活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった

ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった (講談社プラスアルファ新書)ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった (講談社プラスアルファ新書)
(2014/06/20)
梅崎 健理

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満足度★★
付箋数:16

タイトルに「ホリエモンの時代は終わった」とありますが、
決して堀江貴文さんに、喧嘩を売っている訳ではありません。

  「パブリックイメージとしての “ホリエモン” と、
  個人の “堀江貴文さん” の姿には、大きな違いがある。
  堀江さん自身、過去と現在の自分の違いを認識している。
  努力することについて語りながら “努力の重要性を説くなんて、
  ホリエモンらしくないだろう” と疑問を挟みつつ、
   “これが真っさらな堀江貴文の姿なのだ” という。
   “これまでの僕は、周囲が期待する『ホリエモン像』を
  演じすぎたところがあったし、世間の誤解をおもしろがってもいた”
  ― しかし、もうそうではない。
  堀江さんは、時代の代名詞である “ホリエモン” を脱ぎ捨てたのだ。
  つまり、 “ホリエモンの時代は終わった” のである。」

著者の梅崎健理さんは、堀江さんとは、カラオケ仲間です。

堀江さんに何度も会って、その人柄を知っているからこそ、
このような発言ができるのでしょう。

1993年生まれの梅崎さんは、かつて「スーパーIT少年」と
呼ばれたこともあり、高校生の時に始めたツイッターで、
孫正義さんに「3番目」にフォローされ注目された方です。

流行し始めた頃のツイッターは、それを使いこなす高校生は、
いなかったので、梅崎さんは珍しい存在でした。

  「僕は福岡の16歳の高校生です。孫さんが16歳の頃に藤田田さんに
  会いに行ったように、僕もいつか孫さんに会いに行きますから、
  覚えておいてください」

このツイートが孫さんに刺さりました。

孫さんは、自分の16歳当時の熱い気持ちを思い出し、
梅崎さんに興味をもったことは、想像に難くありません。

さて、本書はデジタルネイティブ世代の梅崎さんが、
SNS時代の終焉を予感し、新しいステージ「ニューアナログ」の
時代が来ることを説いた本です。

  第1章 スーパーIT少年の誕生秘話
  第2章 「なう」の時代
  第3章 ツイッターが「めんどくさい」理由
  第4章 SNSは本当に必要なのか?
  第5章 「マツコ」が作るニューアナログ
  第6章 ホリエモンも古くなる世界

ニューアナログとは、梅崎さんの造語で、人間と人間が
向き合う楽しさや、アナログなモノの使い心地を
デジタルの世界で実現しようとするもの。

具体的には、アメリカのサイトなどではよく見かける
チャットを使ったサービスが、これに当たります。

実店舗で商品を買う場合、仕様について細かな点など、
店員さんに気軽に質問することができます。

時には値下げ交渉し、また、会話によって背中を押され、
商品購入に至ります。

そんな役割をチャットで行おうとするのが、
ニューアナログの実例です。

梅崎さんが起業した会社、ディグナでは、
このチャットシステムに「マツコ」と命名し、
開発を進めているようです(特許出願中)。

もともと若いことで注目された梅崎さんが、
今後も活躍できるかどうか、真価を問われる時期にきています。

私は本書を読ん、子役のタレントが、1人の俳優に脱皮
できるかどうかの微妙な状況を見ている感覚を抱きました。

この本から何を活かすか?

炎上することを避け、気軽に発言できないツイッター。

  「ツイッターでは本音を隠す ― そうなってしまったら、
  もうツイッターには意味がないのではないだろうか。
  結局、いまの僕がツイッターを使う目的は情報収集がメイン。
  自分から積極的に発言しようとする気持ちは薄れてしまった。」

芸能人がツイッターを始めて、炎上してツイッターに疲れ、
辞めていくのも同じ過程なのでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| IT・ネット | 07:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「期待」の科学

「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか
(2014/06/19)
クリス・バーディック

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kindle版 「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか

満足度★★★
付箋数:22

本当は薬理作用のない偽薬であるにも関わらず、
薬だと信じて飲むと効くことがあります。

この効果を「プラシーボ効果」と言います。

プラシーボとは、元々は医学とは関係がない、祈りの儀式を指す
言葉で、「私を喜ばせよう」という意味のラテン語。

プラシーボ効果は、効いた気がする「気のせい」ではなく、
本当に症状が改善することがあります。

例えば、本物の鎮痛薬を服用しなくても、
「これを飲めば痛みが和らぐはず」と期待して飲めば、
オピオイドというモルヒネのような効果をもたらす物質が分泌され、
痛みが緩和することがある。

しかし、プラシーボ効果がどのくらいの割合で見られるかというと、
それは「場合による」としか言えません。

ある病気には効果があっても、別の病気にはまったく効かない。

あるいは、錠剤か、注射か、塗り薬かによっても、
効果への期待は異なります。

同じタイプの錠剤でも、その色や薬の名前によってさえ
効果が違うことがあります。

そんなプラシーボ効果で、興味深いのが、
国や文化によっても効果が違うことです。

ある胃潰瘍の薬の対照実験として、偽薬を処方したところ、
ブラジルでは、10%の人に症状の改善が見られましたが、
フランスでは、60%近い人に効果があったと報告がありました。

つまり、ある種の偽薬はフランス人に効いて、
ブラジル人には効かなかったということです。

これは、プラシーボ効果がその人の世界観に大きく左右されるから。

私たちの脳は「これからどうなるか」という未来予測を
常にしています。

そして、自分の脳が行った未来予測に支配されているのです。

  「予測の影響の大きさを知って衝撃を受け、恐怖を感じる
  人もいるかもしれない。ありのままの現実をほとんど見ることなく、
  いつもまだ姿を現していない何かの影に怯えている、
  そんな自分に驚く人も多いだろう。しかし、こうして常に先を
  予測するおかげで、私たちの世界像には一貫性と意味が生じる。
  大きな変化があった時にうまく対処できるのも予測能力のおかげだ。」

本書は、科学ジャーナリストのクリス・バーディックさんによる、
私たちの脳が生み出す「予測」や「期待」の力に迫る本。

原題は「Mind Over Mind: The Surprising Power of Expectations」。

  ・人はなぜギャンブル依存症になるのか?
  ・ワインの価格と味にはどういう関係があるのか?
  ・オリンピックの記録はどこまで伸びるのか?
  ・なぜ、サッカーのイングランド代表チームはPKを外すのか?
  ・偽ブランドのサングラスをかけると、なぜ犯罪率が上がるのか?

  「人間は時に意識の上ではまったく欲しいと思っていないものを
  追い求め、常軌を逸した行動をとってしまうことがある。
  そういうことがなぜ起こるのかも、本書を読めばわかるはずだ。」

本書では、期待と予測が過去に扱われてきた歴史と、
最新の脳科学の研究から、その秘めたパワーを解き明かします。

事例が多く、ややまとまりなく書かれている感もありますが、
かなり好奇心を刺激する一冊です。

この本から何を活かすか?

  「仮想世界のアバターを “自分である” と認識すれば、
  その瞬間から自分が本質的に変わることになる。
  日常生活でも誰か他の人になったつもりでその気持を想像し、
  行動をまねるということはできるが、それとはまったく違った
  レベルで態度や行動が変化するのである。」

他人に共感する力や、他人の立場でものを考える力を
つけたければ、仮想世界のアバターを自分だと思うことが
効果があるようです。

また、若い人が想像しにくい老後の自分の姿も、
アバターを使うことで、リアルに想像できるようになります。

アバターで歳を重ねた自分の姿を見た後は、
貯金を始めるなど、その後の生活に変化があるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| | 06:33 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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コミュニケーション大作戦!

コミュニケーション大作戦!コミュニケーション大作戦!
(2014/06/07)
細川 茂樹

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満足度★★
付箋数:17

  「日々コミュニケーションを求められる “大渋滞” の中に
  身を置く仕事場だと実感するようになりました。
  知らない人と仲良く番組を作る。知らない地域でイベントをする。
  知らない人と次の日も取材を受ける。そして、知らない人に
  観て知ってもらう。そんな環境で自分が思うコミュニケーションの
  コツを今回まとめてみました。」

本書の著者は、多才なことで知られる俳優の細川茂樹さん。

細川さんと言えば、家電俳優として有名ですが、
それ以外にも、資産運用や野生動物に詳しいなど、
造詣が深い分野がいくつもあります。

また、公立はこだて未来大学で特別招聘教授を務めるなど、
俳優の枠を超えて活躍しています。

本書では、そんなマルチな才能を持つ細川さんが、
コミュニケーションを苦手とする人向けに、
独自のコミュニケーション術を披露します。

細川さんが宝島社の雑誌「MonoMax」で連載する、
「細川茂樹のシゲキ的見出しチェック!」が本書のベース。

編集部に寄せられた読者の悩みに答える形で、
コミュニケーションのコツとその鍛え方を語ります。

  お悩み:クレームに対してつい感情的になり、
      うまく対応することができません・・・・・。

商社に勤める30歳男性の悩みに、細川さんは次のように答えます。

  「まず “今の自分は自分自身じゃない” と思って下さい。
  自分の感情を押し殺し、●●株式会社の社員という役を
  演じているんだと。そうすれば、少し気が楽になりませんか?
  本当の自分は怒っているけれど、社員としての自分は笑顔で
  ●●株式会社の社員を演じる。本当の自分は家族や友達しか
  知らなくていいんです。どんな役を演じるかは、
  どういう役で見せるかと考えるといいでしょう。」

仕事上でもプライベートでも、感情に左右されてはいけない
場面がたくさんあります。

そんな時に、役者になって、演じることを楽しむことで、
本来は焦ってしまうシチュエーションでも、
メタ認知的な視点を持って、乗り切ることができるのでしょう。

役作りをする時は、テレビの中のタレントさんを参考にすると、
イメージがわきやすくていいようです。

さすが、本職は俳優さんですね。

多くの俳優さんは、自分の中にある演技のポリシーや
役者として、どう演じるべきかを語れる人は多いと思います。

しかし、細川さんのように自分のやっていることを一般化して、
他の分野で活用したり、他の人がマネできるように語れる
俳優さんは少ないのではないでしょうか。

ただし、本書はタレント本の域を出ていません。

雑誌の連載コーナーとしては、十分な内容ですが、
一冊の本にするには、ちょっと内容が薄いように感じます。

本書にはウエディングドレスデザイナーの西村有紀子さんと、
お笑い芸人NON STYLEの井上裕介さんとの対談が
掲載されていますが、もう少し対談する人を増やしても
良かったかもしれません。

この本から何を活かすか?

細川さんは、「語れる消費」をすすめています。

  「なぜこれを買ったのかという理由を、あなたは語れますか?
   “増税前に”  “この時期までに買えば補助金がでますから
  早く買ってください” こんな売り文句ありますよね。
  それに焦らされて、流されて買い物しても、いいことは
  さほどなかったりします。日頃から特に意味を持たずに
  買い物している人が多いと感じます。単純に値段が
   “高い”  “安い” だけで消費するのはナンセンスかもしれません。
  その人となりが出てくるような消費をしましょう。
  なぜこれを買ったのか理由を語れる消費者になることです。」

全ての買い物で語るのは大変なので、「こだわる分野」と
「捨てる分野」を明確にして消費するのが現実的なところでしょう。

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| コミュニケーション | 06:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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若者は本当にお金がないのか?

若者は本当にお金がないのか? 統計データが語る意外な真実 (光文社新書)若者は本当にお金がないのか? 統計データが語る意外な真実 (光文社新書)
(2014/06/17)
久我 尚子

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kindle版 若者は本当にお金がないのか?~統計データが語る意外な真実~

満足度★★★
付箋数:21

  「 “今の若者はお金がない” 、 “お金がないから使わない”
  世間ではこう言われ、 “クルマ離れ” や “高級ブランド品離れ” 、
   “海外旅行離れ” など、今の若者が高額消費をしなくなった
  理由にされている。しかし、それは本当だろうか?

  (中略)本書では、改めて多くの “統計データ” を使って、
  お金をはじめとする今の若者の実態について、世間でなんとなく
  言われていることが本当かどうかを検証するとともに、
  若者についての理解を深めることを目的としている。」

著者は、統計のプロフェッショナルの久我尚子さん。

シンクタンクで日々統計データを使って世の中を分析し、
政府統計について審議する内閣府統計委員会の専門委員を
務めている方です。

本書では、誰もが入手可能で、一般公開されているデータ
のみを使って、世間で言われている若者像と異なる
実態をあぶり出します。

ちなみに、本書の「若者」とは、おおむね20~34歳を指します。

結論を言ってしまうと、可処分所得の比較では、
非正規雇用の割合が高くなった今の若者の所得は、
正社員率が高かったバブル期よりも増えています。

更に、1人当りの可処分所得に換算すると、若者を哀れんでいる
現在の中高年よりも所得が多い数字が示されています。

  第1章 統計データを読み解くポイント
  第2章 若者はかわいそう?
  第3章 若者はお金がない?
  第4章 若者の消費実態
  第5章 若者の不安
  第6章 若者は結婚したくないのか?
  第7章 若者の働くことに対する意識

本書のように、正しく統計データを読み解いてみると、
的外れな政府の対策が浮き彫りになります。

例えば、児童手当制度や公立高校授業料無償化制度の導入、
妊娠検診・出産費用の軽減、育児待機児童の解消などが
行われている「少子化対策」。

これらはいずれも、すでに結婚している夫婦に対し、
子どもを持ちやすく、育てる際の負担を少なくする施策です。

しかし、久我さんは本書の分析で、夫婦が子どもを持たない
のではなく、そもそも夫婦にならない「未婚化」が
少子化の大きな要因であると分析しています。

ですから、既婚の夫婦向けの施策よりも、結婚につながる
出会いの場を提供した方が、少子化対策として効果があると
指摘します。

  「日本では未婚化が進行している。
  ひと昔前は30歳も過ぎると多くが結婚し、
  30代の未婚者は少数派だったが、現在はそうではない。
  30~34歳の未婚率は、1980年から2010年にかけて、
  男性は21.5%から47.3%へ、女性は9.1%から31.5%へと
  上昇している。現在では、30代前半の男性は半数、
  女性は3人に1人が未婚である。」

確かに私の知る30代の方々も、未婚者が多く、
しかも、いずれの方も結婚しなさそうです。

子どもを持たない夫婦より、未婚化・晩婚化が少子化の原因と
言われると、納得感がありますね。

この本から何を活かすか?

本書では、「良い統計データを見つけるポイント」として、
「サンプルサイズ」を確認するようアドバイスしています。

95%の確からしさで標本調査を行う場合、
母集団が100の場合、サンプルサイズは94以上必要で、
1000人の場合は、606以上必要です。

しかし、母集団が10万人以上になると、
実は、必要なサンプルサイズはあまり増加しません。

母集団が1億人規模になる場合でも、サンプルサイズは
1500程度あれば、ある程度確からしい結果が得られます。

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| 数学 | 06:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営
(2014/06/04)
山井 太

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満足度★★★
付箋数:22

アウトドア用品の高級ブランド、スノーピーク山井太社長の
初の著書。

スノーピークとは、新潟県三条市に本社がある
アウトドア用品のリーディングカンパニー。

それまで無骨で質実剛健一辺倒だったキャンプ用品を
機能的でオシャレな商品へと大きく転換しました。

スノーピーカーと呼ばれる、熱狂的なファンを抱え、
同社のものづくりは、あのアップルが見学しにくるほどです。

本書では、スノーピークが実践しているものづくりと
目指している経営について、社長自らが語ります。

  「コンパス(方位磁針)はアウトドアパーソンにとって、
  なくてはならない道具だ。また経営者にとっても企業にとっても
   “経営のコンパス” が必要だと考えている。(中略)
  コンパスが指す “真北の方向” を経営に置き換えると、
  それは “会社や仕事の目指す方向” になるだろう。
  会社にとっての “真北の方向” がはっきりしていれば、
  経営の判断は安定する。逆に目指す方向がはっきりしなければ、
  経営者は岐路のたびに迷いが生じ、正しい判断が下せない。」

スノーピークにとって、真北の方向は、「Snow Peak Way」という
ミッション・ステートメント。

これはスノーピークが目指す方向で、あるべき姿。

ミッション・ステートメントをつくる前のスノーピークは、
社員15人、売上5億円の小さな会社でした。

しかし、このコンパスを指針に経営を行った結果、
2013年には社員160人、売上45億円の企業へと成長。

更に、2018年には売上高の海外比率を約半分にし、
社員500人、売上300億円を目標としています。

本書は、これまでスノーピークが取り組んできた
ミッション経営の記録です。

  Chapter1 熱狂的なファンが支える
  Chapter2 クリエイティブとものづくりの魂
  Chapter3 販売は科学 仕組みをつくる
  Chapter4 仕事後にキャンプ! のワークススタイル
  Chapter5 星空の下で五感を研ぎ澄ます
  Chapter6 白い頂へのヒストリー

本書の中で山井さんは、スノーピークとアップルの
ものづくりの共通点を挙げていました。

個人的には、スノーピークの経営は同じアウトドアメーカーの
イヴォン・シュイナードさん率いるpatagoniaに近いものが
あるように感じました。

自らもユーザーという立場で考え、社員をサーフィンに行かせる
代わりに、キャンプに行かせていますから。

ただし、本書の記述の中で、若干違和感のある部分もありました。

  「80年代後半のアウトドアのマーケットでは、テントといえば
  おおむね9800円の製品と1万9800円の製品の2種類があるだけだった。
  (中略)9800円のテントは確かに “テントの形” をしていたが、
  雨が降るとすぐに雨漏りし、風が吹くとつぶれることが多かった。
  では、1万9800円のテントがどうだったかといえば、
  9800円の製品より少しましなだけであり、やはり雨漏りしたし、
  風が吹くとつぶれることが多かった。」

モンベルのムーンライトテントは1970年代から発売されて
いましたし、高性能の山岳用のテントは当時からありましたから、
2種類のテントしか売れれていなかったわけではありません。

この本から何を活かすか?

私はスノーピーカーではありませんが、いくつかの商品は
愛用しています。

中でも一番長いのが、本書でも紹介されていた「焚火台」。

現在では、他のメーカーからも発売されていますが、
当初は、唯一無二の存在でした。

私は、発売されてすぐに買っているので、
かれこれ20年近く愛用していることになります。

収納袋はベトベトになっていますが、
本体はまだまだ現役で、あと30年ぐらいは使えそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 旅行・アウトドア | 06:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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