活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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イノベーションの最終解

イノベーションの最終解 (ハーバード・ビジネス・セレクション)イノベーションの最終解 (ハーバード・ビジネス・セレクション)
(2014/07/08)
クレイトン・M・クリステンセン、スコット・D・アンソニー 他

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kindle版 イノベーションの最終解

満足度★★★
付箋数:24

ハーバード・ビジネス・スクールで最も著名な教授の1人、
クレイトン・M・クリステンセンさんの
「イノベーション」三部作の完結編です。

クリステンセンさんは、『イノベーションのジレンマ』を
1997年に刊行しました。

この本の中では、顧客の声に耳を傾け持続的イノベーションを
行う巨大優良企業が、その成功体験が逆に足枷となり、
全く新しい価値を生み出す破壊的イノベーションについて行けず、
新興企業の前に力を失ってしまうことが解説されていました。

いわゆる「破壊的イノベーションの理論」です。

この理論は世界に衝撃を与え、クリステンセンさんは、
企業のイノベーションについての第一人者となりました。

次作の『イノベーションへの解』は2003年刊行。

今度は追い込まれる巨大優良企業への処方箋ではなく、
破壊的イノベーションを起こす企業の立場から見ることで、
その理論を深化させました。

2作目は、新事業を展開するマネージャーの視点から、
成長を生み出すための9つの意思決定について書かれていました。

正直、1作目のインパクトが強すぎたので、
2作目はそれほど強い衝撃を受ける内容ではありませんでした。

そして3部作の完結編に当たるのが本書、
『イノベーションの最終解』です。

1・2作目で示された理論の実践方法を示すのが目的。

実はこの本、原書の「Seeing What\'s Next」は2004年に刊行され、
邦訳は2005年に『明日は誰のものか イノベーションの最終解
として一度、ランダムハウス講談社から刊行されていました。

本書は1・2作目同様、翔泳社からの刊行となり、
翻訳も宮本喜一さんから、櫻井祐子さんに変わりました。

櫻井さんは2作目に続いての翻訳で、この3部作以外も
他のクリステンセンさんの作品も訳していますから、
安心して読むことができます。

また、こちらも1・2作目同様となりますが、監修・解説は
関西学院大学ビジネススクール教授の玉田俊平太さん。

余談ですが、「俊平太」さんというお名前を聞いて、
思い当たるのは、ヨーゼフ・シュンペーターさんです。

俊平太さんのお名前はペンネームではなく、本名のようですね。

  第一部 理論を分析に用いる方法
   第1章 変化のシグナル―機会はどこにある?
   第2章 競争のバトル―競合企業の経営状況を把握する
   第3章 戦略的選択―重要な選択を見きわめる
   第4章 イノベーションに影響を与える市場外の要因
  第2部 理論に基づく分析の実例
   第5章 破壊の学位―教育の未来
   第6章 破壊が翼を広げる―航空の未来
   第7章 ムーアの法則はどこへ向かうのか?―半導体の未来
   第8章 肥大化した業界を治療する―医療の未来
   第9章 海外のイノベーション
       ―理論をもとに企業と国家の戦略を分析する
   第10章 電線を切断する―通信の未来
  終章 結論―次に来るのは何か?

全編新訳になっているので、伝わるニュアンスの違いはありますが、
章立てなど大筋は、旧訳から変更はありません。

この本から何を活かすか?

当ブログでは、クリステンセンさんの作品では、
過去に次の2作品を紹介しています。

  『イノベーションのDNA
  『イノベーション・オブ・ライフ

クリステンセンさんの邦訳本のタイトルには、
何ななんでも「イノベーション」というワードを付けなければ
ならないような印象を受けますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経営・戦略 | 12:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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実践版 孫子の兵法

実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書
(2014/10/17)
鈴木 博毅

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kindle版 実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書

満足度★★★
付箋数:23

著者の鈴木博毅さんから献本いただきました。ありがとうございます。

歴史上最も有名な兵法書と名高い「孫子の兵法」。

紀元前500年頃、中国春秋時代、呉の国の武将であり
天才軍略家の孫武さんが著したとされます。

「孫子」が誕生する前までの戦いは、兵力と運のみに
頼った戦いでしたが、「孫子」は「戦略」によって、
勝敗が決まることを示しました。

以来、2500年もの長きにわたって読み継がれてきた「孫子」。

しかし、今の世の中には、春秋戦国時代のような
本当の戦争はほとんどありません。

戦争の少なくなった今の世では、「孫子」の考えを
応用すべき場面は無いのでしょうか?

そんなことはありません。

現代に生きる私たちは、刃物で殺し合うことこそありませんが、
常に何らかの「勝負」に晒されています。

受験勉強、就職活動、ビジネス、グローバル競争など、
あらゆる場面で、競って勝つことが要求されています。

もし、天才軍師の孫武さんが現代に生きていたら何を考えたのか?
「孫子」を現代に当てはめると、どのように解釈すべきなのか?

本書は「孫子」の考えを、現代のビジネスに応用した実践書。

「孫子」を道具として使うと、今、何ができるかを考えます。

  「敵を知り、己を知るならば、絶対に敗れる気づかいはない。
  己を知って敵を知らなければ、勝負の確率は五分五分である。
  敵も知らず己も知らなければ、必ず敗れる」

現代の私たちにとって、「敵」とは誰を指すのでしょうか?

「敵」とは、市場を争うライバル企業や攻略すべき顧客を
指しますが、必ずしも、それだけではありません。

鈴木さんは「 “敵” とは、あなたが新しく始めること」だと言います。

  「受験勉強するなら、それがあなたの敵です。
  大学生活するなら、それもあなたの敵です。
  就職活動するなら、それもあなたの敵です。
  恋愛を始めるなら、それもあなたの敵です。
  子育てを始めるなら、それもあなたの敵です。
  新しく始めることを成功させることが、
  すなわち敵に勝つことなのです。」

ですから、新しく始めることを成功させるためには、
取り組むことの情報をすべて集めておく必要があるのです。

鈴木さんは、「孫子」の要諦を現代に通じる解釈として
次の5つにまとめています。

  1. 大きな勝利は90%以上があなた以外の要素で決まる
  2. 相手に実力を発揮させないことが大切
  3. 敗北者の行動には共通点がある。それを避けるべし
  4. 部下を本気で戦わせることで200%の実力を出す
  5. 戦うことではなく、勝つことが最終目的である

「孫子」の戦略書の究極のポイントは、戦わずして勝つことです。

不利なときはやめる勇気を持ち、圧倒的に有利な状況をつくり、
戦う前に勝負を決めることを良しとします。

本書では、実際のビジネスシーンで「孫子」をどう使うか、
実例を挙げて具体的に解説します。

「孫子」が私たちの日常とかけ離れたものと感じていた方は、
本書を読むとその考えが180度変わるでしょう。

「孫子」が私たちの人生をよりよくするための
戦略書でもあることが良く分かります。

この本から何を活かすか?

  「選択肢の少ない人ほど、もろい」

「孫子」は危機を前にしたとき、選択肢の広さにこだわりました。

選択肢が多ければ、様々な状況に対応することができるのです。

ですから、私たちのビジネスにおいては、
重要な課題ほど、撤退も含めた複数のオプションを
意識的に準備しなければならないということです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経営・戦略 | 06:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハリウッドと日本をつなぐ

ハリウッドと日本をつなぐハリウッドと日本をつなぐ
(2014/09/22)
奈良橋 陽子

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満足度★★★
付箋数:17

日本人の俳優がハリウッド映画に出演するためには、
どうしたらいいのでしょうか?

それは、ある女性の前でオーディションをして認められる
必要があります。

その女性とは、日本人でただ一人、全米キャスティング協会の
メンバーである奈良橋陽子さんです。

  「彼女がいなければ、『ラストサムライ』も
  その後の僕もなかった!」

俳優の渡辺謙さんはこのように、奈良橋さんについて語ります。

奈良橋さんの肩書は、いくつもありますが、
メインの仕事はキャスティング・ディレクターです。

キャスティング・ディレクターとは、プロデューサーや
映画監督に映画やドラマに出演する俳優を推薦したり、
ギャラの交渉・スケジュールを押さえたりするなどして、
キャスティング作業を助ける仕事です。

俳優を推薦するといっても、単にテレビで見かけた人を紹介したり、
個人的な趣味で決めるわけではなく、その俳優が役に合っているか
どうかを深く探り、演技力や可能性、持ち味や性格も含めて、
トータルに最適な人材を探すのです。

奈良橋さんが、キャスティングの仕事をするようになったのは、
1987年製作、スティーブン・スピルバーグ監督の
『太陽の帝国』から。

その後『ヒマラヤ杉に降る雪』、『ラストサムライ』、『SAYURI』、
『バベル』、『47RONIN』、『SAMURAI』、『終戦のエンペラー』、
などでも日本人俳優のキャスティングを担当しました。

奈良橋さんが実際にキャスティングしたのは、
渡辺謙さん、真田広之さん、菊地凛子さん、桃井かおりさん、
片岡孝太郎さん、初音映莉子さんなど数十名に及びます。

日本で有名な俳優さんもいれば、ほとんど知られていない
俳優さんもいますね。

最近では、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』のヒロイン、
亀山エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスさんを
発掘して日本に連れてきたのも奈良橋さんです。

本書はそんな奈良橋さんのハリウッドと日本をつなぐ仕事の
裏舞台を綴った本です。

私が本書を手にとったのは、「奈良橋陽子さんの名前って、
もっと昔から聞いたことあるけど、どこでだっけ・・・」
という記憶の引っ掛かりがあったから。

本書を読んで思い出しました。

奈良橋さんはタケカワユキヒデさんの「ゴダイゴ」の
プロデュースを行い、数々の曲の作詞を手がけていました。

私が奈良橋さんの名前を見かけたのは、「銀河鉄道999」などの
作詞のクレジットだったんですね。懐かしい・・・。

  「The Galaxy Express 999
  Will take you on a journey
  A never ending journey
  A journey to the stars」

本書は、幼少期のエピソードから、作詞家・演出家になった経緯、
英語学校や俳優養成所を立ち上げたことなど、奈良橋さんの
半生記として語られています。

この本から何を活かすか?

私は奈良橋さんの仕事で特に関心を寄せたのが、
2012年公開の映画『終戦のエンペラー』についてです。

この作品はキャスティング・ディレクターに留まらず、
企画・製作が奈良橋さんによるものです。

第二次世界大戦終戦直後、連合国軍占領下の日本で、
天皇の戦争責任を極秘調査したボナー・フェラーズさんが
「天皇を裁判にけけるべきではない」とマッカーサー最高司令に
進言したという史実に、フィクションを交えながら描いた作品。

主演は『LOST』のジャック役で知られるマシュー・フォックスさんと、
BOSSのCMでお馴染みのトミー・リー・ジョーンズさん。

DVDを借りて、見てみようと思います。

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミッション・トゥ・マーズ 火星移住大作戦

ミッション・トゥ・マーズ 火星移住大作戦ミッション・トゥ・マーズ 火星移住大作戦
(2014/06/03)
バズ・オルドリン

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満足度★★★
付箋数:22

  「私は、2016年のアメリカ大統領選挙の勝者に手渡す
  メッセージを、タイムカプセルに封じ込んで大事に持っている。
  そしてその大統領は、2019年7月の世界初の有人月面着陸
  50周年記念の折に、次のような歴史的は発言をすると信じている。
   “我が国は、20年以内に火星上に人類の永続的な存在を
  確立することに全力を傾けなければならない” 」

この発言はジョン・F・ケネディ大統領が1961年に表明した、
10年以内に人類を月面に立たせるという宣言を模したもの。

そして、実際にケネディ大統領の宣言から10年以内の
1969年7月20日に、人類で初めて月に降り立ったのが、
ニール・アームストロングさんと、
本書の著者バズ・オルドリンさんでした。

本書は、元アポロ11号の宇宙飛行士のオルドリンさんが考える
「火星移住計画」をまとめたもの。

ブライアン・デ・パルマ監督の2000年公開の映画に
同タイトルの「ミッション・トゥ・マーズ」がありますが、
本書とは関係ありません。

オルドリンさんは「トイ・ストーリー」の人気キャラクター、
バズ・ライトイヤーの名前の由来ともなった伝説の宇宙飛行士。

映画「宇宙兄弟」にも本人役で出演しています。

ライト兄弟が人類で初めて空を飛んでから66年後に、
アポロ11号が人類を月まで運びました。

更にその66年後の2035年には人類が火星に着陸するというのが、
オルドリンさんの構想です。

  第1章 大統領専用機からの展望
  第2章 決意のとき―宇宙統一ビジョンへの呼びかけ
  第3章 あなたの宇宙―どれだけすごい規模のビジネスになるか
  第4章 月を巡る私の夢
  第5章 ハルマゲドンへの旅
  第6章 火星へとみんなで進もう
  第7章 火星を人間の定住地にする
  第8章 高らかに響く呼び声
  補遺 宇宙探査ビジョンの変遷

月から生還した後は、マスコミ等の取材攻勢で、
一時期はうつ病を患ったオルドリンさんでしたが、
もともとMITで宇宙工学の博士号を持ち、
航空宇宙技術者としてもロケット・システムに関する
米国特許を3件も持つ方です。

80歳を超えても、かなりしっかりしているご様子です。

本書は回顧録的なエピソードも書かれていますが、
まだまだオルドリンさんの視線は月の彼方先にある
火星や小惑星を見据えています。

しかも火星に到達するのではなく、今回のミッションのゴールは
「火星移住」という壮大なもの。

  「 “着陸したら、もう帰らない” というくらいの信念を持って、
  火星を地球化するために何ができるかを検討する取り組みを
  検討する取り組みをそろそろ始めるべきだと考える。」

オルドリンさんも技術的にいくつものクリアしなければ
ならない課題があるのは、十分にわかっています。

しかし、それ以上に、かつてオルドリンさんが達成した偉業を
超える宇宙探査を、アメリカは国の威信をかけて行わなければ
ならないと強く思っています。

本書は二転三転してきたアメリカの宇宙開発にカツを入れる、
プロパガンダ的な面も意識して書かれています。

この本から何を活かすか?

  「火星に我々が足を踏み下ろすことは、人間の不屈の精神に、
  人間を地球以外の惑星に着陸させるための技術が
  組み合わされなければ達成できない偉業だ。
  火星探査はアポロによる月探査とはまったく違う。
  もっと長期にわたるミッションで、帰還時に利用できる設備も
  最低限しかないまま、地球を出発しなければならない。
  いったん火星まで行ったなら、地球への帰還の手段は極めて
  限定されてしまうのだ。」

オルドリンさんのような、強い信念を持って語る人が
いなければ、人類の更なる偉業は達成できないように感じました。

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| 科学・生活 | 10:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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非言語表現の威力

非言語表現の威力 パフォーマンス学実践講義 (講談社現代新書)非言語表現の威力 パフォーマンス学実践講義 (講談社現代新書)
(2014/07/18)
佐藤 綾子

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kindle版 非言語表現の威力 パフォーマンス学実践講義 (講談社現代新書)

満足度★★★
付箋数:22

本書の著者、佐藤綾子さんは、これまでテレビ等で
政治家や経営者らのさまざまな会見や発表を見て、
その人の嘘を見抜き、「人間嘘発見器」などと呼ばれてきました。

佐藤さんは、一体、どこを見て嘘を見破っているのでしょうか?

見ているポイントは大きく3つあります。

1つ目は、表情のズレ。

その表情が表している感情と動作や声の調子のズレを見ます。

表情が自信満々なのに声が震えていたり、逆に言葉は自信満々
なのに目線が左右に泳いでいたり、まばたきが増えるなどの点に
注目しています。

2つ目は、顔の上下の感情のズレ。

口の周りでは相手を歓迎するようなスマイルを浮かべていても
目にはまったく感情が表れていない場合など。

つくり笑いなどがその代表ですが、楽しさとして表出している
感情は嘘ということになります。

3つ目は、顔の上半分と下半分の筋肉の動き出す速さのズレ。

時間差は0.1秒から0.5秒とほんの僅かなので、
表情分析の訓練をしていないと読み取ることはできませんが、
まず口の筋肉が動き出し、少し遅れて目の周りの筋肉が
動き出すことがあるそうです。

これは、まず口で笑いを表現してから、
あとから意識的に目尻を下げたということになります。

ここまで詳しい読み取りは、その道のプロでないと
難しい面もありますが、私たちは一瞬見ただけで
「この人、信用できなさそう」などと感じ取るものです。

そして意外とその判断は正しい。

人は言葉以外でも様々なメッセージを伝えています。

本書は人の表情を読み取って、嘘を見抜くための本ではなく、
非言語表現を理解し、最高の自己表現を身につけるための本です。

これを「パフォーマンス学」と言います。

  「表現されない実力は、ないも同じだ」

これがパフォーマンス学の根幹にある考えです。

パフォーマンス学は、政治・ビジネス・教育・医療の
4つの分野にまたがり研究されてきた比較的新しい分野の学問。

これらの中で、最も注目され資金も投入されるのが
「政治」のパフォーマンス学領域なので、
本書でも安部首相や小泉進次郎議員、そしてオバマ大統領などの
実例が多く採り上げられています。

  第1章 人は意図的に自己表現せずにはいられない
     ― 自己表現の基本的仕組み
  第2章 世界のスタンダード「LEP理論」
     ― 相手に応じて最適な伝え方を選ぶ
  第3章 言葉よりも雄弁な非言語表現
     ― 本当の仕組みと上手な使い方
  第4章 自分の気持ちを言葉で伝える実践編
     ― 自己紹介からスピーチ、プレゼン、交渉まで
  第5章 上手に会話を続ける
     ― 会話の目的別フィードバック

佐藤さんは、身振りや手振り、声のトーンやアイコンタクト、
表情や姿勢といった非言語表現を使って、一瞬で相手を惹きつけ、
効果的に伝えるコツを伝えます。

  「本書は、私のパフォーマンス学・35年間の結晶であり、
  より自己表現のことをよく知り、 “自分の見せ方、伝え方” に
  磨きをかけたい人々への心からのプレゼントでありたいと
  願っています。」

この本から何を活かすか?

本書で紹介される「LEP理論」とは、古代ギリシャ時代から続く
欧米のプレゼンの流儀を指します。

「L」は、ロゴス(理論)を使っての説得。
「E」は、エトス(人格的信用)を表します。
「P」は、パトス(感情)で、聞き手の感情へのアピールです。

2020年オリンピック招致における日本の最終プレゼンは、
LEPがバランス良く組み立てられたお手本として解説されていました。

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