活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか

満足度★★★★
付箋数:26

 ・日大アメフト部監督による暴行指示と
  事件発覚後の雲隠れ

 ・神戸市や横浜市の教育委員会等による
  いじめ調査結果の隠蔽

 ・財務省による森友・加計問題に関する
  情報の改竄・隠蔽

 ・日本ボクシング連盟会長による助成金の
  不正流用や暴力団との交際

ここ1年くらいの間で起こった不祥事は、
いずれも「いい年をしたオッサン」が
起こしたものです。

「最近の若いもんはどうなっているのか」
とは、昔からよく聞くフレーズ。

しかし、本書の著者、山口周さんは、
ちょっと違うフレーズで嘆いています。

  「最近の古いもんは、いったいどうなって
  いるのか」

世の中では、オッサンの劣化が進んでいます。

本書は、そんな社会構造を考察して、
処方箋を施す本です。

ところで、あなたは「オッサン」ですか?

私は、年代も性別も、どストライク。

ですが、本書では年代や性別といった
人口動態的な要素で「オッサン」であるか
否かを判断しません。

ある行動様式・思考様式を持った人を
「オッサン」と定義しています。

その定義とは、以下の通りです。

  1 : 古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を
   拒否する
  2 : 過去の成功体験に執着し、既得権益を
   手放さない
  3 : 階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、
   目下の者を軽く見る
  4 : よそ者や異質なものに不寛容で、排他的

先に挙げた不祥事を起こした人たちが、
まさにこの行動様式・思考様式に
当てはまっていることがよくわかります。

山口さんは、組織や社会で劣化が起こるのは、
構造的に「必然」と指摘します。

それは世代交代を繰り返すごとに、
エントロピー増大の影響を受けて、
三流の平均値に収斂するから。

この考えは「悪貨は良貨を駆逐する」
として知られる、「グレシャムの法則」に
似ている印象をうけました。

そして、山口さんは「オッサンは尊重すべき」
という幻想を捨てよと言います。

以前は、長く生きている人々の
経験や知識が生かされる社会だったため、
オッサンは尊重される存在でした。

しかし、以前に比べると、変化のスピードが
はるかに早い時代になりました。

そんな現代においては、昔の経験や知識の
価値は下がり、それだけに頼っていると、
逆に判断を誤る可能性が高くなりました。

そこで本書では、若い世代はオッサンに
対抗するように、そして40代、50代の人には
オッサン化しないようにアドバイスします。

  ・オピニオン、エグジット、モビリティを持つ
  ・サーバントリーダーシップ
  ・経験の「質」を重視して学び続ける
  ・挑戦と失敗を恐れない

そして、本書では最初と最後で、
サミュエル・ウルマンさんの「青春(Youth)」
の詩を引用しています。

  「青春とは人生の或る期間を言うのではなく、
  心のありさまを言う。
  優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、
  怯えをしりぞける勇気、安易を振り捨てる
  冒険心、これを青春と言う。
  年を重ねただけで人は老いない。
  理想を失う時に初めて人は老いる。」

私は、もともと山口さんの書く本は好きですが、
本書の考察も興味深く、非常に高い納得感が
ありました。

本書は、オッサンに対抗しなければならない
若い世代にも、年齢的にオッサンになりそうな
世代にも、是非、読んで欲しい本です。

この本から何を活かすか?

山口さんは、今後、柔軟で強かなキャリアを
歩んでいくための重要なキーワードとして
「モビリティ」を挙げています。

モビリティとは、汎用性の高いスキルや
知識などの「人的資本」と、信用や評判
といった「社会資本」を足したもの。

つまり、モビリティが高い人は、所属する
組織によって価値が変わらないので、
どこに行ってもやっていけます。

社外でも通用する能力をつけていると、
その会社に縛られる必要がなくなるのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 05:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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死ぬこと以外かすり傷

満足度★★★
付箋数:24

  「箕輪のやっていることは信者ビジネスだと
  批判されることがある。
   “箕輪の本は信者が買っているだけ” 
   “箕輪のオンラインサロンは信者を
  集めているだけ” 
  しかし誤解を恐れずに言えば、こらからの
  ビジネスはほとんどが宗教化していくと
  思っている。信者を集めることができなくて
  モノを売ることなどできない。
  その背景は人が孤独になったことと、
  物質的に満たされたことの2つだ。」

本書の著者は、ベストセラーを連発する
豪腕編集者の箕輪厚介さんです。

箕輪さんは、まさに本当の「教祖」でした。

箕輪さんは双葉社に在籍中に、 見城徹さんの
たった一人の熱狂』を担当しました。

その後、幻冬舎に移籍し、NewsPicks Booksを
立ち上げ、編集長に就任します。

それから、堀江貴文さんの『多動力 』、
落合陽一さんの『日本再興戦略』、
佐藤航陽さんの『お金2.0』、
前田裕二さんの『人生の勝算』などを編集。

いずれの本も、当ブログでも紹介させて
頂いたベストセラーです。

また、箕輪さんはオンラインサロンで
1300名以上の会員を集め、そこから給料の
20倍以上の収入を得ています。

本書は、そんな箕輪さんが自らを語った本です。

箕輪さんは、一体どのようしてベストセラーを
量産しているのか?

どのようにして、オンラインサロンで
信者を集めているのか?

本書では、その考え方と、行動が明かされます。

  「編集者として、サラリーマンとして、
  僕のスタイルは一般的ではない。
  異常だし、狂っているように見えるかも
  しれない。
  しかし、今の時代に狂っているということは、
  狂っていても間違っていないという何よりの
  証拠だ。新しい時代はいつだって狂っている
  人間が作っていて、その未来が現実になって
  から、初めて理解される。
  しかし、それでは遅い。」

箕輪さんは、仕事にも、自分自身にも熱狂します。
その突き抜け方が、物凄い。

勢いとエネルギー感がハンパないので、
信者と呼ばれるフリークの人たちが、
引き寄せられるのがよくわかります。

言っていることは論理性を欠くものの、
オンラインサロンの会員を扇動する熱量が
あることが伝わってきます。

しかし、与沢翼さんの『ネオヒルズ・ジャパン』
をリリースするぐらいのところから、
個人的には「あれ、この人なんだろう?」
という違和感がありました。

そして本書を読み終えるころには、
ちょっと離れたところから見る分には、
面白いけれど、一緒には働きたくないという
感想を持ちました。

箕輪さんは、「バカになって飛べ! 」と言います。

そして、箕輪さん自身は周りを一切見ず、
リスクをリスクと思わず、何度も何度も
無謀な勝負に打って出ます。

それを続けている限り、今後も箕輪さんは
編集者として、ベストセラーに本を
リリースすることができると思います。

何か、大きな事故が起きるまでは・・・。

そんな事を思うのは、私が理性を捨てられない
からであり、年を取った証拠だと思います。

真似しようと思ってもできないし、
なかなかいない人材なので、
今後も、箕輪さんの活躍に期待したいです。

  第1章 [考え方] 予定調和を破壊せよ
  第2章 [商売のやり方] 自分の手で稼げ
  第3章 [個人の立たせ方] 名前を売れ
  第4章 [仕事のやり方] 手を動かせ
  第5章 [人間関係のつくり方] 癒着せよ
  第6章 [生き方] 熱狂せよ

この本から何を活かすか?

箕輪さんは、本能を丸出し、好奇心剥き出しの
「3歳児のようであれ!」と説きます。

しかし、映画館で『リメンバー・ミー』を
観ているクライマックスシーンで、
尿意を感じたからといって、その場で
手元のコップにオシッコをしてはいけない。

本書の表紙で、ニコニコしながら、
コップに液体を入れて持っている写真が、
そのオシッコにしか見えなくなりました。

すると裏表紙の、目をつぶっている写真も
「オシッコ、やっちまったぜ!」的な表情に
思えてきました。

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| 仕事論 | 06:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

満足度★★★★
付箋数:25

あなたは、日本で約40年間禁止されていた
アメリカ人のある発明を知っていますか?

その発明を禁止していたことは、
今でも日本の社会に大きく影響しています。

特に、女性のキャリアに関して。

そのアメリカ人の発明品とは何か?

  「育児用粉ミルクは、母親のあり方を変え、
  TVディナー(そのまま食べられるように
  パッケージされた冷凍食品)は、主婦の
  あり方を変えた。
  しかし、ピル(経口避妊薬)はその両方を
  変えた。それだけではない。
  ピルは社会も大きく変えることになった。
  そしてそれこそがピルの目的だった。」

日本で約40年間禁止されていた発明とは
経口避妊薬の「低用量ピル」のことです。

ピルがアメリカで承認されたのは1960年の
ことでしたが、日本で解禁されたのは
1999年になってからでした。

日本の女性は、避妊薬を使えるようになるまで、
40年近く待たなければなりませんでした。

しかし、男性が使用する勃起不全治療薬の
バイアグラは、アメリカで認可された
わずか数カ月後には、日本でも認められる
ようになりました。

  「日本は男女間格差が先進国でいちばん
  大きい国として知られており、女性はいまも
  なかなか職場で認められずにいる。
  その因果関係を解きほぐすことは不可能だが、
  アメリカの経験を見ればわかるように、
  それは偶然ではないだろう。
  ピルの解禁が二世代遅れれば、女性が受ける
  経済的な影響は相当なものになる。」

ピルはコンドームよりも3倍も失敗率が低く、
正しく服用するとほぼ100%に近い避妊効果が
得られます。

ピルは社会に革命を起こしただけでなく、
経済革命の火付け役にもなりました。

それは20世紀後半でいちばん重要な変化
だったとも考えることができます。

アメリカで使用されるようになったピルは、
法学部や医学部の女子学生に影響を与えました。

それはパートナーに頼らず、自分の意思で
妊娠と出産をコントロールできるように
なったため、自分のキャリアに投資できる
ようになったからです。

ピルのなかった時代は、5年以上かけて
弁護士や医師の資格をとることは、
妊娠のリスクを考えると、時間とお金の
有効な使い方ではありませんでした。

しかし、ピルが使えるようになったことで、
女性が積極的に法学、医学、歯学、MBAなどの
学位を学ぶようになり社会に進出していく
ようになりました。

一粒の小さなピルは、女性の社会進出を
後押しし、経済に大きな影響を与えたのです。

本書は、ピルを推奨する本ではありません。

経済に影響を与えた50の発明を紹介する本です。

著者は、『まっとうな経済学』が好評だった
フィナンシャル・タイムズの人気コラムニスト、
ティム・ハーフォードさんです。

  「発明の一つひとつに物語がある。
  人間の創造力の物語だけでなく、私たちを
  とりまく目に見えないシステムの物語もある。
  (中略)
  この本は、紙、バーコード、知的財産、
  文字など、50の発明をとりあげて、
  世界経済はどのように働いているのか、
  その知られざる物語にスポットを当てる。」

この本の目的は経済に重要な影響を与えた
大発明のベスト50を選ぶことではありません。

紹介されている発明品は「語るべき物語」
があるものが選ばれています。

その物語を知ることで、世の中がどのように
繋がっているかがわかり、生きた経済の
仕組みがわかります。

今では、日常に溶け込んでいる発明品には、
私たちの知らない意外なストーリーがあって、
なかなか興味深いですね。

この本から何を活かすか?

本書で紹介されているモノは意外な視点や
物語を教えてくれます。

例えば、海外に行く場合は「パスポート」が
当たり前のように必要です。

パスポートは、既にローマ帝国時代には、
似たような形があったとされています。

しかし、その評判はあまり良くなく、
20世紀になる頃には、使っている国は
ごく一部になり、パスポートは世界中から
なくなりかけていました。

  「パスポートが20世紀初めになくなっていたら、
  世界はいまごろずっと豊かになっていたのでは
  ないか。パスポートがなくならなかったのは、
  ある単純な理由からだ。
  第一次世界大戦がそれを許さなかったのである。」

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| 経済・行動経済学 | 05:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本人のためのお金の増やし方大全

満足度★★★
付箋数:22

  「偉大なる国、日本の投資家の皆さん、
  富の探求者のみささんへ
  このたび、フォレスト出版から、ベストセラー
  となった私の著書、『Multiple Streams of
  Income』の日本語版が出版される運び
  となったことを、大変に光栄に思います。
  北アメリカをはじめ、世界各国の大勢の
  方々が、本書や、私の他のベストセラー著書
  を読んで、続々と億万長者の仲間入りを
  しています。日本の皆さんにもぜひ、
  経済的繁栄を達成するために本書を活用
  していただきたいと、切に願う次第です。」

このように語るのは本書の著者、
ロバート・G・アレンさん。

このたび、日本語版が出版される運びと
なったと言っていますが、実は今回が初めて
ではありません。

以前の本は同じフォレスト出版から出ていた
ロバート・アレンの実践億万長者入門
です。

15年以上前に書かれた本であるため、
古くなった内容をリニューアルすると同時に、
アレンさんが取材して、日本の社会システム、
ビジネスモデルに則した内容に改訂されています。

読んでいて、非常に懐かしく思いました。

細かい部分は覚えていないので、どこがどう
変わったかは比較できませんが、今の日本の
実情に合わせた内容になっています。

かつて、私は旧版の『億万長者入門』を読んで、
経済的自由を得るために、「投資マウンテン」
への投資を始めたことを思い出しました。

さて、細かなテクニックはさておき、
本書のメインメッセージは、一生続く複数の
お金の流れをつくることにあります。

お金の流れには「それきり型」と「一生型」
の2種類ありますが、本書が目指すのは、
もちろん「一生型」の方です。

では、どのようにして「一生型」のお金の流れ
をつくるのでしょうか?

  「経済的自由をもたらす3つの巨大な山
  (マウンテン)があります。3つの山は
  それぞれ独自の特徴を持っています。
  そしてそれらは3つとも、あなたの将来の
  経済的成功にとって非常に重要なものです。
  この山脈全体へ投資することで、分散投資の
  安全性が得られると同時に、もっとも有効な
  マネー・メイキングのチャンスに常時
  アクセスしていることが可能になるのです。」

一生型のお金の流れを作る3つのマウンテンは
以下の通りです。

 1. 不動産マウンテン

  不動産マウンテンには収入は2種類あります。

  1つは長期で優良な不動産を買って、
  家賃収入のキャッシュフローを得ること。

  もう1つは、抵当流れと転売で稼ぐことです。

 2. 投資マウンテン

  このマウンテンでは、インデックスファンド
  への投資が推奨されています。

  「株式のインデックスを毎月一定額、
  長期に購入することが最善であるわけですが、
  日本では最近iDeCo(イデコ)という
  個人年金商品が売り出されました。
  これは究極の長期投資と言える内容です。」

 3. マーケティング・マウンテン

  このマウンテンには4つの流れがあります。

  ・情報ビジネス
  ・インターネット
  ・パーソナルフランチャイズ
  ・ライセンシング

特に「不動産マウンテン」と「マーケティング
・マウンテン」に多くのページを割いている
のが本書の大きな特徴です。

どれか1つのお金の流れに依存するのは
リスクがあるので、これらを組み合わせる
ことで、お金に関する不安を解消します。

この本から何を活かすか?

本書の最終章では、稼ぐことではなく、
「分かち合う」ことについて書かれています。

  「複利によってお金がどれくらい大きな額に
  成長するかを知ってください。そのお金で
  あなたも世界に大いなる貢献をすることが
  できるはずです。偉大な慈善家たちが
  行ってきたことを、あなたにもぜひやって
  いただきたいのです。」

我が家でも収入の一定額を寄付するように
していますが、確か本書のオリジナル版を
読んだ頃から始めた記憶がありますね。

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| マネー一般 | 06:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マネージャーの問題地図 ~「で、どこから変える?」あれもこれもで、てんやわんやな現場のマネジメント

満足度★★★
付箋数:23

マネージャーは、管理職という立場です。
つまり「管理」するのが仕事。

しかし、日本語の「管理」には、英語で言う
ところの3つの意味を含んでいます。

 ・Management(やりくり)
 ・Control(統制)
 ・Administration(事務執行)

  「どうも日本でいうところの “管理職” や
   “マネジメント職” は、このすべてを1人の
  人に求めがち。そして、機能不全に陥りがち。
  この3つに求められる要件も違えば、
  遂行に必要なスキルもメンタリティも
  異なります。1人で全部できなければ、
  役割分担すればいいのです。」

日本のマネージャーが忙しい原因の1つが、
この3つを1人ですべてやろうとしている
ところにあるようです。

本書は、18万部を超える「問題地図」シリーズ
の一冊。

著者は、あまねキャリア工房 代表の
沢渡あまねさんです。

今回は、マネージャーが1人で頭を抱える状況
を解き明かし、解決策を示します。

沢渡さんは、まず、マネジメント不全と
おさらばするために、「3つの割り切り」が
必要であると説明します。

 1. プレイングマネージャーは「仕方ない」

 本来はマネジメント業務に専念したい
 ところですが、多くの組織においては、
 プレイングマネージャーになってしまうのは、
 ある意味、仕方のない事象。

 それを前提としたマネジメントを考える
 必要があります。

 2. 「マネージャーは何でもできなければ
   ならない」を捨てる

 これがマネージャーを追い詰め、機能不全に
 追いやる原因となります。

 また、マネージャーになりたがる若手も
 減らします。

 自分で何でもやろうとせず、割り切って、
 部下や派遣社員に任せることが必要です。

 3. 自分たちだけでやろうとしない

 マネジメントの一部を外注して
 やってもらうのもありです。

 マネージャーに求められる役割は、
 年々増しているので、手が回らず放置する
 くらいないら、外の力を借りてでも前進
 すべきなのです。

そして、本書ではマネージャーが陥りがちな、
次の7つの問題を解決します。

  1丁目 モヤモヤ症候群
  2丁目 何でも自分でやってしまう
  3丁目 コミュニケーション不全
  4丁目 モチベートできない・育成できない
  5丁目 削減主義
  6丁目 気合・根性・目先主義
  7丁目 チャレンジしない

これらの問題の中でも、組織の最大の敵と
なっているのが、1丁目の「モヤモヤ」です。

ビジョンやポリシーが見えない、
目的が見えない、優先度がわからない、
役割や期待が見えない、責任範囲があいまい

こういったモヤモヤが職場で漂っていると、
組織の生産性が下がり、チームメンバーの
モチベーションも下がります。

人は情報が与えられないと、不安になり、
それが不満を生み、やがて不信に変わります。

見えないものを見えるようにする。
それが組織のマネジメントの第一歩です。

メンバーが迷走しないよに、仕事の目的を
明確にすることが、まず、マネージャーには
求められます。

本書を読むと、どこから手を付けていいか
わからなかった複雑な状況が、紐解かれ、
マネージャーのやるべきことが見えてきます。

チームメンバーの力を借りながら、
チームを成長させるヒントが示されている
と思います。

この本から何を活かすか?

マネージャーは「ピンチヒッター要員」に
すぎないと心得る。

  「自分が手を下さずとも、日常業務は
  メンバーが動いてくれれば回る。
  部課長は、マネジメント業務に徹する。
  ただし、部下が休んだときには代わりに
  フォローできるよう、最低限の進捗は
  把握しておく。部下がどんな仕事を抱えて
  いるのかを知っておく――それができれば、
  部下も安心して休めますし、無駄に
  がんばりすぎずにすみます。」

これが目指すべき理想的な状態ですね。

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| リーダーシップ | 08:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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