いつも目標達成している人の読書術
いつも目標達成している人の読書術
(2008/09/03)
丸山 純孝 商品詳細を見る
満足度★★★
「特にビジネス書を読む目的といえば、
最終的に『行動』につなげて『結果』を残すこと」
著者の丸山純孝さんは、こう述べていますが、
まさに、このブログのテーマとピッタリです。
私は購読していないので、詳しく知りませんが、
丸山さんの書評メルマガ「エンジニアがビジネス書を斬る!」は、
読者が約3万人の、日本有数の規模を誇るそうです。
さて、本書の内容は、
読書の目的、良い本の見つけ方、時間の作り方、多読のすすめ、
アウトプットのすすめ、目標達成の仕方、おすすめビジネス書など。
最近、こういった内容の本を見かけることが多くなりましたが、
本書は必要な内容が一通り網羅されていますから、
これから「(ビジネス書の)多読」を始めたいと思う人には、
ちょうど良い水先案内人になってくれるでしょう。
本書で、丸山さんも「多読」を勧めていますが、
どの程度を多読というかは、人によってイメージが異なります。
私自身は、通常1日1冊と決めている(あまり読み過ぎないように)ので、
1日3冊以上読むと、多読という感じがしますね。
あと、本書で「図書館は使うべきか否か」というテーマで、
丸山さんは、時間制限の目安とするならOKという見解を示しています。
よく、この手の本で、「本は必ず購入せよ」という意見の
著者がいますが、それから比べると柔軟な考えです。
買うか、借りるかでどちらが費用対効果が高いかは、
その人の利用の仕方や、条件によっても変わるでしょう。
私自身は、子供が読む本の調達に、図書館は欠かせないと思っています。 この本から何を活かすか?
丸山さんは、「ブックギフトを贈る」ことを勧めています。
私は購入した本を、BOOKOFFに持っていくとが多いのですが、
去年くらいから、人に譲る機会が多くなっています。
当初は、自分で読了して置く場所がないから、
なんとなく人にあげるというスタンスでした。
しかし、その人の性格や興味のある分野を考えて、
本を選んであげるようにしてから、がぜん反応がよくなりましたね。
知り合いで、誰も読みたそうな人が思い浮かばない場合は、
図書館に寄贈するというのも、一つの手かもしれません。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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