活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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今すぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門


今すぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門

満足度★★★★
付箋数:24

秀和システムの中野さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

ビジネスの売り上げを劇的に伸ばすには、
マーケティングを効果的に行う必要があります。

しかし、消費者の購買行動の変化によって、
単に広告を打つマーケティング手法では、
売り上げを増やすのが、難しくなっています。

そんな中、「広告費はゼロで、売り上げを
今の10倍」にする方法があるといいます。

それが、「出版マーケティング」という手法。

その名の通り、本を出版することで、
世間の認知度を上げ、売り上げを伸ばす
マーケティング手法です。

確かに、「本を書いている」というだけで、
一般的にその人の信用度は上がります。

そして、本が売れて有名になると、講演会や
取材のオファーも舞い込んで来るでしょう。

すでに自分の商品を持っている方であれば、
バックエンドの商品で売り上げを作る
こともできます。

そんな出版マーケティングの効果を知って、
本を出し続けている有名人もいます。

堀江貴文さんや、Daigoさんはその代表例。

では、出版マーケティングが効果があっても、
果たして有名人でも作家でもない素人が、
本を出版することなどできるのでしょうか?

  「(素人でも)出版社のニーズさえ満たせば、
  誰でも企画が通るチャンスがある。」

仮に、出版社への企画が通ったとしても、
文章を書いたり、出版した本をビジネスに
活かすには、どうしたらいいのでしょうか?

そのすべての手法を説明するのが、本書です。

著者は、自らも出版マーケティングで
成功した、水野俊哉さんです。

10万部突破の『成功本50冊「勝ち抜け」案内
などが有名で、数多くのビジネス書を
出版しています。

実は、水野さんは、かつてベンチャー企業で
3億円の負債を抱えていたことがありました。

その危機から蘇るきっかけとなったのが、
「出版」だったのです。

また、水野さんは出版マーケティングの
ノウハウを、商業出版を目指す経営者や
自営業者向けにセミナーを行う、
出版プロデューサーとしても活躍しています。

本書では、水野さんが有料セミナーで
行っている出版マーケティングの手法を、
惜しみなく公開しています。

  「私自身が(そして多くの塾生たちが)
  身をもってその効果を実感したからこそ、
   “この手法を他の人にも伝えて、
  私と同じように売り上げをアップする人が
  増えて欲しい” と思い、長年かけて
  培ってきたノウハウをこの1冊にまとめました。」

本書は、水野さんの集大成とも言える本です。

ビジネス書を書くにあたり必要なテクニックは、
次の6つの要素です。

  1. ゴールセッティング
  2. タイトルとまえがき
  3. 章立てと構成
  4. ベストセラーの文章術
  5. キャラ立ち
  6. セールスプロモーション

本書では、それぞれのステップを実際の
ベストセラーを例に出し、解説します。

「これだったら自分も本が出せそうだ」と
思えるハズです。

水野さんの本は、読者を惹きつけるものがあり、
文章のわかりやすさは折り紙付き。

それは古今東西のビジネス書の名著を
研究し尽くして、ベストセラーを作るための
方程式を知っているからです。

そして、1冊書いて終わりになるのではなく、
著者として生き残っていく秘訣も伝えます。

  「繰り返しになりますが、本を出すことは
  あなたの人生を大きく変えるきっかけに
  なります。でも、そのきっかけをうまく
  活かせるかどうかは、あなた次第なのです。
  ただ売り上げのことだけを考えて出版する
  のではなく、読者のことをしっかり想って
  書かないと、その先はないのです。」

この本から何を活かすか?

本書では、本文を書くための11のパターンの
テクニックが紹介されていました。

その中で、私が気に入ったのが、
「キャラクターを立てる、北方謙三パターン」。

これは、かつて『ホットドッグ・プレス』に
連載されていた北方謙三さんの人生相談の
コーナー、『試みの地平線』のパターンです。

「おい、小僧ども!」と語りかけ、
多くの悩める若者に「ソープに行け!」と
アドバイスを送っていました。

確かに、私もこのコーナーは大好きで、
今でも強烈に記憶に残っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| マーケティング・営業 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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しょぼい起業で生きていく


しょぼい起業で生きていく

満足度★★★
付箋数:23

  「 “しょぼい起業” の手段を使い、
  ある程度のコツさえつかめば、最低限
  生きていくこのはそう難しいことでは
  ありません。しかし誰でも必ず成功して、
  無限にお金が降ってくる方法ではない
  ことも事実です。」

本書は、組織で働くのが無理な人向けに
書かれた起業本です。

しかし、起業と言っても、それで大成功する
のではなく、「何とか生きていく」程度の
ことを狙った本です。

ですから、一般的な起業のイメージとは、
大きく異なります。

「しょぼい起業」では、事業計画も
銀行での資金調達もいりません。

開業資金も、ほとんどなくて大丈夫。

そもそも、起業で儲けたお金で生活を
しようと考えません。

そんな起業を説くのは、えらいてんちょうさん。

えらいてんちょうさんは、自分の性格を
組織でサラリーマンとして働くのは無理と
冷静に分析しました。

そこで大学卒業後、企業に就職せずに、
初期費用50万円ほどでリサイクルショップを
始めます。

その後、イベントバーというシステムの
ちょっと変わったバーをオープンさせました。

今では、「しょぼい起業」したい若者のために、
フランチャイズ化して、開業と運営の
サポートをしているようです。

最初から、会社を大きくしたといった目標
などもなく、企業に勤められないという
消極的な理由で起業したようです。

こういった考えが、今の若い世代の感性に
マッチしているのだと思います。

自分もやってみたいと考える人たちが
出てきても不思議ではありません。

開業資金をほとんどかけずに、できること
から始めて、一攫千金も狙わないので、
失敗しても借金を背負うことがありません。

日本にいる限り、飢え死にはしないし、
お金を使わなくても楽しいことは
たくさんあるという発想が根底にあります。

だから、もし起業してお客さんが来なくても、
何とかなると考えるのでしょう。

とは言っても、本書では「しょぼい起業」で、
店を流行らせるためのコツが解説されています。

まず1つ目は、「協力者」を集めること。

人を動かすのは、お金だけではないので、
協力してくれる人が自然と集まる仕組みを
作ります。

そのために「居心地のいい場所」や
「やりたいこと」を用意しておきます。

2つ目のコツは、広告宣伝費をかけない
マーケティング方法。

基本はSNSやYouTubeを使った口コミです。

流行っている店には、お客が集まり、
流行っていない店には誰も来ないという
商売の真理があります。

そのため、お店の状況を伝えるのは、
「大本営発表」を基本とします。

更に「なんとなく楽しそう感」を
醸し出し、集客します。

「しょぼい起業」が、才能もなくて、
やっていけるかというと、私が見た限り、
そうではないと思います。

お金をかけない分、コミュニケーション力や、
ネットワーク力などは、会社勤めをする以上に
要求されると感じました。

それでも、生き方の選択肢の1つとしては、
十分アリだと思います。

  第1章 もう、嫌な仕事をするのはやめよう
  第2章 「しょぼい起業」をはじめてみよう
  第3章 「しょぼい店舗」を開いてみよう
  第4章 「協力者」を集めよう
  第5章 しょぼい店舗を流行らせよう
  第6章 「しょぼい起業」実例集
  特別対談

この本から何を活かすか?

  「これは私の個人的な実感として、
  なのですが、実際に店舗を構えていると
  いうことは、それだけで、
  社会的ステータスを格段にあげます。
  (中略)
  実店舗があるというだけで信用が
  爆上げになる。店舗経営というのは
  コストパフォーマンスがかなり
  高いのです。」

この感覚は、何となく分かりますね。

ネットショッピングをしていても、
実店舗があるショップの方が、
やはり信用できますから。

だからこそ、お金をかけずに実店舗を
持つことが大切になるようです。

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| マーケティング・営業 | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブスのマーケティング戦略


ブスのマーケティング戦略

満足度★★★★
付箋数:27

『ブスのマーケティング戦略』なんて、
タイトルの本の表紙になるモデルさんも
大変だなと思ったら、著者ご本人でした。

  「この本はブスの自虐エッセイではない。
  れっきとした実用書である。
  税理士、大学院生、一児の母、そしてブス
  であるわたくし田村麻美が、これまでの
  人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案
  として記したものだ。」

本書は、行動できないブスのみなさんと、
劣化がはじまっている焦っている美人の
みなさん向けに書かれています。

実用としては言葉の定義が大事なので、
本書では、以下のように「ブス」「美人」
を定義しています。

  ブス:見た目を武器にできない人
  美人:見た目を武器にできる人

武器にできるかどうかは客観性を欠くので、
測定可能で定量的に判断するための基準も
設定されています。

他人から「かわいいね、美人だね」と
顔をほめられたことが、「20回以上」
あるかないかで判断します。

本書では、「生まれたときからブスだった」
として、田村さんの幼少の頃からの写真も
掲載されています。

お笑い芸人であれば、ブスであることが
キャラクターであり、自分の商品価値を
高めていますが、一般人はどうなのか?

田村さんは、ブスというネガティブな要素を
完全に自分の商品価値を際立たせるために、
活用しています。

しかし、一般の方にはそこまで求めていません。

あくまで、自分を商品と考え、見た目の
客観的査定を行い、プロダクト解析を行う
ところから本書はスタートします。

  「集合写真を見てみよう」

本書では、31個の自己改革のためのワーク、
「ブスのための作業」が課せられていますが、
最初の作業がコレです。

集合写真の自分の見た目を、商品という
観点で冷静に見てみます。

  「自分を商品と考えたとき、見た目は
  パッケージにあたる。顔が商品名であり
  ブランドであるのだ。」

もちろん、商品の善し悪しはパッケージ
だけで決まりません。

見た目以外にも、経済力(仕事)、学歴、
居心地(人柄)、相性(個性)の要素で
総合的に判断します。

各項目100点満点で、田村さん自身の
プロダクト解析は、次のスコアになります。

  見た目:ブス「0」
  経済力(仕事):税理士「50」
  学歴:立教大学卒「70」
  居心地(人柄):けっこうおもしろい「90」
  相性(個性):顧客によって決まる「?」

本書では、このような自己分析を行い、
見た目が武器にならない方には、
他に武器を身につけるよう勧めます。

それが戦略的な人生を送ることになります。

その最終ゴールとなる、本書の目的は2つ。

1つ目は、ブスの幸せな結婚。
2つ目は、ブスの経済的な自立です。

小学校のときに、自分がブスであることに
気づき、そこからトライ&エラーを
繰り返し、田村さんは傷つきながらも
2つの目的を果たしました。

本書では、その半生をマーケティング戦略
として、誰でも実践できるよう解説します。

何もかもさらけ出して書いているので、
心を揺さぶられるところがありますし、
赤裸々過ぎて、辛い部分もありました。

しかし、事実を受け入れ冷静に戦略を立て、
最終的には田村さんは成功しているので、
多くの方に参考にして欲しい本だと思います。

  「 “ブスのくせに” と他人からも言われ、
  そして自分自身でも思っていた私が、
  いま、ほしいものはすべて手に入れている。
  しかも、その成功要因は・・・・、
   “ブスだったから” なのである。
   “ブスだからこそ” 自分に自信がなかった
  からこそ、武器を装備し続けたおかげで、
  いまここに立っている。」

この本から何を活かすか?

本書では、本名、顔写真も公開され、
処女喪失、性体験、合コン体験なども
包み隠さずに語られています。

さすがに、田村さん自身にも迷いがあった
ようですが、ご主人が後押しされて、
覚悟が決めて書いたようです。

本書からは、身を削ってまで、
自分が納得する本を書こうとした、
田村さんの本気度が伝わってきます。

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| マーケティング・営業 | 06:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか? 心をつかむニューロマーケティング

満足度★★★
付箋数:22

私たちは、普段、「無意識」のうちに、
好き嫌いを判断しています。

見た瞬間に、ある程度、好きなのか、嫌いなのか、
欲しいのか、欲しくないのかが決まります。

それどころか、ハッキリ見たときよりも、
瞬間的に視覚をかすめ、見たという自覚がない
ときの方が、感情に大きな影響を与えることが
あります。

しかも、自覚がないときの方が、
その効果は長く続くことがわかっています。

これを「閾下感情プライミング」と言います。

閾下感情プライミングで知られているのが、
いわゆる「サブリミナル効果」です。

サブリミナル効果も、一時期、「嘘だ」と
否定されていましたが、最近の実験では、
やはり効果があることが認められています。

さて、この人間の深層心理は、
「脳」の働きから生まれます。

好き嫌いを決め、モノを買うか買わないかを
決めるのは、私たちの脳なのです。

そこで、脳の働きをマーケティングに
応用することが考えられました。

それが脳科学と商品開発やマーケティングの
実践が結びついた「ニューロマーケティング」
です。

本書では、最新のニューロマーケティングの
知見を7つの法則としてまとめました。

著者はマーケティング共創協会研究主幹の
廣中直行さんです。

『人はなぜハマるのか』、『快楽の脳科学』
などの著書がある方です。

以下、本書で示される7つの法則です。

 法則その1 「珍しさ」と「懐かしさ」の
      バランスを取る
      ― 新奇性と親近性 ―

 法則その2  “期待” を裏切る
      ― サプライズ ―

 法則その3 「自分は正しかった」と思わせる
      ― 認知的不協和 ―

 法則その4 巧みに不満を演出する
      ― 計画的陳腐化 ―

 法則その5 とにかく露出を増やす
      ― 単純接触効果 ―

 法則その6 良い気分にさせる
      ― 投機的になる脳 ―

 法則その7 「他者の力」で売る
      ― クチコミ力 ―

例えば、法則その1の新奇性と親近性。

私たちの「好き」という心理を分解すると、
「新しいものが好き」と「慣れ親しんだものが
好き」に別れます。

相反する心理ですが、この2つのバランスを
うまく取った商品が成功します。

ヤマハから「ピアノでもエレクトーンでもない」
第三の鍵盤楽器として発売されてヒットした
「クラビノーバ」が成功例として紹介されて
いました。

幼児向け人形開発の例では、子どもが欲しがる
新しいものであると同時に、親が抵抗なく買える
安心感を与えることが意識されています。

テレビの歌番組では新しい歌の中に、
意図的に古い歌も混ぜてバランスを取ることも
あるようです。

本書では、これら7つの法則をアップルの
マーケティング手法を織り交ぜながら
解説します。

しかし、アップルのリンゴやマーケティング
に関しては、アップル関係者に取材した証言を
基に書かれている訳ではありません。

あくまで、ニューロマーケティング的に
考えた廣中さんの推測で語られています。

消費者への聞き取りやモニタリング調査よりも
効果が期待されるニューロマーケティング。

本書は専門家も一般読者も両者が読んで、
意味のあるものを目指して書かれています。

この本から何を活かすか?

欲しい気持ちを作るために、マーケティング
では、しばしば「計画的陳腐化」という
テクニックが使われます。

物理的に劣化させたり、商品の機能的価値を
下げたり、情緒的価値を下げたりするなど。

  「リズム感のある企業が成功する。
   “かじりかけのリンゴ” はどこか中途半端だ。
  完全なカタチはしていない。そうかと言って、
  食べ尽くした感じもない。この中途半端な
  ところがいろいろな想像を生む。
  その想像が物語をふくらませ、私たちは
  夢を感じる。」

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| マーケティング・営業 | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Work in Progress デジタルマーケティングで大切なこと

満足度★★★
付箋数:24

以前は、「Webマーケティング」という
言葉が使われていましたが、最近では
「デジタルマーケティング」という表現を
耳にする機会が多くなりました。

Webマーケティングとデジタルマーケティングは、
一体、どのように違うのでしょうか?

2つの違いは、扱うチャネルと
活用するデータの種類にあります。

Webマーケティングは、Webサイトを軸に考える
マーケティングのことで、サイトのアクセス履歴
をデータとして活用していました。


一方、最近使われるデジタルマーケティングは、
チャネルはWebサイトだけに留まりません。

活用するデータは、Webアクセス履歴はもちろん、
他にもスマホやタブレットのアプリ、
IoTから収集されるデータなども活用します。

マーケティングの対象として扱う範囲が、
格段に広がったことで、デジタルマーケティング
という表現が使われるようになりました。

  「本書は、環境が変化する中で、
  私がデジタルマーケターにとって特に大切だと
  考えていることを、デジタルマーケターと
  しての視点で記述しています。
  扱うトピックの範囲も多岐にわたりますが、
  根底にある全体を貫く考え方を示しつつ、
  それぞれにどう対峙すべきか、そのヒントを
  まとめました。」

著者は、リクルートでデジタルマーケティングを
担当し、AIボット「パン田一郎」を生み出した
板澤一樹さんです。

テレビCMでは「バイトするならタウンワーク」
シリーズを手掛けた、有名なマーケターの方です。

デジタルマーケティングの世界は常に変化し、
止まることがありません。

その変化にどのようなスタンスで向き合うかが、
デジタルマーケティングのポイントとなります。

そこで変化に対応するために、
板澤さんが一番の基本として挙げているのが、
「検証可能性を高める」ことと「実験を通して
改善を重ねる」ことです。

効果測定にこだわり、A/Bテストを繰り返し、
改善を重ねるのが基本中の基本。

では、それを実行するデジタルマーケターには、
どうのような資質が必要なのでしょうか?

板澤さんは、デジタル領域で本質的に必要な
2つの資質を本書で挙げています。

1つ目は「計数感覚」。

一般的には、財務諸表や事業で発生する数値の
変化から、経営への影響を推測できる能力の
ことを指します。

しかし、本書では数値の変化から実際に
サイトで起きていること、広告運用に
影響することなど、「何が起きているのか」、
「何が要因なのか」を推測できる能力のこと
として定義されています。

2つ目は「ファクト志向」。

これは憶測や勘ではなく、常に何が起きているか
を把握し、ファクトベースで思考する姿勢を
指します。

この2つの感覚を使って、絶対的な正解が存在
しないデジタルマーケティングの世界で、
期待値をコントロールするようにPDCAの
サイクルを回していきます。

このように常にデータを見ながら改善して
いくのが、本書のタイトルにもなっている、
「Work in Progress(進行中)」の考え方です。

本書では、これまで板澤さんが経験してきた
ことから、デジタルマーケティングで大切なこと
が非常にうまくまとめられています。

 第1章 デジタルマーケターが持つべきスタンス
 第2章 顧客を知るための調査のキホン
 第3章 ユーザーの声を聴き、すばやく変化する
 第4章 KPIの設計とモニタリング
 第5章 リスクとリターンをコントロールする
 第6章 計数感覚とファクト志向
 第7章 テレビCMとPDCA
 第8章 データを組織の共通言語にする
 第9章 雑談できるボット「パン田一郎」
    プロジェクト
 第10章 ソフトウェア開発を「強み」とする
 第11章 今すぐAIを使いたいマーケターのために

この本から何を活かすか?

デジタルマーケティングの基本の1つは、
KPI(key performance indicator)の
マネジメントです。

本書では、KPIの設定手順について、
以下の3ステップで説明されていました。

  手順1. 要素を洗い出す
  手順2. 指標の選定
  手順3. 指標の相互作用を見極める

個人的には、意外とやられていないのが、
3番目の「KPIごとの相互作用の見極め」
だと思います。

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| マーケティング・営業 | 05:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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