活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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お金2.0 新しい経済のルールと生き方

満足度★★★
付箋数:24

  「既存の資本主義に多くの人が感じていた
  ことは、 “お金にはならないけど価値のある
  ものって存在するよね?” という点だと
  思います。例えば、NPOによる社会貢献活動
  だったり、地方創生のようなプロジェクト
  だったり。」

本書の著者、佐藤航陽さんは、資本主義上の
お金が、現実世界の価値を正しく認識・評価
できなくなっていると指摘します。

その問題点を解消して、新しい経済のルール
の中心になっていくのが「価値」だと言います。

  「今後は、可視化された “資本” ではなく、
  お金などの資本に変換される前の “価値” を
  中心とした世界に変わっていくことが予想
  できます。
  私はこの流れを “資本主義(capitalism)” 
  ではなく “価値主義(valualism)” と
  呼んでいます。」

そのそもの「価値」という言葉には、
3つの意味が含まれています。

1つ目は、有用性としての価値。

これは「役に立つか?」という観点から
考えた価値です。

2つ目は、内面的な価値。

愛情・共感・興奮・好意・信頼など、
実生活に役に立つわけではないけれど、
その個人の内面にとってポジティブな
効果を及ぼす価値です。

3つ目が、社会的な価値。

慈善活動やNPOのように、個人ではなく
社会全体の持続性を高めるような活動に
よってもたらされる価値です。

これまでの経済を回してきた資本主義は、
1つ目の有用性のみを価値と認識して、
他の2つの価値を無視してきました。

それが資本主義の問題点であると同時に
限界でもあったのです。

佐藤さんが、本書で説明する価値主義では、
有用性としての価値だけでなく、人間の
内面的な価値や、全体の持続性を高める
ような社会的な価値も、すべて価値として
取り扱う仕組みです。

では、どうやって目に見えないものを
可視化することができるのでしょうか?

  「内面的な価値も数字のデータとして
  認識できれば、それらは比較することができ、
  かつそのデータをトークン化することで
  内面的な価値を軸とした独自の経済を
  作ることもできます。」

ちなみに、トークンとは、仮想通貨の
根っこで使われるブロックチェーン上で
流通する文字列のことです。

また、価値主義では、これまで見えなかった
ソーシャルキャピタルの価値も可視化した
上で、資本主義とは別のルールで経済を
実現することができるようです。

本書は、まず現在の経済やお金の起源、
そしてそのメカニズムを説明するところから
始まります。

次に、それが最新のテクノロジーによって、
どのよに変化してきているかを解説。

最後に、本書の主題として、資本主義の
欠点を補う「価値主義」という考え方に
ついて説明します。

それが、資本主義の先の「お金2.0」の世界。

本書は、IT企業メタップスの創業者である
佐藤さんが、これまで12年間考えてきたことを
まとめた本です。

金融や経済の専門家とは全く違う視点で、
「新しい経済」で動く世界が語られています。

テクノロジーによって、これからどう変わるのか、
その可能性を知ることができる本だと思います。

  第1章 お金の正体
  第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ
  第3章 価値主義とは何か?
  第4章「お金」から解放される生き方
  第5章 加速する人類の進化

この本から何を活かすか?

デジタルネイティブの次はトークンネイティブ。

トークンネイティブとは、生まれた瞬間から
ビットコインやブロックチェーンに当たり前に
触れて、使いこなすとができる世代です。

今の私たちとは、全く違う視点でお金や経済の
ことを捉えることができます。

本書では、今のデジタルネイティブ世代が、
トークンネイティブ世代の作るサービスが
理解できなくなり、「規制が必要だ」という話を
している未来を想像しています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経済・行動経済学 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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幸せとお金の経済学

満足度★★★★
付箋数:25

フォレスト出版の三上さんから献本頂きました。
ありがとうございます。

  「他人と比較してものを考える習慣は、
  致命的な習慣である。」

このように言ったのは、19~20世紀の
イギリスの哲学者、論理学者、数学者の
バートランド・ラッセルさんです。

『ラッセル幸福論』の中で言われていました。

同じようなことは、多くの方が言っていて、
私も常々「他人との比較は不幸の始まり」
だと思っています。

とは言っても、競争社会の中で生きている
私たちにとって、他人と比較しないで生きる
ことは、なかなか難しいことです。

本書は、他人との比較で不幸になりがちな、
私たちが学ぶべき、幸せなお金の使い方
について学ぶ本です。

著者は、コーネル大学ジョンソンスクール
経済学教授のロバート・H・フランクさん。

本書の原題は、『Falling Behind : How Rising
Inequality Harms the Middle Class』。

監訳者の金森重樹さんは、このタイトルを、
「遅れをとらないように生きる中間所得層
――どのように不平等が中間所得層を
害してきたのか」と訳しています。

本書の中で、最も重要な概念は「財」を
大きく2つに分類する考えです。

1つ目は、「地位財」です。

これは他人との比較優位によってはじめて
価値が生まれるものです。

例えば、所得、社会的地位、車、家、時計など。

教育費にお金をかけることも地位財への
投資に当たります。

これは生存競争のために必要な財になります。

2つ目は、「非地位財」です。

こちらは他人が持っているか否かに関係なく、
それ自体に価値があり喜びを得ることが
できるもの。

例えば、休暇、愛情、健康、自由、自主性、
社会への帰属意識、良質な環境などです。

レジャーや保険、貯蓄にお金を使うことなどが
非地位財への投資となります。

ちなみに、「結婚」は地位財と非地位財の
両面を持っています。

配偶者の他人への自慢、家庭を持っている
という社会的ステータスという意味では
地位財です。

配偶者や家族への愛や絆という意味では
非地位財となります。

チャールズ・ダーウィンさんによると、
人間は懸命に子孫を残そうとしますから、
生存競争のために、地位財に投資しがちに
なるのは人としての性なのでしょう。

だからこそ、相対的地位をめぐる争いの
子どもへの投資は、自然と白熱するわけです。

しかし、本書で指摘されているのは、
「幸福の持続性」は、同じお金を投資しても、
地位財は低く、非地位財は高いことです。

そもそも幸福とは主観的な概念ですが、
私たちがより幸福と感じるためには、
非地位財にお金を配分することが
カギとなります。

それが不毛な競争的消費に巻き込まれない
ことになり、結果的に資産形成への
確かなステップになるようです。

本書では、地位財と非地位財の概念以外にも
中間所得層がどのようにお金を使うべきか、
社会環境も含めて幅広に言及しています。

フランクさんの言説は非常に説得力があり、
気がつくと説得されている感があります。

監訳者の金森さんは、若干、癖が強いですが、
論理的な言い回しが得意なので、日本語版には、
いい意味でその影響が出ているのだと思います。

本書は、お金に対する感覚が変わる
オススメの一冊です。

この本から何を活かすか?

本書で論じられるのは、以下の4つの命題です。

 命題1:人には相対的な消費が重要だと感じる
    領域がある。

 命題2:相対的な消費への関心は「地位獲得競争」、
    つまり地位剤に的を絞った支出競争に
    つながる。

 命題3:「地位獲得競争」に陥ると、資金が
    非地位財に回らなくなって幸福度が下がる。

 命題4:中間所得層の家庭では、格差拡大によって
    「地位獲得競争」から生じる損失が
    さらに悪化した。

個人的には、この4つの命題を知るだけでも、
私たちの生き方は大きく変わると思いました。

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| 経済・行動経済学 | 06:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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給料を2倍にするための真・経済入門

満足度★★★
付箋数:20

あなたは、自分の給料を2倍に増やしたいですか?

今もらっている給料の額は、それぞれ違っても、
「もし、倍の給料をもらえたらな・・・」と
考えたことのあるサラリーマンの方も
多いのではないでしょうか。

テレビ「ホンマでっか!?TV」などでおなじみの
環境問題の専門家、武田邦彦さんは、
本書で「給料を2倍にできる」と主張します。

本書は、経済の本質に迫りつつ、 “政策立案の
ための知識”で はなく、 “自分の人生を豊かに
するための知識と方法” に限定して整理した
経済の本です。

そのため、次の点に注意して書かれています。

 1. 細かい数字にとらわれない。
  少しぐらい矛盾していてもよい。

 2. 現在の政府の説明はウソが多いので、
  信じない。

 3. 経済専門家の間には喧嘩が多いので、
  それに巻き込まれない。

では、どうすれば私たちの給料は2倍になるのか?

武田さんは、「私たち日本人が決意さえすれば」
給料は2倍になると言います。

具体的には、2段階で所得倍増を実行します。

まず、第1段階では、私たちが稼いだお金を
国から返してもらうことです。

私たちは、マスコミなどなどの報道で、
日本は赤字で、国民1人当り800万円の借金があり、
ギリシャのような危機に陥ると聞きます。

しかし、これは大ウソで本当は日本政府は黒字。

実は日本にはお金が余っていて、
日本国民に返すことができると言います。

その額は、勤労者1人当たりに換算すると、
3106万円。

つまり、私たちは働いて稼いだお金を政府から
取り返すと、今ある預貯金や資産に加えて、
3106万円ものお金を増やすことができるのです。

ただし、これだけでは一時的に持っている
お金は増えても、給料は2倍になりません。

大事なのは、次の第2段階です。

第2段階では、政府から返してもらったお金を
貯金せずにすべて使います。

家でも、車でも、今、自分が一番欲しいモノに
どんどんお金を消費します。

すると、「お金を使うと景気が良くなる」
→「景気が良くなると給料が上がる」
→「給料が上がると、さらに景気が良くなる」
という好循環が続きます。

ここで大切なのは、「給料が上がることを
信じる」ことです。

そして、貯金や節約などせずに、気前よく
どんどん物を買って経済を回すことです。

武田さんが言うように、本当にそんな
ウマイことが可能なのかと、疑問を抱く方も
多いことでしょう。

しかし、日本では1960年から内閣総理大臣の
池田勇人さんが実行した所得倍増計画は
これに近い形で実現した実績があります。

つまり、首相のひと言で、給料を2倍にする
ことが可能なのです。

本書で語られている武田さんの話の信憑性は、
どの程度のものなのかわかりません。

しかし、読者に夢を与えて、経済を好転させる
きっかけになる可能性はあると思います。

ちなみに、経済の数値は、高橋洋一さんの
計算などがベースになっているようです。

本書は、武田さんを普段テレビで見る通り、
わかりやすく、自信を持って語られた、
異色の経済入門書です。

「ホンマでっか!?TV」で自分の専門外の分野に
ついても意見する武田さんをよく見かけますが、
本書はまさにそういった感じの本です。

ベスト新書から刊行された『真・近現代史
に続く、「真」シリーズ第2弾のようです。

この本から何を活かすか?

武田さんは、経済学を学問として認めていません。

それは、「ホンマでっか!?TV」に経済の専門家
として出演する門倉貴史さんが怪しいからでは
ありません。

経済の分野では、データや前提がはっきりせず、
議論されていることが多く、また経済の専門家が
政府と関係しているからです。

その結果、比較的簡単な予測でもよくハズレます。

そもそも過去から未来を予測する場合でも、
同一条件でなければ、学問的厳密性を欠くので、
当然のように予測も外れるのです。

本来学問は、前提条件が異なる状況下で、
未来を予測することを嫌うものなのです。

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| 経済・行動経済学 | 06:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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異次元緩和に「出口」なし! 日銀危機に備えよ

満足度★★★
付箋数:22

  「私の警告に対して、 “ハイパーインフレ
  が来る来ると言うけれど、いまだその
  気配はない。フジマキは、オオカミ少年
  (オオカミ老人?)だ” と言われてきた
  ことも、重々承知しています。
  そのことに関して、私は不愉快に思った
  ことはありません。私が、オオカミ少年で
  い続けることができれば、日本経済は安泰
  ということだからです。永遠のオオカミ少年
  と言われたいぐらいです。
  ところが、最近では、私のことを
   “オオカミ少年だ” と言う人がめっきり
  少なくなってしまいました。」

藤巻健史さんが、著書でハイパーインフレが
来る来ると警告していることに対して、
読者の反応は3種類に分かれます。

1つ目は、声を上げて、ハイパーインフレが
起きることはないと反応する方々。

この種類の方が主にフジマキさんを
「オオカミ中年」と批判します。

2つ目は、フジマキさんが、言っていることが
ずっと当たらないことに呆れてしまい、
何も反応しなくなってしまった人たち。

サイレントマジョリティならぬ、声を上げない
反対者で、ほとんどフジマキさんの言動を
無視している状態です。

3つ目は、フジマキさんの警告に対して、
起こる可能性が少しはあることを想定しつつ、
予想が当たらないことや、フジマキさんの
変わらない様子を暖かく見守る人たち。

フジマキさんが、最近、「オオカミ中年」と
言われなくなったのは、2番目のサイレントな
反対者、無視している人が増えたからでしょう。

声を上げて反対し続けるにはエネルギーが
必要ですから、もともと1番目だった方も、
時間が経つと、2番目へ移行していくものです。

ちなみに、私は3番目で、もう20年くらい
フジマキさんのファンです。

さて、アメリカFRBはリーマンショック以降、
資産規模を9000億ドルから4兆5000億円まで
膨らませいてることで話題になりました。

これはアメリカのGDPの30%弱に相当し、
バランスシートを縮小したくても、
簡単にはできないFRBの様子が窺えます。

では、FRBに対して、日銀はどうなのか?

実は日銀は市場に出回る国債の約80%を
買い取っていますから、その資産規模は
FRBの比ではありません。

対GDP比で言うと、アメリカの3倍以上にまで
膨れ上がったメタボの状態になっています。

これが今のところ日本が破綻しない理由。

日本の財政状態がどんなに悪くても、
困ったときには日銀が無尽蔵にお金を刷る
「打ち出の小槌」を使っているのです。

財政破綻が騒がれたギリシャの公的債務残高が
対名目GDP比で200%であるのに対し、
日本ははるかにその上をいく232.4%。

ギリシャは借金があっても勝手にユーロを
刷ることはできませんが、日銀は単独で
円を刷ることができるので、現在の状態を
維持できているとフジマキさんは言います。

フジマキさんの主張は、そんなことを
続けている日本では、いずれハイパーインフレ
が起こるので、その防衛策として、
「ドルを買え」というも。

誰から何を言われても、ブレはありません。

ですから読まなくても、およそ書いている
内容は予想がつく人も多いでしょう。

本書の目新しいところでは、最近の理論に
対して批判しているところです。

1つは、米プリンストン大のクリストファー・
シムズ教授が提唱する「物価水準の財政理論
(シムズ理論)」に対して。

もう1つは、コロンビア大のジョセフ・E・
スティグリッツ教授が説いた「統合政府論」
について。

いずれも荒唐無稽な理論と、フジマキさんは
言い切っています。

この本から何を活かすか?

日本の財政赤字の削減策の1つとして、
本書でフジマキさんが提案しているのが、
「年金支給開始年齢を80歳」に引き上げる
案です。

80歳までは私的年金や預貯金・保有資産で
生活資金を賄い、80歳以降は死ぬまで
一切心配しなくて良いほどの手厚い年金額を
支給するというもの。

80歳までに資産をすべて使い切っても、
そこから先の生活の不安がまったくなくなれば、
今よりは安心できるのかもしれません。

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| 経済・行動経済学 | 06:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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武器としての経済学

満足度★★★
付箋数:24

  「近年はカーシェアリングやシェアハウス
  など誰かが所有しているモノや空間を
  複数の人で共有する “シェアエコノミー
  (共有型経済)” が広がってきたが、
  これからはウーバーやエアビーアンドビー
  のように空いているモノや空間を
  ニーズのある人に提供して活用する
   “アイドルエコノミー(余剰活用型経済)” 
  (私の造語)が主流になるだろう。」

ウーバー(Uber)とは、スマートフォンの
アプリを利用した配車サービス。

一般個人の空いている車をタクシー代わりに
使い、アプリに乗用場所と行き先を
入力すると、近くにいる登録済みの車の
到着時間や料金の目安が表示されます。

その便利さと料金の安さが人気を集め、
世界中に事業を拡大しています。

エアビーアンドビー(Airbnb)は、
世界最大級の宿泊予約サイト。

個人が所有する空き部屋や一軒家などを、
インターネットを介して、宿泊希望者に
仲介する民泊のプラットフォームです。

登録されている物件は、城、ツリーハウス、
ボート、島まるごとなどもあります。

いずれのサービスも、日本では法律面で
簡単にクリアできないところがありますが、
世界ではインターネットを通じて
「空いている」ものを手軽に利用する
サービスの流れが起きています。

こうしたサービスが経済の中心となることを
大前研一さんは「アイドルエコノミー」と
呼んでいます。

日本でも、不動産会社が扱っていない、
「軒先」の物件やスペースを対象にして、
ウェブ上で貸したい人と借りたい人を
マッチングするサービスを提供する
「軒先.com」があります。

また、空いている月極や個人の駐車場を
一時利用できるサービスを展開しているのが、
「akippa(アキッパ)」。

空いているものを有効活用するサービスは、
少子高齢化社会だからこそ、まだまだ広がって
行く可能性があるようです。

これは、ひとつのビジネスモデルと言うより、
資産を持たずに、空きリソースを有効活用する
「経済の新しいフレームワーク」。

これまでの経済の流れを変える本質的な
変化だと、大前さんは見ています。

本書は、「経済学」という学問ではなく、
実際の企業の活動や新しいサービスから、
どのような経済活動が繰り広げられるかを
俯瞰した本です。

個人的には、日本の自動車産業が今後、
どうなっていくかが気になっていたので、
なかなか興味深い内容でした。

大前さんの見立てでは、自動運転技術は、
単なる技術革新ではなく、業界そのものを
根底から覆す可能性があるというものでした。

本書は、大前さんが連載している小学館の
国際情報誌「SAPIO」で、経済に関する
疑問を読者から集め、それに対する答えを
25のテーマでまとめたものです。

「週刊ポスト」に連載している記事と
書き下ろしを加えて編集したようです。

為替、物価、株式、金融政策、不動産市況、
年金、税制、チャイナリスクなど、
扱うテーマは多岐にわたっています。

雑誌の連載を読んでいる方にとっては、
聞き慣れた話かもしれませんが、
わかりやすく、大前さんらしい視点が
取り入れられた本だと思います。

この本から何を活かすか?

大前さんは、日本の自動車産業は、
今後10年で窮地に立たされることを
予想しています。

その鍵となる大きな変化は、次の3つです。

 1. カーシェアリングのさらなる普及
 2. ガソリン車から電気自動車(EV)への移行
 3. 都市の自動運転化

もし、こうした変化に対応できなければ、
自動車産業は「遠くない未来になくなる」と、
大前さんは予想しています。

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| 経済・行動経済学 | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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