活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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新版 すべては「前向き質問」でうまくいく

新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング
(2014/12/26)
マリリー・G・アダムス

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kindle版 新版 すべては「前向き質問」でうまくいく

満足度★★★
付箋数:21

  「われわれは人生のどの瞬間にも、地図に描かれた二つの道、
   “批判する人の道” と “学ぶ人の道” の間で選択を迫られている。」

「批判する人」は、何か問題が起こると「誰のせい?」と考え、
最後には泥沼にはまり身動きがとれなくなります。

「学ぶ人」は、同じ問題に対し「何をしたらうまくいく?」と考え、
新しい道や可能性を見つけます。

「質問」には力があります。

しかし、「批判する人」がする質問は他人や自分を傷つけ、
「学ぶ人」がする質問は、前向きになり問題解決に導く、
180度違った効果を発揮します。

本書は、自分自身や他者への質問を変えることで、
前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法
(クエスチョン・シンキング)をストーリーで身につける本です。

著者のマリリー・G・アダムスさんは、エグゼクティブ・コーチ、
および企業コンサルタント。

本書で紹介されるクエスチョン・シンキングは、
NASA、国防大学、ロッキード・マーティンなどで採用され
目覚ましい効果を上げた実績があるそうです。

クエスチョン・シンキングができるようになると、
職場での人間関係はもちろん、プライベートでも恋人や家族、
友人関係など、あらゆることが好転します。

物語の主人公は、プロジェクト・リーダーを務める、
ベン・ナイトという男性です。

ベンは前職の上司に誘われ、Qテック社に転職しました。

そこで責任の重い管理職ポストに就きますが、
自分の能力を超えた難題に直面します。

メンバーのマネジメントに苦戦し、業績が上がらずに
追い詰められ、自分にはそれを克服する
能力はないと考え、辞表を書きました。

しかし、上司はもう一度彼にチャンスを与えようと、
ジョゼフ・エドワーズという人物を紹介します。

エドワーズは、質問を前向きにすることで思考を変え、
よりよい仕事、人間関係、恋愛、ひいいては人生を
送れることを提唱する、エグゼクティブ・コーチでした。

ベンは、物語の中でエドワーズとの対話から、
クエスチョン・シンキングを学び、
少しずつ事態を好転させていきます。

本書はストーリー部分と解説をサンドイッチする形式でなく、
第1章から第8章まで、完全な物語になっています。

物語は非常に読みやすく、クエスチョン・シンキングを
使う前と、使った後ではどのような変化があったか、
明確にイメージできるように書かれています。

物語の中で登場する「スペシャル・ワークブック」が
ありますが、そこに入っている「8つのツール」は、
付録として巻末に掲載されています。

  ツール1 自分への質問
  ツール2 他人への質問
  ツール3 選択の地図
  ツール4 学ぶ人と批判する人の質問リスト
  ツール5 自分自身の観察タイム
  ツール6 スイッチング・クエスチョン
  ツール7 思い込み撲滅トレーニング
  ツール8 変化のための12の質問

これらのツールを使うと、揺るぎない自信が持てるようになり、
リーダーシップも身につくようです。

この本から何を活かすか?

本書は2010年にディスカヴァー・トゥエンティワンから
刊行された『すべては「前向き質問」でうまくいく』の新版です。

また、2010年の版も、実は同社から2005年に刊行された
QT 質問思考の技術』の改訂版です。

つまり、本書は2005年に出された本の2度目の復刻版。

2015年1月31日時点で、新版にはアマゾンのレビューが
入っていませんが、購入を検討される方は、
旧版・旧々版のレビューを参考にするといいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 自己啓発・セルフマネジメント | 06:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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外資系コンサルが実践する 資料作成の基本

外資系コンサルが実践する  資料作成の基本  パワーポイント、ワード、エクセルを使い分けて「伝える」→「動かす」王道70外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 パワーポイント、ワード、エクセルを使い分けて「伝える」→「動かす」王道70
(2014/08/20)
吉澤 準特

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満足度★★★★
付箋数:23

本書の著者、吉澤準特さんは外資系コンサルティングファームで、
これまで何万枚もの資料を作成してきました。

そこで「1つの絶望」と「1つの救い」に思い至ったそうです。

「1つの絶望」とは、経験の積み重ねこそが資料作成の上達を
左右するという厳然たる事実です。

経験値が蓄積されるほど、良い資料が作れるようになるのです。

一方、「1つの救い」とは、限られた資料作成テクニックを
繰り返し実践するだけでも、普通なら10年かけて身につける
資料作成の力を、わずか数ヶ月で獲得できるということです。

吉澤さんは新人の資料作成をサポートするに当たり、
クライアントからよく指摘を受ける事項をリスト化し、
その点を重点的に意識して資料作成するように指導しました。

その結果、吉澤さん自身が3年かけて身につけたノウハウを、
指導を受けた新人コンサルタントは、
たった半年で実践的に使えるようになったそうです。

本書は資料作成のための様々なテクニックが盛り込まれて
いますが、経験を積むと結局ここに辿り着くという
「資料作成の王道」が示されています。

見た目のフレームワークや体裁だけを真似して、
一瞬で資料を作り上げる目的では書かれていません。

最初に相手に何をして欲しいか、つまりWHO、WHAT、WHYを決め、
次の3段階でレビューを受けながら、資料作成を進めます。

  スケルトン → ドラフト → フィックス

スケルトンとは、資料のコンテンツを目次レベル+概要説明
レベルで作成したもので、文字を列挙した程度のものです。

ドラフトとは、スケルトンに沿って資料を一通り作成したもので、
図表は作成途中でも、最終形がイメージできる程度に
作り込みます。

フィックスとは、ドラフトを更新して第三者に見せる品質に
仕上げたもので、文字や図表の構成や色使いなど、
資料の読みやすさまで配慮して作ります。

この3段階でそれぞれ依頼者からレビューを受け、
認識のギャップをこまめに解消することがポイントです。

合意がないまま、作成側の思い込みだけで作ってしまうと、
依頼者の意図しない資料になってしまうことがあり、
そうなるとやり直しの手間が掛かってしまうのです。

本書は、無駄なく完成度の高い資料を作成するための
王道のスキルを70項目にまとめて紹介します。

我流で作って失敗した資料サンプルと、
王道で作った資料サンプルを比較しながら解説します。

論点を絞り込み資料の構成を考えるところから、
文章の推敲、図表の選び方から表現方法、体裁を整え
印刷した時の見栄えを良くする方法まで説明されています。

本書の手順に素直に従って資料を作れば、
素人でも一定の水準の資料がデキてしまうでしょう。

これ一冊で全てを網羅するというぐらいの意気込みで
資料作成のノウハウが詰め込まれています。

冒頭に自分の資料作成レベルを診断するチェック表も
掲載されていますから、まずは自分のタイプやレベルを
把握するところから始めるといいでしょう。

本書は、特に資料づくりの初心者から中級者レベルまでに
参考となる「資料作成の教科書」だと思います。

この本から何を活かすか?

  「図表は拡張メタファイル形式で挿入する」

異なるフォーマットの図表を組み合わせて資料を作る場合、
図表の貼付けには「拡張メタファイル形式」を選択すると、
見栄えもよく、少ない容量で貼り付けることができるようです。

  「通常のフォントにはメイリオUIを使用する」

これが資料作成におけるウィンドウ環境での推奨フォントです。

私は今までなんとなく、図の貼付け形式も使用するフォントも
本書の推奨する形式を使っていましたが、
やっているうちに王道に辿り着いたということだと思います。

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 05:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術

リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術
(2014/12/23)
小倉 広

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kindle版 リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術

満足度★★★
付箋数:22

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』が
12万分を超えるベストセラーになった、
組織人事コンサルタントの小倉広さん。

本書は、2008年4月に刊行された小倉さんの処女作、
上司は部下より先にパンツを脱げ!』を修正・改題したものです。

今では、30冊以上ある小倉さんの著書の中で、
「この本が1番好き」と言われることが多いそうです。

ビジネス書作家の場合、執筆を重ねるに連れ、
書く技術は向上していきますが、やはり最初の作品が
最も思い入れが強く、ノウハウも詰め込まれているものです。

例えば、私は長期間に渡り様々なテーマを執筆している
あの大前研一さんの場合でも、いまだに1作目の
企業参謀』が最も好きな本です。

さて、本書の元になった本は刊行されて5年以上経ちますが、
読者からの強い要望があって再販することになりました。

  「改定をすべく改めて本書を読み直してみると、様々な思いが
  胸に去来しました。 “うん、うん。その通り!” と今でも強く
  確信できること。しかし、一方で “あぁ、当時はこう考えていたのか。
  今ならば違う考え方をするな” という部分もありました。
  前者はそのまま残すことにしました。
  そして、後者は手を入れることにしました。
  今の私でも同意できるように文章を修正し、それでも同意が
  難しい文章は思い切ってばっさりと削除させていただいたのです。
  自分自身で納得できないものは、たとえ当時刊行されていたもの
  だとしても世に出すことはえきない。そう思ったからです。」

本書は初めて書いた時の情熱をのこしつつ、
更に経験を積んだ5年後の小倉さんによって推敲された本です。

  第1章 リクルートで学んだ新入社員の仕事術19
  第2章 リクルートで学んだ中堅社員の仕事術15
  第3章 リクルートで学んだ専門プロの仕事術15
  第4章 ベンチャー企業で学んだ管理職の仕事術16
  第5章 自社経営で確立した社長の仕事術12

本書は小倉さんのビジネスのキャリアに合わせ、
5つのステージで仕事術が紹介されています。

全ての仕事術は、

  小倉さんの体験談 → 仕事術として抽象化 → 用語解説

という流れで書かれています。

小倉さんのビジネス体験を教訓化して終わるのではなく、
一般化されたビジネス理論でも裏付けしていますから、
非常に納得感の高い内容になっています。

個人的に興味深かったのは、小倉さんの表層に惑わされず、
核心に切り込む姿勢です。

小倉さんは組織人事コンサルタントとして、顧問先の社長から、
「初めて採用した大切な新卒社員を1人も辞めさせたくないから、
彼らに何かいい研修をしてあげてください。」
という依頼を受けたそうです。

普通なら、初めて社会人になった心構えなどを説く、
「新卒向けの研修」を打つことでしょう。

しかし、小倉さんが行ったのは、新卒を迎え入れる側の
上司に向けた「部下育成研修」でした。

新卒社員よりも、育てる側の上司や先輩の心構えをつくることを
優先して研修を行ったのです。

これはオーダーのあった言葉にそのまま従うのではなく、
本当のニーズを解きほぐしたからこそ、出てきた考えです。

この本から何を活かすか?

デキる人とデキない人一番の違いは何か?

小倉さんは、この違いを1つだけ挙げるなら、
間髪をいれず「主体性」と答えるそうです。

どんな仕事上の課題でも「他人ごと」と考えず
「自分ごと」と考える主体性があれば、
その他の能力は後からついてくるもだから。

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 05:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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女子力男子

女子力男子 ~女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す女子力男子 ~女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す
(2014/12/12)
原田 曜平

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満足度★★★
付箋数:22

  「 “若い女子は元気なんだけど、男はてんでおとなしいんだとなあ”
  などという台詞も、企業の採用担当の方からよく耳にするように
  なっていますし、皆さんの職場でもこうした会話がでたことが
  あるかもしれません。
  しかし、10年以上にわたって日夜、若者を追いかけてきた
  若者研究家兼マーケッターの私は、そうした一般的な言説
  =女子は元気だが男子は元気がないという説とは、
  むしろ逆の印象を持つように年々なってきています。」

このように語るのは、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの
原田曜平さん。

原田さんは前著『ヤンキー経済』で「マイルドヤンキー」という
言葉を生み出しました。

また、「さとり世代」などの言葉を世間に浸透させた、
若者研究、若者マーケティングの第一人者でもあります。

原田さんは、男子は元気がないと嘆くのは、
従来のステレオタイプな男子像で見ているからであり、
今の若い世代の男子は、世のオジさんたちが気づいていない
大きな変化を遂げていると指摘します。

それが、本書のタイトルにもなっている「女子力男子」。

化粧品をそろえて美容に励んだり、食材やキッチングッズに
こだわって料理の腕をあげる、女子力に磨きをかけた男子です。

レディースの服をファッションとして取り入れたり、
脱毛に勤しんだりもしています。

一昔前なら、「ナヨナヨしている」とか「カマっぽい」という、
ネガティブなイメージで語られていましたが、
女子力男子は、その特性をオープンにして、
ポジティブな個性と考えているようです。

女子力男子は、少し前に言われた草食系男子とも違います。

草食系男子は、優しいけれど恋愛やセックスには消極的
という特徴がありますが、女子力男子は異性にモテるための
武器として女子力を身につけるタイプも多いようです。

ですから、見た目は草食系っぽくても、実は肉食系という
ことなのでしょう。

本書では、女子力男子をマトリックスを使って
更に細かく20に分類し、イラストや写真付きで解説しています。

ビューティー男子、化粧ポーチ男子、ぶりっこ男子、もこみち男子、
女装男子、ぬいぐるみ男子、ママっこ男子、アロマ男子などなど。

ところで、なぜこのような女子力男子が増えたのでしょうか?

原田さんは、その理由を4つ挙げています。

  1. 経済的要因による男女の役割変化
  2. 「男らしく」という社会的抑圧の減少
  3. ソーシャルメディアが変えた同世代間の関係
  4. 「ママっこ男子」に見る母親と息子の関係

本書の目的は、若者の変化を研究することではなく、
その先にあるマーケティングです。

そこで分析結果を元に、「女子力男子に響く新商品・
サービスのアイディアの芽」として、1章を割いて提案します。

基本的に消費動向が女子的ですから、
一般男性よりも流行に敏感で消費が活発です。

今のところは、学生や社会に出たばかりの若者で、
割合としては大きくありませんが、将来的には消費市場の
主役になる可能性もあるようです。

また、興味深かったのが、女子力男子の増加が
日本だけの傾向ではないということですね。

本当に各国で女子力男子化が進むとなると、
更にマーケットが拡大しますから、各企業の
マーケティング担当者はこれを見過ごす手はありません。

この本から何を活かすか?

  「女子力男子が “女子力” を得るための主な情報源は、
  インターネットです。ただ、インターネット上の情報は、
  彼らにとってピンからキリまで混在しているようです。
  そこで、女性向けのように、男子が女子力をつけるための
  情報がつまったムックや本が作られれば、
  彼らにとってなによりの “参考書” になるでしょう。」

書店やコンビニで見かける美容ムックが、
男性用として並ぶ日が来るということでしょうか?

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| マーケティング・営業 | 06:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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文章は読むだけで上手くなる

文章は読むだけで上手くなる (PHPビジネス新書)文章は読むだけで上手くなる (PHPビジネス新書)
(2014/12/18)
渋谷 和宏

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満足度★★★★
付箋数:23

  「文章は書かなくても上手くなる。文章を読むだけで書く力が
  身につき、論旨の明快な説得力のある文章を書くえるようになる」

耳を疑ってしまうようなこの発言。

読むだけで文章が上手くなると言われても、
今まで書くことに苦労してきた人からすると、
簡単には信じられないことかもしれません。

しかし、実際に著者の渋谷和宏さんは、ある方法で文章を読むだけで
わかりやすい文章が書けるようになったと言います。

それは一体、どんな方法なのでしょうか?

その前に、次の2つの文章を読み比べてみてください。

  A 集計方法によってその数には幅があるが、2013年のレジャー白書
   によれば、ランニングの愛好家は2450万人に達する。
   日本のランニング人口はとても多い。およそ国民の5人に1人が
   定期的に走っている計算になる。

  B 日本のランニング人口はとても多い。
   集計方法によってその数には幅があるが、2013年のレジャー白書
   によれば、ランニングの愛好家は2450万人に達する。
   およそ国民の5人に1人が定期的に走っている計算になる。

A、Bどちらの文章がわかりやすかったでしょうか?

2つの文章を構成する文はすべて同じです。
しかし、Bの文章の方が格段にわかりやすかったはずです。

なぜ、Bの文章がわかりやすかったのか?

2つの文章の違いは、文の並び方です。

つまり、文書のわかりやすさとわかりにくさを分かつのは、
「文の順番」なのです。

更に、もう少し長い文章になってくると、
文章を構成する文は、2種類の文にわかれます。

1つは、「リーダー」。

これは牽引役として小段落を代表する文です。
リーダーは、小段落全体で何を言いたいのかを要約して、
前振り役を務めます。

もう1つは、「フォロアー」。

こちらは、リーダーを証明したり補足したり説明する文です。
付き従う中身としての文となります。

この2つには順番があって、リーダーとしての文を小段落の
先頭に置き、フォロアーとしての文をその後に続けると、
わかりやすい文章になるのです。

それは、中身を示すラベルが貼られた箱のようなものなのです。

さて、このわかりやすい文章のルールがわかったうえで、
本書では、読むだけで書く力をつけるコツを伝えています。

  コツその1. 文章を読むとき、リーダーとしての文章が
       小段落の先頭にきているかを常に意識する

  コツその2. リーダーとしての文を小段落の文頭に移動させる

  コツその3. リーダーとしての文を考えだす

この3つのコツを意識して読むと、文章を書いて練習しなくても、
読みやすい文章、わかりやすい文章が書けるようになるそうです。

本書では、ビジネス誌の記事の原稿として、あるいは
トーク番組の原稿として、実際に渋谷さんが書いた文章を
実例として用い解説しています。

渋谷さんが、日経ビジネスの記者、日経ビジネスアソシエの
編集長として培ってきたノウハウが惜しみなく公開されています。

この本から何を活かすか?

文の構成には、これから何を書きたかを冒頭で示す「△型」と、
インパクトのある一文で始める「▽型」の2種類があります。

読者をより引き込む構成は、「▽型」の文章で、
本書には、その典型的な構成例が示されていました。

  1. 印象的なエピソードやコメントから入る
  2. 冒頭のエピソードやコメントが言わんとする内容を書く
  3. 言わんとするところを補強する二番目に印象的なエピソードを書く
  4. 三番目に印象的なエピソードを書く
  5. なぜそうなったか、理由(原因)を書く
  6. 原因(理由)のよってきたる本質やその意味するところを書く
  7. 結び

文章を読むとときにも、△型か▽型かを意識すると、
更に書くことが上達するようです。

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