活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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サイバーセキュリティ: 組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス


サイバーセキュリティ: 組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス

満足度★★★★
付箋数:25

もし、あなたの個人情報が盗まれたとすると、
一体いくらぐらいで売買されるのか?

2017年時点の米ブラックマーケットでの
個人情報の値段は以下の通りです。

 ・社会保障番号は1ドル(110円)
 ・クレジットカード情報は5~110ドル
  (550~1万2100円)
 ・運転免許証は20ドル(2200円)
 ・卒業証書は100~400ドル
  (1万1000~4万4000円)
 ・医療情報は1~1000ドル(110~11万円)

クレジットカード情報は、裏面にある
3桁のセキュリティコードがわかっているか
どうかによって値段が変わるようです。

また、卒業証書が高値で取引されているのは、
結構、意外なことでした。

これらの個人情報は、内部から持ち出される
こともあれば、外部からのサイバー攻撃に
よって盗まれる場合もあります。

ある調査によると、1日に新たに生まれる
コンピューターウィルスの数は100万を
超えるとも言われます。

インターネットで世界中がつながった
環境において、私たちは個人でも組織でも、
そして国としても、サイバー攻撃の脅威に
備える必要があります。

サイバー攻撃による被害は、単に情報が
盗まれるだけではありません。

  「 “サイバー攻撃” を行う犯罪集団や
  国家は、ITを使うことで、自ら国境を
  越えて相手の建物の中に入り込まなく
  ても、最新技術や安全保障上の情報を
  盗めるようになりました。
  今や工場や発電所のほとんどは
  コンピュータ制御され、ネットワークに
  繋がっており、サイバー攻撃で運用や業務
  を止めることさえ可能となったのです。」

本書は、「サイバー脅威インテリジェンス」
を身につけるための本。

著者は、防衛省出身のサイバーセキュリティ
の専門家、松原実穂子さんです。

サイバー脅威インテリジェンスは、
様々な情報源から断片的なデータを集め、
文脈の繋がった情報にするところから
始めます。

そして、その情報を吟味して総合的分析を
加え、次にとるべき行動について意思決定
するための判断材料とします。

現在の巧妙なサイバー攻撃は、被害が
視覚化されず、被害に気づくまでに
数ヶ月かかる場合もあります。

そしてサイバー攻撃に気づいたときには、
すでに手遅れなるほど被害が広がっている
ケースも見受けられます。

本書では、まず世界中で起こっている
サイバー攻撃の事例を見ていきます。

次に、インテリジェンス(諜報)のプロ
である政府の情報機関など、攻撃者の
実像を明らかにします。

攻撃者はどのような戦略のもとで、
どんな教育を受け、生活をし、
国境を跨いで、活動を行っているのか。

攻撃者の視点に立って見るレポートは
かなり新鮮でした。

それに対して守る側は、どういう態勢で
日々攻撃者と戦い、防御を固めている
のかが、次に紹介されてます。

その上で、サイバー攻撃に対抗する
技術的・戦略的知恵を与える
「サイバー脅威インテリジェンス」に
ついて解説します。

サイバー攻撃から政府や企業を守る
ために本当に必要な対策や負担は、
日々増加の一途を辿っています。

にもかかわらず、サイバーセキュリティ
について理解しようともせず、
サイバー攻撃への対策を放置し、
予算を割かない組織もあります。

本書は、そんな組織に警鐘を鳴らします。

サイバー攻撃は、あまりメディアでも
取り上げられないので、その実態が
つかめず、他人事になりがちです。

そうならないためにも、本書は、
是非、読んでおきたい本です。

非常に読み応えのある良書でした。

この本から何を活かすか?

サイバー攻撃者として、最も注意すべき
国の1つに北朝鮮が挙げられています。

  「(北朝鮮は)サイバー空間の閉鎖性
  を逆手にとったところがあります。
  北朝鮮国内はインターネットにほとんど
  繋がっていないため外国からのサイバー
  攻撃を受けにくく、被害も限られる反面、
  北朝鮮からは外国にサイバー攻撃を
  仕掛けられ、大きな成果を期待できる。
  これが北朝鮮ならではの強みなのです。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| IT・ネット | 05:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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業界別! AI活用地図 8業界36業種の導入事例が一目でわかる


業界別! AI活用地図 8業界36業種の導入事例が一目でわかる (AI&TECHNOLOGY)

満足度★★★
付箋数:21

2019年現在、AI(人工知能)は
第3次ブームと言われ、様々な分野で
研究・開発が進められています。

しかし、実際はそれぞれの業界において、
AIの活用は、計画したほど進んでいない
状況があるようです。

  「PoC(仮説検証)と呼ばれるトライアル
  を実施したが想定した精度が出ない、
  投資効果が見込まれないなどの理由から
  途中で停滞してしまうプロジェクトも
  多くあります。
  これはAIやその元になるデータ活用に
  ついての企画の段階で、自社や組織の
  課題に対して俯瞰的に考え、どのデータ
  を蓄積し、どの業務を改善するAIを
  開発していくのかのロードマップが
  適切に作られていないことが原因の
  ひとつであると著者は考えています。」

本書の著者、AI活用のエキスパート、
本橋洋介さんが指摘する課題は、
AI開発の適切なロードマップが
不足していることです。

そこで、各業界でのロードマップ
作成を手助けするために書かれた
のが本書です。

通常、本書のような大判オールカラー
の業界マップ本は、業界外の人向けに
書かれているケースがほとんどです。

しかし、本書のメインターゲットは、
それぞれの業界内の人です。

  「本書を参考に、自社でのデータ
  活用・AI活用のロードマップ作成に
  取り組んでいただければと考えて
  います。また、自社内でロードマップ
  を作成した後には、それぞれの
  活用例がどのようなデータやツール
  を必要とするかを整理し、データを
  蓄積、整備する計画を立てて
  いただくのが良いと考えます。」

本書は、金融、流通、製造、インフラ
など、全8業界36業種のAI導入について、
マップ形式で整理しています。

マップと活用事例は業種ごと、
ROI算出・利用データ・分析方法・
システム構成と業務プロセスなどは、
業界ごとにまとめられています。

更に、データ加工時のポイントや
分析時に注意すべきポイントも
掲載されています。

すべてがAIプロジェクトを円滑に
進めるための、情報整理です。

最初に紹介されている流通業界では
次のような目的や分析方法などが
示されています。

<目的>
 ・在庫切れによる機会損失、在庫過多
  による廃棄ロスの削減
 ・発注作業効率化による人件費の削減

<ROIの算出例>
 ・廃棄率を5%削減
 ・発注業務にかかる時間を30%削減

<利用データ>
 商品別の販売実績データ、気象データ、
 キャンペーンのデータ、イベントデータ、
 カレンダーデータ、在庫データなど

<分析方法>
 ステップ1 在庫量に基づく自動発注
 ステップ2 機械学習に基づく需要予測
      の活用
 ステップ3 強化学習による発注数
      自動決定

<データ加工時のポイント>
 ・商品コード変更による名寄せの必要性
 ・「販売数0」の取扱いに注意

<分析時に注意すべきポイント>
 1. 他の店舗の影響を学習しきれない
  ことが多い
 2. ID-POSデータがあるときに常連データ
  と一見客データに分けて分析する

かなり突っ込んだノウハウも掲載
されているので、本書を一般的な
業界マップ本と侮ってはいけません。

この本から何を活かすか?

放送局のAI活用事例の1つとして
紹介されていたのが、AIアナウンサー
ニュースのヨミ子」です。

事前にアナウンサーが原稿を読み、
録音した音声データを音素に分解。

NHKのWebサイト上のニュース原稿を
基に、音素を組み合わせて発話する
ようです。

「ニュース シブ5時」と
「気になるニュースランキング」
に出演しています。

AmazonのAlexaスキルにもあるので、
私はそちらで使ってみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| IT・ネット | 05:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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データの世紀


データの世紀

満足度★★★★
付箋数:26

データは、「21世紀の石油」と言われます。

個人がネットを閲覧して残した履歴や、
企業が営業活動などで集めた顧客データは、
人工知能やIoTなどの新技術を使って
分析され、私たちの生活に様々な恩恵を
もたらしています。

しかし、そうしたデータ資源が持つのは、
便利な面でだけではありません。

日本経済新聞データエコノミー取材班は、
漠然とした不安の中から、企業の個人データ
の扱いに対する取材を開始しました。

  「そうして見えてきたのが、データが
  私たちにもたらす二面性、光と影だった。
  便利で豊かなネット社会を生む一方、
  個人の生活や社会をむしばむ副作用も
  無視できない。ならば悪影響を
  防ぎながら、成長につなげる条件は何か。
  取材班は解を探り続けた。」

取材班はデータ活用の最前線を追う
大型連載「データの世紀」を始めました。

データエコノミーの闇の部分を追求した
その連載は、2019年度新聞協会賞を受賞。

本書は、その記事に加筆修正のうえ、
再構成したものです。

世間に大きな衝撃を与えたのは、
やはり「リクナビ問題」です。

2019年8月1日午後6時、日本経済新聞は
電子版のイブニングスクープで、
この事件をはじめて公表しました。

  「就活生の『辞退予測』情報、
  説明なく提供 リクナビ」

企業にとっては、採用する予定の学生が
辞退する可能性が高いか低いかが
事前に予測できるなら、採用活動の
効率を高める貴重なデータになります。

そこでリクナビが販売したのが、
会員登録した学生について、採用活動や
内定を辞退する可能性を算出し、
各企業に販売する仕組みでした。

就職活動する学生は、リクナビを通じて
様々な企業の説明会や選考の情報を
閲覧します。

リクナビは、その学生が、いつ、
どんな企業の情報をどのくらい長く
見たかなどの記録を分析。

それを過去の就活学生の傾向と
照らし合わせ、AIで辞退率を予測し、
評価の結果を企業に販売しました。

学生側からすると、自分のデータが
勝手に分析され、しかも知らないうちに
辞退率として企業に売られていたことを
知ると、怒り心頭となりました。

このリクナビの事実が発覚すると、
大きな波紋が広がり、政府もやっと
個人情報の扱いに関して動き始める
ことになります。

まさにデータ資源の活用が持つ
負の側面が大きくクローズアップ
された事件となりました。

本書は、世界の秩序を変えるほどの
データエコノミーの光と影を追った
レポートです。

光の部分が明るければ明るいほど、
影の部分の暗さが強調されている
ことがよくわかります。

データの世紀に生きる私たちは、
そうした影の部分も認識しながら、
恩恵を受ける必要があると、
あらためて考えさせられます。

 第0章 「リクナビ問題」の衝撃
 第1章 世界が実験室
 第2章 「私」が奪われる
 第3章 採点される人生
 第4章 数字が語る
 第5章 支配の実像
 第6章 混沌の新ルール

この本から何を活かすか?

グーグル、アマゾン、フェイスブック、
アップルの4社は「GAFA」と呼ばれます。

もし、プライバシー保護のために、
GAFAを一切使わない仕事や生活を送ると
どの程度支障をきたすのか?

この疑問に答えるべく行われたのが、
3週間の「GAFA断ち実験」でした。

ネット検索とオンラインショッピング、
SNSからスマホまで使わない生活。

その結果、生産性は3分の1に落ち、
更にその3週間のうちに、友人まで
去っていったといいます。

この実験はかなり過酷で、
大いに生活が不便になりました。

その一方で、自分の個人情報を
誰に、どこまで渡すかを主体的に
考えるようになったそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| IT・ネット | 06:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する


デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

満足度★★★
付箋数:24

ソーシャルメディアやスマートフォンが
私たちの暮らしを大きく変えたことは、
誰もが認めることでしょう。

これらの新しいテクノロジーのおかげで、
いつでも他の人や情報と繋がるようになり、
確実に便利になりました。

しかし、あまりに便利すぎるがゆえに、
スマホをコントロールするのではなく、
スマホにコントロールされている人も
多くなっています。

あなたは、やらなきゃいけないことや
やりたいことが他にあるのに、
SNSが止まらないことはありませんか?

もし、少しでもそんな経験があるなら、
軽い依存症になっているかもしれません。

  「依存症とは、有害な結果が生じるにも
  かかわらず、その報酬効果が強迫的誘因
  となって特定の物質の使用や行為を
  繰り返す状態のことを指す。」

そこまでの状態でなくても、スマホを
いじっているうちに、あっという間に
時間が過ぎてしまったという経験は
多くの人が持っていると思います。

本書は、一時的なデジタル・デトックス
ではなく、根本的にスマホやSNSとの
つき合い方を変えるための本です。

  「本書の目標は、根拠を示して
  デジタル・ミニマリズムの有効性を
  伝えることにある。実践には何が必要か、
  なぜうまくいくのかを詳しく探求し、
  そのあとデジタル・ミニマリズムを
  取り入れるには何をすべきかを説明
  していく。」

デジタル・ミニマリズムとは、
新しいテクノロジー利用の哲学。

自分が重きを置いていることがらに
プラスになるか否かを基準に厳選した
一握りのツールの最適化を図ります。

そして、オンラインで費やす時間を
それだけに集中して、他のものは
惜しまず手放します。

そうすることで、テクノロジーから
主体性を取り戻します。

スマホとSNSから可処分時間と
可処分精神を守り、情報を見逃さず、
大切なことを大切にする生き方です。

そんなデジタル・ミニマリズムを
提案するのが、ジョージタウン大学
准教授(コンピューター科学)の
カル・ニューポートさんです。

デジタル・ミニマリズムには、
次の三原則があります。

 原則1. あればあるほどコストがかかる
 原則2. 最適化が成功のカギである
 原則3. 自覚的であることが充実感に
    つながる

ニューポートさんは、1600人超を対象
とした30日間の集団実験を行いました。

そこから導き出されたメソッドが、
デジタル・ミニマリズムを実践するための
「デジタル片づけ」です。

デジタル片付けは、次の3つのプロセスで
実行します。

 1. 30日のリセット期間を定め、
  かならずしも必要でないテクノロジー
  の利用を休止する。

 2. この30日間に、楽しくてやりがいの
  ある活動や行動を新しく探したり
  再発見したりする。

 3. 休止期間が終わったら、まっさらな状態
  の生活に、休止していたテクノロジーを
  再導入する。その1つひとつについて、
  自分の生活にどのようなメリットが
  あるか、そのメリットを最大化するには
  どのように利用すべきかを検討する。

本書が、ニューヨーク・タイムズ・
ベストセラーになり、25カ国で刊行されて
いるのは、他の国でもスマホやSNSに
生活が蝕まれている人が多い証です。

ムダなことに人生の貴重な時間を費やさず、
本当に大切なことに集中するために、
本書の哲学・メソッドを実践してみては
いかがでしょうか。

この本から何を活かすか?

本書ではデジタル・ミニマリストに
なるための「演習」がいくつも
紹介されています。

私は、次の演習を実践することにしました。

 ・スマートフォンを置いて外に出る
 ・テキストメッセージはまとめて処理
 ・営業時間を設ける

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ビッグデータ探偵団


ビッグデータ探偵団 (講談社現代新書)

満足度★★★
付箋数:21

「ビッグデータ」というキーワードが
注目され始めたのは、2011年頃からの
ことでした。

ビッグデータとは、読んで字の如く、
大量のデータ群を表す言葉です。

さすがに、ビッグデータという言葉
自体は聞いたことがある人が多いでしょう。

では、そのビッグデータを使って、
一体、何が分かって、どんなことが
できるのでしょうか?

本書は、そんな疑問に答える本です。

  「これから私たちが本書で示して
  いくことは、ビッグデータが、
  これからのビジネスを考えるうえで、
  また、あなたの生活をより快適なもの
  にするために、こんなにも役立つのか、
  という驚きと発見である。」

本書でビッグデータの有効活用例を
示してくれるのは、Yahoo!ビッグデータ
レポートのみなさんです。

チームの統括を務める安宅和人さん、
編集長の池宮伸次さん、その他のチームの
みなさんの共著です。

  「(ヤフーが持つ)多彩なサービスを
  通じて蓄積された膨大なデータ群―
   “マルチビッグデータ” を活用して、
  データの面白さとそのパワーを、
  わかりやすく伝えたい。
  そんな強い思いから、私たちの最初の
  一歩は始まった。」

特にヤフーが保有しているのは、
ネット上の膨大なデータです。

それは私たちのリアルな世界とは、
本当に繋がっているか疑問に思う方も
いるかもしれません。

しかし、ネットとリアルの世界は、
別々に切り離して考えることの
できない関係にあるようです。

  「ネットとリアルは別個の世界で
  あるどころか、切り離しえないもの
  であり、今後ますますその関連が
  密接なものとなっていくことは
  間違いない。」

本書の目次を見ると、どんなことが
データから読み取れたかがわかります。

 第1部 ビッグデータは、「深層」を
    描き出す
 1-1 新社会人は4月に「モットーとは」、
   5月に「新入社員 辞めたい」、
   6月に「恋活」と検索する
 1-2 ママは、生後102日目にわが子を
   モデルへ応募したくなる
 1-3 「頭が痛い日本人」が最も多い
   時刻は、17時である
 1-4 矢沢永吉と郷ひろみは、双子レベル
   の「そっくりさん」
 1-5 日本は、「東京」と「それ以外」
   の2つの国からできている
 幕間劇 1-6 音楽CDが売れる時、
    サバの漁獲量が増える
    ――擬似相関とは何か?
 第2部 ビッグデータは、こんなに役立つ
 2-1 これからの「混雑ぶり」がわかり、
   移動のストレスが消える
 2-2 救援活動をスムーズに進める、
   「隠れ避難所」を探せ!
 2-3 リニアで日本はどれだけ狭くなる
   のかを、実際に見てみよう
 2-4 政治への関心が薄い日本人の注目を
   一挙に集めた、「令和」発表の瞬間
 2-5 検索量を分析すると、選挙の
   議席数予測は96%も的中する
 2-6 今の景気を予測することは、
   どこまで可能か?

個人的に本書で一番面白かったのは、
「Yahoo!JAPAN景気指数」を作る試みです。

景気を数値化したものとしては、
内閣府が発表する「景気動向指数」が
ありますが、これは数ヶ月前の景気が
どうだったかを数値化したもの。

ヤフーでは、それをリアルタイムで
算出するモデルを作ろうとしていました。

最終的にこの試みは断念したようです。

しかし、内閣府発表の数値を予測する
のではなく、独立した景気指数として、
その活用の道を探って欲しいですね。

この本から何を活かすか?

本書では日本のアーティストが作った
計16万曲の歌詞を分析して、酷似する
アーティストを明らかにしています。

 モーニング娘とBerryz工房
 Mr.ChildrenとTOKIO
 矢沢永吉さんと郷ひろみさん
 いきものがかりと浜崎あゆみさん
 TUBEと大黒摩季さん
 真心ブラザーズと奥田民生さん
 森進一さんと堀内孝雄さん
 中島みゆきさんと研ナオコさん

言われてみれば、歌詞が似ているのは、
なんとなくわかる気がします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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