活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プレデターシンキング/略奪思考

プレデターシンキング/略奪思考 欲しいものはすべて「誰かのもの」プレデターシンキング/略奪思考 欲しいものはすべて「誰かのもの」
(2014/11/20)
デイブ・トロット

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kindle版 プレデターシンキング/略奪思考 欲しいものはすべて「誰かのもの」

満足度★★★
付箋数:20

  「人生は戦争と同じくゼロサムゲームだ。
  何かが欲しいなら、誰かからそれを奪わなければならない。
  誰かが勝つには、誰かが負けなければならない。
  逃げ場はなく、傍観者になる余地もない。
  誰もがどちらかを選ばなければならない。
  食うものになるか、食われるものになるか。
  選ばなければ、誰かに運命を決められる。」

これが、本書の「プレデターシンキング(略奪思考)」です。

プレデターとは、略奪者、捕食者のこと。

この言葉を聞くと、ジョン・マクティアナンさん監督の
SFアクション映画『プレデター』を思い出します。

1987年に制作された、アーノルド・シュワルツェネッガーさん
主演の映画でした。

しかし、本書はその映画とはまったく関係なく、
肉食系のエイリアンは登場しません。

欲しいものは、誰かから奪わなければ手に入らないと、
説くものの、メインは「クリエイティビティ」についての本です。

著者のデイブ・トロットさんは、広告業界で輝かしいキャリアを
持つクリエイター。

本書の特徴は、ノウハウを一切語っていないことです。

箇条書きにされたルールはなく、エピソードで創造性を刺激します。

  「 “8つの真実”  “12の法則”  “10の理念” ・・・・
  読んだとたんに忘れるルールばかり。
  そんなものはおもしろくない、クリエイティブでない、
  思考ではない。(中略) 自分なりに得た教訓は、
  丸暗記したルールよりずっと強力だ。それは消えることなく残る。
  だからこの本には、ルールではなくエピソードが登場する。
  私に影響を与え、私に “プレデターシンキング” を
  教えてくれた数々のエピソード。
  できる限り幅広い分野から集めた具体的な実例。
  これなら、原則を学び、自分なりに応用することができる。
  ・・・・もしかしたら私にも予想外のやり方で。」

本書には、「そんなアイディアもあるのか!」と感心する、
63の事例が紹介されているので、読むと思考幅が広がります。

この本から何を活かすか?

本書のトロットさんが、レーシック手術をした時の
エピソードを紹介します。

トロットさんが手術を受けたのは、レーシックが登場して
間もない頃で、周りに体験者はいませんでした。

心配していた手術は意外に簡単に終了。

局部麻酔なので、すぐに仕事に戻れると聞いていたので、
トロットさんは、手術後、そのままタクシーで出社しました。

しかし、出社してデスクの前に座って書類を読もうとしましたが、
焦点を合わせることができず、文章が歪んで見えました。

いくつかの文字は目に迫るようで、
別の文字はすごく遠く感じて、めまいがしました。

別の書類を取り上げてみても、文字の歪み具合がひどすぎて、
船酔いしているかのように思えました。

時計を見ると、文字盤の数字が波打っているように感じ、
吐き気をもよおしてきました。

トロットさんのレーシック手術は、失敗したのでしょうか?

その日は仕事をあきらめて、まっすぐ家に帰り、
ベッドにもぐり込みました。

翌日、目が覚めると気分が良かったので、
着替えて会社へ向かいます。

出社して書類を見てみると、何の問題もなく、
文字はちょうどいい大きさで見え、
揺らいで見えることもありませんでした。

ほっとしたトロットさんが、オフィスの中を見回すと、
ゴミ箱が丸めた紙でいっぱいになっていることに気づきます。

いくつか拾い上げて見ると、また文字が歪んで見えました。

奇妙に思ったトロットさんが秘書を呼んで聞いてみると、
彼女は笑ってこう答えました。

  「ゴードンがコピー機を使って書類を細工したんです。
  手術から戻ったときに、何もかも歪んで見えるようしようって。
  時計の文字盤にまで手を加えたんですよ。
  ちょっとたちが悪いんじゃないかと言ったんですけど、
  絶対におもしろがってもらえるって」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う

粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う (文春新書)粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う (文春新書)
(2014/10/20)
中垣 俊之

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満足度★★★
付箋数:24

  「粘菌のフィル

  僕はただの アメーバ野郎
  動物細胞さ カビじゃない
  ずっとずっと 長いこと
  泣ける程 退屈な日々
  冷たいところを ただ這い回るだけ

  だから 何かすごいことに挑戦したかった
  あるとき カガクシャとかいう連中に
  とっつかまって 皿の上に連れてこられた
  そして オートミールを食えという
  奴らは なんとかして僕に問題を解かせようとした

  やってみたら 僕は凄い才能があったんだ

  迷路なんか さっと解けるし
  最短経路だって 計算できる
  でもそんなのは 序の口さ
  僕の本当の力は ネットワークを設計すること

  東京の鉄道網なんか おちゃのこだったけど
  ボストンのは かなりややこしそう
  君たち人間にゃ まかせていられない
  僕にひと声 かけとくれ
  イケてるネットワークを 作ってあげるよ」

これは中垣俊之さんが、「2回目」のイグ・ノーベル賞を
受賞した時の「粘菌からの手紙」というスピーチです。

イグ・ノーベル賞とは、本家ノーベル賞のパロディとして、
毎年ユニークで風変わりな研究を行った数名に与えられる賞です。

受賞条件は、人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究
であること。

そんな賞を2回も受賞したのが、「粘菌」の研究をする
本書の著者、中垣俊之さんです。

1回目は2008年に、「単細胞生物の粘菌という生物が、
迷路などのパズルを解くことを証明した」という理由で
イグ・ノーベル認知科学賞を受賞。

2回目は2010年に、「粘菌の力を借りて関東圏の鉄道網を
設計した」という研究が交通計画賞を受賞しました。

そもそも、「粘菌」の何がすごいのでしょうか?

私たち人間は、脳や神経細胞があることで
はじめて「知性」を持つことができます。

しかし、単細胞生物には知性の源泉となる
脳や神経細胞がありません。

それは、生き物ですが、モノに近いということです。

にも関わらず粘菌が集まると、まるで知性を持つような
行動を取ります。

それはつまり、物質の運動法則から知性が生まれる
可能性があることを示します。

粘菌は人間が忘れてしまった、単純に見えて賢い
思考のプロセスを思い出せてくれるかもしれません。

本書は、そんな不思議な魅力を持つ「粘菌」の秘密と、
その驚くべき可能性につて、最新の研究成果を交えながら
解説します。

この本から何を活かすか?

中垣さんは2000年に英国の科学雑誌ネイチャーに、
「アメーバ状生物である粘菌が迷路の最短経路を解く能力がある」
という趣旨の論文を発表しました。

この論文は、粘菌を迷路一杯に広げた状態で2つの出口に
それぞれエサ場をつくると、粘菌は次第にエサ場へと
集まっていきますが、半日ほど後には2つのエサ場をつなぐ
最短経路だけに管を残して2つのエサ場をつないだという
実験結果をもとに書かれています。

粘菌のネットワークを形成するアルゴリズムを
解明すると、カーナビなどにも応用可能です。

渋滞の状況が刻々と変わっても対応できる
「動的最適化」ができるシステムになるようです。

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| 科学・生活 | 05:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「お金」って、何だろう?

「お金」って、何だろう? 僕らはいつまで「円」を使い続けるのか? (光文社新書)「お金」って、何だろう? 僕らはいつまで「円」を使い続けるのか? (光文社新書)
(2014/11/13)
山形 浩生、岡田斗司夫 FREEex 他

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kindle版 「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~ (光文社新書)

満足度★★★
付箋数:18

本書は岡田斗司夫さんの「賢い人に無茶な質問をしてみよう」
シリーズの第6弾。

本書の「あとがき」を読むまで知りまあせんでしたが、
過去に当ブログで紹介した本も、このシリーズに
含まれているようです。

  第4弾 内田樹さんとの対談『評価と贈与の経済学
  第5弾 堀江貴文さんとの対談『ホリエモンとオタキングが、

さて、本書では経済学の本を多く翻訳する山形浩生さんに、
岡田さんが「経済とお金」について質問した本。

お2人が対話を通じて、「お金とは、一体、何なのか?」
その本質を解き明かします。

山形さんと言えば、ポール・クルーグマンさんの本をはじめ、
かなりクセのある原書の翻訳で定評がある方です。

そんな山形さんが、独特の世界観を持つ岡田さんの質問に
どう答えるかが、本書の一つの見どころです。

また、山形さんがどういう考えを持った方なのか、
今まで「訳者解説」のページでしかわかりませんでしたが、
本書では山形さん個人の考えもよく伝わってきます。

  第1章 どうして僕らは「円」を使うのか?
  第2章 政府や銀行のお仕事
  第3章 「評価」は「貨幣」の代わりに使えるか?
  第4章 評価経済が本当に回るか実験してみる
  第5章 格差の本質
  第6章 自由時間経済学への序曲

途中までは、岡田さんも意外と普通の経済について、
質問しています。

  「金利! ついにこれを聞かなければいけないときが
  やってきました。ニュースでは、金利を下げるとか上げるとか
  よく言ってますけど、どうやって金利なんてものを
  ちょうせいしているんでしょう?」

こういった普通の質問については、山形さんもそれほど答えに
窮することなく、概要を説明しています。

しかし、次第に既存の経済学やお金の話から離れ、
岡田さんが予てから主張する「評価経済学」の話に
入っていきます。

だんだんお金そのものではなく、その背後にある
人間同士の価値のやりとりについての話になっていく。

後半は山形さんに質問に答えてもらうというより、
岡田さんの考えを肯定してもらう場となっている感じです。

  「国家 100兆ドル紙幣 経済政策 AKB48 叶恭子
  ビジュアル系バンド 戦争 非モテ
  これら多様な雑多なモノやコトに関して、
  とにかく山形さんに聞きまくる。
  すると、なにがすごいかって山形さん、ぜんぶに答えてくれる!
  それでもわからない問題は、2人で
   “じゃあ、こっちのアナロジー考えてみよう” とか
  突破口を探しながら話しました。
  そういう “問題がわからないときの考え方” コミで
  ぜんぶ出しちゃったのが本書です。」

この本から何を活かすか?

本書で山形さんが紹介していた「死刑囚のパラドックス」は、
「抜き打ちテストのパラドックス」とも呼ばれているものですね。

あるクラスで教師が、学生たちに予告しました。

来週の月曜日から金曜日までのいずれかの日にテストを行う。
テストがいつ行われるかは、事前にはわからない。

これを聞いて学生たちは考えました。

もし木曜まで、テストが行われなければ、金曜にテストが
行われることになり、テスト日がわかってしまうのでダメ。

同じように、水曜までテストがないと、金曜はダメだから、
必然的に木曜とわかってしまうので、これもダメ。

同じ理屈で考えていくと、水、火、月も結局ダメ。

つまり、いずれの日も抜き打ちテストができないという
結論に学生たちは達しました。

しかし、教師は木曜日にテストを実施しようとします。

学生たちは、「約束が違う! 事前にテスト日がわからないように
テストを実施することはできない」と言って、理屈を説明しました。

すると教師は次のように言ってテストを実施しました。

「つまり、テスト日は事前にわからなかったということだな。」

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| マネー一般 | 06:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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直感を裏切る数学

直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 (ブルーバックス)直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 (ブルーバックス)
(2014/11/21)
神永 正博

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満足度★★★
付箋数:23

所持金100ドルから始める、次の2つのゲームがあります。

  ゲームA
   48%の確率で、所持金が1ドル増える。
   52%の確率で、所持金が1ドル減る。

このゲームでは、1ドル増える確率より減る確率の方が
高いので、試行回数を増やすほど負け越す可能性が高くなり、
長期的には、ほぼ確実に所持金が減ってしまいます。

ルーレットで、毎回1ドルずつ、ひたすら黒に
張り続けるようなものですね。

  ゲームB
   所持金が3の倍数になっているとき、勝率は1%。
   それ以外では勝率85%。
   勝つと1ドル増え、負けると1ドル減る。

こちらは、ちょっと変わったゲームです。

100ドルから始めた時点で、所持金が1ドル増えて、
101ドルになる可能性が85%です。

次に101ドルから1ドル増える確率も85%。

しかし、102ドルになると3の倍数ですから、
99%の確率で負けて101ドルに戻ってしまいます。

ここで101ドルと102ドルを行ったり来たりする
振動現象が起こる可能性が高くなります。

この振動現象のサイクルから抜け出すのは、
偶然勝ちが続いたり、負けが続いたりする場合です。

ここでは掛け金が減る方が高確率なので、
試行回数を増やすと、じわじわと所持金は減っていきます。

ちなみに、最初の所持金100ドルの時点で、
負ける確率は15%あるので、そうなると99ドルで3の倍数となり、
99%の確率で98ドルに減ってしまいます。

さて、負ける確率が高いゲームAとBを組み合わせると、
その勝敗はいったいどうなるのでしょうか?

「直感」で考えると、負けと負けを組み合わせても、
やはり負けることになリそうです。

しかし、50%の確率でゲームAを行い、
50%の確率でゲームBを行うだけで、
所持金が増える勝ちゲームにできるのです。

このアイディアを思いついたのが、
マドリード・コンプルテンセ大学で物理学を教える
ユアン・パロンド教授です。

そのためこの問題は「パロンドのパラドックス
(パロンドのゲーム)」と呼ばれています。

負けるゲームと負けるゲームを組み合わせて、
勝つゲームにできる理由は、長くなるので本書に譲りますが、
本書はこのような「直感を裏切る」20のトピックスが
紹介されています。

比率の魔術、ベイズの定理、ジップの法則、ベンフォードの法則、
恐怖の誕生日、待ち行列、ビュフォンの針、ふたと50ペンス、
ルパート公の問題、空間充填曲線、モンティ・ホールの穴・・・

本書では、直感を裏切る問題を楽しみながら、
実は努力の積み重ねが何より重要であることを学びます。

  「天才は才能があるからひらめくのではなく、
  たくさん考えるからひらめくのです。数学に “直感” という
  近道はありません。結局は、問題を粘り強く考え続けること、
  論理を一つ一つ丁寧に追いかけることが、
  正解への唯一の道なのです。」

この本から何を活かすか?

Aさんは健康診断で行った胃のX線検査で、
「要精密検査」と結果が出ました。

  ・検診を受ける人の1000人に1人は、実際に癌に罹っている
  ・癌の人が要精密検査となる率は90%
  ・本当は癌に罹っていないのに、陽性反応が出て
   精密検査に回される確率は10%

この条件のとき、Aさんが癌である確率は、
非常に高いと言えるのでしょうか?

これは迷惑メールのフィルターで応用されている、
「ベイズの定理」で考える条件付き確率です。

今回の条件だと、実際に癌である確率は0.99%ほどで、
決して高いとは言えないようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 数学 | 06:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大前研一 日本の論点 2015~16

大前研一 日本の論点 2015~16大前研一 日本の論点 2015~16
(2014/11/14)
大前研一

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kindle版 日本の論点2015~16

満足度★★★
付箋数:20

  「さて、今の日本にとって最大の論点は何だろうか。
  種切れのアベノミクス、冷え込んだ中国や韓国との関係、
  (中略)・・・各論はいくらでもある。しかし論点を整理して
  1つに絞るならば、約1000兆円を超える巨大な国家債務をどうするか、
  という問題に尽きると私は考える。」

これは、本書のプロローグで大前研一さんが語った言葉。

40兆円の税収しかないのに、100兆円の予算を組み続ける日本。

過去に積み上げた債務の利払の問題もありますが、
まずは止血をしなければ、債務残高は増え続けるばかりです。

この国家債務問題で、いちばん問題なのが、
日本国民の多くがこのことについて、見て見ぬふりをして、
やり過ごしていることと、大前さんは指摘します。

  「超倹約か、超増税か、あるいは両方か―。
  国家債務問題の解決策はこれしかない。
  ところが、そうした正論を真正面から訴える政治家は
  ほとんど選ばれないし、マスコミも報道しない。
  従って、この超難題を解決しようという国民的議論が
  立ち上がってこない。」

大前さんの言う通り、日本の国家債務は最も優先して
解決しなければならない問題だと思います。

だから、各論など後回しにして、徹底的に国家債務問題について
議論し、解決策を探るべきでしょう。

ところが、その各論について多岐に渡って
論じているのが本書です。

なぜなら、本書はプレジデント誌で大前さんが連載している
「日本のカラクリ」の1年分の記事の中から、
反響の大きかったトピックを中心にまとめたものだから。

同連載をまとめて、2013年10月に刊行された
日本の論点」の続編となります。

前著同様、雑誌の連載記事らしく話題が豊富で、
様々なことに言及している点は、読んでいて飽きませんが、
優先すべき国家債務問題について論じられているのは、
書き下ろしのプロローグのみです。

  「こうやって論を並べておいて言うのもなんだが、
  論点は広げればいいというものではない。
  論点を広げすぎると議論が拡散してしまうからだ。
  コンサルティングの世界でも、クライアントが抱えている
  課題をあれやこれやとあげつらうだけのコンサルタントは
  レベルが知れる。課題を煎じ詰めて問題の本質を炙り出し、
  処方箋とともに端的に示せなければ、相手にアクションを
  促すことはできない。」

それでは、なぜ、大前さんはプロローグ以外で
国家債務問題について論じていないのか?

今回まとめた期間の連載記事の中に、たまたま
国家債務問題がなかったのでしょうか?

もし、それが理由なら、わざわざ本書のために書き下ろした
プロローグで、国家債務が優先して解決すべき問題だなどど
書かないでしょう。

大前さんの意図としては、本書に掲載されている
各論の大前さん的な思考法や解決の手法を学び、
最重要課題については、国民一人ひとりが自分の頭で
考えて欲しいということなのでしょう。

この本から何を活かすか?

  「スマホがコモディティ化すればするほど、
  そこからどんな情報を引き出せるか、
  使い手の情報力が “違い” を生むのだ。」

「違い」を生み出すために、大前さんは、

  「食べ物を胃に入れる金額と情報を頭に入れる金額を同じにせよ」

とも言います。

食費と同じ金額の情報投資って、かなり大きいですね。

スマホのコモディティ化で、出てきた話ですが、
情報投資は、何もスマホのコンテンツに限定するものでは
ないと思います。

読書も、立派な情報投資ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 社会・国家・国際情勢 | 06:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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