活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法


ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法 (NewsPicks Book)

満足度★★★
付箋数:23

  「二年前、『多動力』という本を出版した。
  この本は30万部超えのベストセラーに
  なった。 “とにかく動く”  “手当り次第
  やってみる” という内容だ。(中略)

  多動力を生かして一気に突き抜ける人と、
  逆にあれもこれもと手を出した結果、
  器用貧乏になり、小さくまとまってしまう
  人がいるのだ。
  
  では、何がこの二つを分けるのか。
  
  それが “ハッタリ力” だ。」


本書は、これからの時代に必要な、
「ハッタリ力」の身につけ方と生かし方を
説く本です。

著者は、言わずと知れた堀江貴文さん。

ハッタリとは、一般的に相手を威圧する
ために、大げさな言動をしたり強気な態度
をとることを言います。

本書でのハッタリは、具体的に言うと、
「できないことを、できる」と言うことです。

ただし、大切なのはブラフをかますこと
ではありません。

ハッタリをかました時点では、できなくても、
その後、必死に努力して、本当にできる
ようになることが何よりも重要です。

その結果、最終的にできなくても、
問題ありません。

  「大切なのは、成功するという “結果” 
  ではない。 “挑戦する様を見せること” 
  なのである。
  こんな時代を最前線で生き抜くためには
   “大胆かつ正しくハッタリをかます力” 
  が必要なのである。」

堀江さん自身も、これまで多くのハッタリを
かましてきましたが、全てが成功してきた
わけではありません。

ライブドア営業利益世界一、テレビ局買収、
球団獲得、総選挙への出馬・・・

これらはハッタリをかましても、
実現しなかったことです。

しかし、堀江さんの言動は、注目を集め、
世間を熱狂させました。

  「そう、結果がいつもついてきている
  わけではない。みんなが腰を抜かすような
  ことを、いつも言い続け、そして踏み
  抜き続ける。大きくハッタリをかまし、
  そして、かましてしまったハッタリを
  実現するために、本気で勝負し続ける。
  その “過程” こそが大切であって、
  人とお金を巻き込むというわけだ。」

どんな夢を実現するにもお金は必要なので、
自分の夢を大きく語り、人々を魅了して、
人とお金を集めるのがホリエモン流。

今の堀江さんのハッタリは宇宙です。

安価なロケットを宇宙に安定的に
飛ばすことが夢です。

最初は、「そんなことできるわけない」
と誰もが思いました。

しかし、インターステラテクノロジズは、
2019年5月、日本初となる民間単独の
ロケットとして、宇宙空間に到達しました。

この宇宙事業は、今後も多くの人を
魅了し、更に多くのお金も集めていく
ことでしょう。

さて、本書で堀江さんが語るのは、
ハッタリをかまして、無謀な夢に挑戦する
ことですが、それには必ず、後から必死に
行う「努力」がセットになっています。

まずは、「できます」と言い切って、
辻褄を合わせるための「覚悟」を持ちます。

その後に、それを実現するために本気で
努力します。

  「本気で努力をする人は意外といない。
  大体が65点ぐらいまで。100点までやる
  人なんてほとんどいない。そして120点
  までやり切る人間は皆無だ。だからこそ
   “努力” はコスパがいい。ハッタリを
  できるだけ大きな花火にするために、
  努力という最大のカラクリを仕込んで
  おくのだ。」

堀江さん言っていることは至極真っ当です。

日本人は控えめなので、何も言わずに
やることを良しとする文化があります。

しかし、先に「やる」と宣言すると、
プレッシャーもかかるので、自分を
ストレッチし、成長させるスピードも
早くなるのでしょう。

この本から何を活かすか?

堀江さんは、ハッタリ人間が捨てるべき
3つのものがあると言っています。

  1. もっともらしい言葉
  2. 親の教え
  3. プライド

世間の目を気にせず、逆に利用すること
こそがハッタリ力です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事論 | 05:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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相手を巻き込む伝え方


相手を巻き込む伝え方

満足度★★★
付箋数:24

新しい商品やサービスを創出する。
新しい仕組みをつくる。
新しいやり方・働き方を考える。
新しい環境に進む。

現状を変えるためには、今とは違う何かを
生み出していく必要があります。

それをたった1人で行うことは、
現実的には不可能です。

周囲を巻き込み、協力を得て進めて
行かなければ実現しません。

そのために、必要なのは「提案」です。

提案とは、相手とともに新しい価値や
望ましい変化を創ることを目的とした
考え方や意見の提示です。

自分の描いた望む状態を相手にも
共感してもらい、相手も一緒になって
動いてくれることで、提案は実現します。

自分も巻き込む相手も、それをやりたいと
思えるかどうかが、提案のポイント。

本書は、相手の心を揺さぶる「提案」が
できるようになるための本です。

著者はキャリア・デベロップメント・
デザイナー、ワークショップデザイナーの
鵜川洋明さんです。

本書では、提案の「型」を身につけることで、
あなたの提案力を大きく向上させます。

  「この本の目的は、あなたに “提案する” 
  ことの本来の楽しさを思い出してもらう
  こと。そして、あなたの提案が “自分も
  相手もそれをしたくなる(ほしくなる)
  物語” になるような観点と方法を
  身につけてもらうことです。」

では、どうしたら相手が動きたくなる
提案ができるのでしょうか?

鵜川さんは、そのためのカギとなる
ことを2つ挙げています。

1つ目は、自分自身の内側から湧き上がる
思い(インサイドアウト)を起点に
すること。

2つ目は、「何をするか?」「どうやるか?」
というアクションを考える前に、「どういう
状態が生まれたら素晴らしいのか?」という
未来の状態(ビジョン)を起点にすること。

この2つを合わせることで、ただの問題解決
ではない、新たな発想を創造することが
できます。

本書では、ある「型」を身につけて、
相手を動かす提案ができるようにします。

それは、思いとロジックを両立させる
「ビジョン・フレーム」という型です。

ビジョン・フレームは、次の4つの要素で
構成されています。

「未来=Vision」、「今なぜ=Why」、
「価値=Happy」、「どうする=Key-idea」

そして、ビジョン・フレームで作った
提案を物語として相手に伝えます。

本書では、相手を動かす「提案」を
創るプロセスがわかるように
「ストーリー」を使って解説します。

「新規事業をつくる」というテーマに挑む
3人が、メンターの指導のもと成長していく
ストーリーです。

そのなかで、ビジョン・フレームを
作り込んでいく過程が示されているので、
非常に真似しやすいと思います。

自分の思いがなかなか相手に伝わらない
モヤモヤを感じたことがある人には、
参考になる本だと思います。

ストーリー以外の解説のパートも
図解が豊富で非常にわかりやすい。

 第1章 〈着想〉提案は3つの意味を重ねること
  STORY01 酷評
 第2章 〈構成〉提案を「物語」にする
    4つの「型」
  STORY02 「型」を知る
 第3章 〈表現〉提案の「解像度」が上がる
    物語の5要素
  STORY03 父の会社へ
 第4章 〈解放〉「提案」を楽しむ心の
     状態をつくる
  STORY04 不安

この本から何を活かすか?

本書では、ビジョンが実現したときの
イメージを広げるために、「オノマトペ」
を使ったワークも紹介されています。

オノマトペとは、擬音語や擬態語を表す
フランス語です。

このワークでは、2重になった3等分された
円を描いたフレームを用意します。

そこに各自がビジョンが実現したときの
シーンを想像して、思い付いたオノマトペを
書き込んでいきます。

自分が書き出したオノマトペを、
音やリズムを使って他の人に説明することで、
よりイメージを膨らませていくようです。

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 05:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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最高の脳で働く方法 Your Brain at Work


最高の脳で働く方法 Your Brain at Work

満足度★★★★
付箋数:26

あなたの仕事の日常は、次のような
シーンで埋め尽くされていませんか?

 ・殺到するメール
 ・多すぎる情報
 ・ヘトヘトになる会議のスケジュール
 ・増え続ける変更と検討事項
 ・成功すると更に上るハードル

もし、これらシーンが日常的にあるなら、
本書はあなたの大きな助けとなります。

  「本書は、人間の脳に関する最新の
  重要な発見を共有することにより、
  あなたの仕事のパフォーマンスを
  変えていく。仕事中の脳の働きを理解
  すれば、集中力と生産性を高める
  機会が得られる。」

これまで脳科学の知見を仕事に応用
する本は、数多く刊行されてきました。

しかし、どの本も脳の性質はわかるものの、
「実際にそれを、どう活用するの?」
という点では、弱い印象がありました。

本書は、脳科学を実務へ応用する方法が
リアルにわかる本です。

著者のデイビッド・ロックさんは、
ビジネスコンサルタントで、脳科学者
ではありません。

その代り、30名の主要な神経学者への
インタビューを行い、最新の脳研究と
心理学研究の論文からデータを集めて
本書を執筆しています。

他書との大きな違いは、エミリーと
ポールの2人が登場するストーリーに
脳科学の知識を反映させているところです。

ストーリーは、Before→Afterで
示されていて、これが実にリアル。

  「どのシーンも、エミリーやポールが
  職場か家庭での課題に直面している
  ところから始まる。
  たとえば、殺到するメールへの対応
  などだ。私はオンライン調査で、
  100人を超える人々から情報を集め、
  それを基に登場人物の日常的課題を
  選択し、さらに組織文化に関する
  調査データを組み合わせた。」

このようにストーリーが作られて
いるので、Beforeは本当によく見かける
シーンとして描かれています。

ロックさんは、そのときに脳内で
起きている状況を詳しく解説し、
最新の脳科学の発見を共有します。

そして、Afterで脳科学の知識を
知っていて活用した場合のストーリーを
もう一度たどります。

  「Afterのエミリーとポールは
  自分の脳をよく理解しており、
  その結果、都度Beforeとは違う決断
  を下す。BeforeとAfterの違いは、
  行動のわずかな変化から生じているが、
  このわずかな変化が大きく異なる
  結果をもたらす。」

例えばシーン1は、朝、エミリーが
始業前から100件以上のメールの処理に
忙殺されるシチュエーションです。

ここで知っておきたいことは、
意思決定と問題解決はいずれも
前頭皮質が担っていて、そこには意外な
限界があるということです。

そして、優先順位付けなどの処理が
最も多くの脳の労力を必要とすること。

従って、仕事の優先順位付けは、
頭が最もフレッシュな時間に、
他の活動を排して行うべきなのです。

この脳の性質を知ったエミリーは、
Afterでどのように行動を変えたのか?

エミリーは、ラップトップを閉じ、
ホワイトボードの前に行って、
意識して未処理メールに注意を
向けない環境をつくります。

そこに未処理メールの確認も含めた
今日やるべきタスクを書き出し、
優先順位を決めることに集中します。

最初に取り組むべきタスク、
次に取り組みたいタスク、隙間で取り組む
タスク、必ずしも今日やらなくていい
タスクを判断します。

優先順位付けが重要であることは
一般に誰でも知っています。

しかし本書では、実際にはなぜそれが
できないのか、脳の仕組み上、どうしたら
それができるのかが解説されています。

この本から何を活かすか?

他にもメールの処理に忙殺される
シーンから学ぶべきことがありました。

それは、複雑なアイディアの視覚化や
案件のリスト化によって、情報の記憶
ではなく、情報との関わりに脳を使う
必要があること。

エミリーが優先順位付けを行う際に、
ホワイトボードにリストを書き出して
判断したのは、このTipsの応用です。

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人前で変に緊張しなくなるすごい方法


人前で変に緊張しなくなるすごい方法

満足度★★★
付箋数:23

あなたは、次のような経験はありませんか?

  ・プレゼンで頭が真っ白
  ・上司の前で口ごもる
  ・面接でテンパる
  ・商談前に体がブルブル
  ・会議で発言できない
  ・会社の電話でドキドキ
  ・初対面が憂鬱
  ・グループの輪に入れない
  ・機嫌が悪い人がいると心臓がバクバク
  ・告白できない

「緊張」しやすい人ほど、このような経験が
多いはずです。

緊張してしまうと、自分で思ったように
行動できなくなってしまいますね。

緊張は、脳内ホルモンの1種、
ノルアドレナリンが過剰に分泌されて、
自律神経のバランスが崩れて起こります。

その結果、心拍数が上がり、胸はドキドキし、
手足や声は震え、冷や汗が出たり、
顔が赤面するといった、様々な症状が
出てきます。

本書は、「緊張しやすい人」の悩みを
解消するための本です。

  「世の中には “これで緊張がとれる” と
  ばかりに、 “目的に向かって集中しよう” 
   “誰もが緊張すると思え” などと気休め
  のようなことで、 “内面(メンタル・心)” 
  を直接操作しようとする方法があります。
  でも、メンタルは自分の意志で操作
  できるものではありません。(中略)

  では、どうすればいいのか?

  考えるより先に行動すること。
  たとえ気分がともなっていなくても、
  そう見えるように体を動かしたり、
  声を出したりすることで、心は勝手に
  その動きや言葉が示す状態に誘導されて
  いきます。」

本書の著者、伊藤丈恭さんは、
演技トレーナー、吉本興業沖縄ラフ&ピース
専門学校演技コース講師。

伊藤さんは、これまで3万人以上の
俳優や俳優志望者の緊張をとることに
成功してきました。

その方法が「伊藤式・緊張撃退メソッド」。

演技理論の「スタニスラフスキー・システム」
をベースに伊藤さんが開発した方法です。

普通は、「緊張しないようにしよう」と
考えれば考えるほど、逆に緊張してしまう
ものです。

そこでこのメソッドでは、思考を一旦停止し、
「緊張している人が絶対しない行動」を
とることで、自分の心を楽しませます。

すると心は勝手に「緊張」から「楽しい」
に誘導されていくようです。

体を強制的に動かすことで、素の自分から
別の自分に切り替え、緊張しない自分に
変わることができるのです。

  「このメソッドのベースは、
  演技の役者さんが別人を演じるために
  行っている方法。
  性格そのものは変えられなくても、
  本番前にこのメソッドを行えば、
  あなたはその瞬間だけは、別人になれ
  ます。人前で話すのも、会議に出るのも
  怖くないあなたになれるのです。」

本書は、そんな役者さん向けのメソッドを
一般の人でもできるようにアレンジして
まとめたものです。

読んで納得するための本ではありません。

騙されたと思って、実際にやってみて、
その効果を実感して欲しい本です。

この本から何を活かすか?

「伊藤式・緊張撃退メソッド」では、
具体的に次の5つの方法で、当日の朝、
出発前に行って、別人になりきります。

SCENE1 自宅にて
 1.笑いの7変化(2分)
  人生でしたことのない笑い方を、
  さまざまなバリエーションでする。

 2.ジブリッシュダンス(2分)
  ジブリッシュとは「めちゃくちゃ言葉」
  の意。架空の外国語を話しながら踊る。

 3.悪役レスラー登場(1分)
  悪役レスラーになりきって毒を
  吐きまくる。

SCENE2 現場・職場の近くにて
 4.その場ダッシュ(20秒)
  立っている場所で全力でモモ上げ
  ダッシュをする。

 5.本番直前の4つのお守り
  現場で万一、緊張を感じたときに行う。
  「全身グッ・パー」「地響き呼吸」
  「肩ストン」「超低速・手あげさげ」

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| 自己啓発・セルフマネジメント | 05:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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8/13休載のお知らせ

8/13は旅行のため休載させて頂きます。
8/14から再開しますので、よろしくお願い致します。

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