よく取材して書かれた本だと思います。

この本から何を活かすか?

星野佳路さんが、日本に根づかせようと
している文化の一つが「グランピング」です。

グランピングとは、「優雅な」といった意味の
 “glamorous” と “camping” を合わせた造語。

贅沢にアウトドアを楽しむ、新しいリゾート
スタイルです。

最近は、星野リゾート以外でもグランピングを
手掛けるところが多くなってきました。

このスタイルには、賛否が分かれています。

個人的には、キャンプとは完全に別物だと
思いっています。

グランピングをしたいとは全く思いませんが、
普通のキャンプをする層とは別の人たちが
するものだと考えれば、あってもいいもの
だと思います。

ただし、雨後の筍のように増殖しているので、
数年後にあちこちに見られるであろう、
グランピングの残骸が心配ですね。

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フリーバード 自由と孤独

満足度★★★★
付箋数:24

著者の谷口浩さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「みなさん楽しんでもらえたでしょうか?

  これが僕の半生です。できる限り、目の前に
  ある選択肢の中から、一番面白いものを
  選択して、一生懸命諦めないで進めば、
  こんな感じで生きていけるという一例です。

  みなさん、ぜひ自伝を書いてみてください!

  人生にベストなんてないので、どんな仕事を
  している人も、どこに住んでいる人も、
  みんなそれぞれ自伝を書いてみると、
  自分さえも思考が整理できていなかった
  ことに気が付くのです。僕はこの本の執筆中に
  その素晴らしさに気が付いてからは、友達や
  社員に自伝の執筆を勧めまくっています。」

谷口さんの半生とは、どのようなもの
なのでしょうか?

テレビ東京で放送された「世界ナゼそこに?
日本人~知られざる波瀾万丈伝~」でも
特集されたこともあるので、ご存知のかたも
いるかも知れません。

谷口さんは、2万人以上が卒業する語学学校、
「フリーバードインスティテュート」を
経営されている方です。

この学校は、世界で2番めに大きな語学学校で、
証券市場にも上場しています。

この語学学校がどこにあるのかというと、
「フィジー共和国」という南の島国。

地図で見ると、オーストラリアの東側にある
ニューカレドニアの、すぐまた東隣に浮かぶ
島がフィジーです。

ラグビーが強いことでも知られていて、
人口90万人ほどのオセアニアの国です。

なぜ、フィジーで語学学校なのか?

その一番の理由は、留学費用が他の国、
他の語学学校と比較して、圧倒的に安いから。

谷口さんの語学学校は、エージェントを使わず、
直接、留学プログラムを提供しているので、
中間搾取されることがありません。

そしてフィジーの物価の安さも人気の秘密です。

学生寮は1泊わずか300円。

12ヶ月滞在しても10万円で、そこに授業料や
入学金を足しても、87万円で1年間の語学留学が
できてしまいます。

短期なら7万円からの語学留学も可能のです。

ところで、なぜ、谷口さんは飛行時間が
15時間以上もかかる南の島で、語学学校を
設立することになったのか?

きっかけは、16年前の日本の高速道路での
スピード違反による免許取り消しでした。

運転免許を取り上げられた谷口さんは、
合法的に(当時)海外での運転免許取得の
ために初めてフィジーに渡りました。

そこで、フィジーの公用語が英語であること、
そして英語学習には最適なフレンドリーな
国民性であることに気づきました。

本書の自伝は、そこから始まる学校設立の
ノンフィクションです。

また、谷口さんは学校経営の手腕を評価され、
2010年には国立高校の理事長を任されました。

この高校のラグビー部は、谷口さんが理事長に
就任したときには、弱小チームでしたが、
徐々に強くなり2014年、2015年には全国制覇
するほどの強豪に成長しました。

これはフィジー版の「スクール☆ウォーズ」です。

廃校寸前だった高校が、学力も全国6位の
優秀な学校に生まれ変わりました。

語学学校の経営や国立高校の運営も凄いことですが、
谷口さんが更に物凄いのは、自身がステージⅣの
末期がんと宣告され、治療のさなかに、
こうした改革をやってのけたことです。

谷口さんの生き方を見て、フィジーの人々からは、
国会議員になって欲しいとの要請もあるようです。

本書には、目の前の選択肢の中から、
一番面白いものを選び続け、諦めずに生きた男の
波乱万丈な物語があります。

読んで熱くなること間違いなし。オススメです。

この本から何を活かすか?

こちらが、谷口さんの語学学校のサイトです。

http://www.southpacificfreebird.co.jp/lp/

フィジーには3つの特徴があるようです。

 1. 幸福度No.1の国(フレンドリーな国民性)
 2. 治安が良い(犯罪発生率は日本より低い)
 3. 英語が公用語(旧イギリス領)

1週間の留学なら飛行機代を別に、
入学金・授業料・滞在費込で5万円代から。

ワーホリで行くより、安いというのも驚きです。

治安がいいので、女性が留学するにも、
安心のようですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 06:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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