活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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SHOE DOG(シュードッグ)

満足度★★★
付箋数:24

世界的スポーツブランド「ナイキ」。

フィル・ナイトさんとビル・バウワーマンさん
によって1964年に設立された会社です。

ナイキはどのようにして、世界的シューズ
ブランドとして成功したのか?

ナイキの成功の影には、2つの日本の会社が
ありました。

1つは、アシックス。

正確には、アシックスの旧社名オニツカと
言ったほうがいいでしょう。

スタンフォード大学で経済学を学んだ
ナイトさんは、1963年に卒業旅行で
日本を訪れました。

そこで出会って感銘を受けた靴が、
オニツカタイガーでした。

ナイトさんは、そのまま神戸のオニツカ本社
まで足を伸ばし、役員にハッタリをかまして
売り込みました。

自分にアメリカでオニツカタイガーの
販売をやらせてほしいと。

それからオレゴン大学の陸上コーチだった
バウワーマンさんと共同で会社を設立し、
オニツカの輸入販売代理業務を開始しました。

つまり、ナイキの起源は日本で作られた
オニツカタイガーだったのです。

もう1つの、ナイキになくてはならなかった
日本の会社は、総合商社の双日です。

こちらも旧社名の日商岩井と言ったほうが
いいでしょう。

1971年、ナイキは輸入販売代店から脱し、
メーカーへの道を歩もうとしていましたが、
銀行で融資を断られ資金調達に困っていました。

しかし、東京銀行のポートランド支店に
行った際、こう言われました。

  「そこのエレベーターを上がって9階に行くと
  日商岩井があるから相談してみたら」

そのままナイトさんはアポなしで飛び込み、
日商岩井との取引をスタートさせました。

  「アジアのことを考えると、真っ先に浮かぶ
  のが日商岩井だ。日商という存在がなかったら
  私たちはどうなっていただろうか。
  日商の元CEOのマサル・ハヤミがいなかったら。
  彼とはナイキが上場した後に知り合った。
  必然的に私たちは絆で結ばれた。
  私は彼にとって最も有益な顧客であり、
  彼の教えを熱心に聞く生徒でもあった。
  そして彼は私がこれまで出会った中で
  最も賢い人かもしれない。
  他の賢者と違い、彼の知恵のある言葉は
  聞く者に大きな安らぎを与えてくれた。
  私もその恩恵を受けた1人だ。」

ナイトさんから最高の賛辞を送られいる
マサル・ハヤミさんとは、第28代日銀総裁を
務めた速水優さんのことです。

本書は、500ページ超のナイトさんの自叙伝。

現在の華麗なナイキからは想像できない、
泥臭い自転車操業の会社だった頃の様子が
克明に描かれています。

創業メンバーたちとともに、悪戦苦闘しながら、
スポーツ用品界の巨人、アディダスとプーマを
凌ぐブランドへとナイキを育ていきます。

若干、ぶっちゃけ過ぎている感もありますが、
ナイキは、ナイトさんの人生そのもの。

ナイトさんの熱い生き様が、
そのままナイキの歴史になっています。

ナイトさんは、スタンフォード大で
MBAを取得したエリートです。

しかし、本書ではどちらかと言うと、
ナイトさんのダメな面がクローズアップ
されているので、読んでいて熱くなると
同時に好感が持てます。

ビル・ゲイツさん、ウォーレン・バフェットさん、
アンドレ・アガシさんといった各界の著名人が
本書を絶賛するのも納得できる一冊です。

この本から何を活かすか?

ナイトさんが見て眠れなくなったという映画、
最高の人生の見つけ方』。

ジャック・ニコルソンさんとモーガン・フリーマン
さん主演の映画です。

余命6ヶ月を宣告された二人の男が、
死ぬ前にやり残したことを実現するために
冒険に出る物語。

「死ぬまでにやりたいことリスト」作りで、
ナイトさんのように眠れなくなるのは
避けたいですが、この映画見てみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと

満足度★★★
付箋数:22

内外出版社の関根さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

埼玉県の川越市に消化器科専門病院の
「川越胃腸病院」があります。

この病院は「小規模病院の優良モデル」と評され、
2011年に医療界で初めて「日本経営品質賞」を
受賞しました。

同院の院長、望月智行さんのモットーは、
「第一顧客は職員、第二顧客が患者さま、
第三顧客が社会や関連企業」というものです。

患者と職員の優先順が逆ではないかと、
思うかもしれませんが、突き抜けたいい会社は、
人として、身近な人を大切にすることを
当然と考えます。

川越胃腸病院では、職員の幸福感や心のあり方が
そのままサービスの質に直結するとして、
「職員を第一顧客」として位置づけています。

そのため、医療現場の職員はもとより、
同院で働く外注の清掃員や売店の職員さえも
一人ひとりが大切に扱われています。

こうして大切にされた外部スタッフからも、
笑顔で患者に優しい言葉をかける光景が
院内では日常的に見られるようです。

職員を第一顧客とする病院は、
利潤を遠ざけているかのように思われますが、
実際は安定的な黒字経営を続けています。

全国の自治体病院の9割超、民間病院の5割超が
経営赤字の中、川越胃腸病院は長年健全な
利潤を生んでいるようです。

このような「いい病院(会社)」は、
働く人のやりがいが高く、顧客に信頼され、
地域に必要とされ、その結果として、
良い業績をあげています。

そして、このようないい会社には、
必ず、「よきリーダー」がいます。

本書の著者、瀬戸川礼子さんは、ジャーナリスト
として、これまで2600人を超える経営者と
それ以上の社員に出会ってきました。

また中小企業診断士としても1000社を超える
会社の経営支援をしてきました。

そこでわかったのは、「よきリーダー」には、
次の7つの共通点があることでした。

  ・数字より心を大切にすること
  ・スピードより順番を大切にすること
  ・満足より感動を大切にすること
  ・威厳より笑顔を大切にすること
  ・仕事に感情を持ち込むこと
  ・率先垂範せず主体性を大切にすること
  ・効率より無駄を大切にすること

本書では、「よきリーダー」の7つの共通点を
川越胃腸病院をはじめとする13社の
具体的な事例を挙げ、図解入りで解説します。

また、いい会社の取り組みを真似しやすい
ように、具体例も多く紹介されています。

  川越胃腸病院(埼玉県川越市)
  道頓堀ホテル(大阪府大阪市)
  兵吉屋・はちまんかまど(三重県鳥羽市)
  南三陸ホテル観洋(宮城県南三陸町)
  オオクシ(千葉県千葉市)
  西精工(徳島県徳島市)
  都田建設(静岡県浜松市)
  ネッツトヨタ南国(高知県高知市)
  海上自衛隊
  サンクゼール(長野県飯綱町)
  アップライジング(栃木県宇都宮市)
  生活の木(東京都渋谷区)
  日本電鍍工業(埼玉県さいたま市)
  石坂産業(埼玉県三芳町)

いずれも、顧客以上に社員の働きがいを
重視していて、それが顧客満足と業績にも
好影響をもたらす理想の循環ができている
会社(組織)です。

私が読んでいても、こんな会社で働きたい
と思えますので、実際に働いている方々は、
さぞ誇りをもって働いていることでしょう。

本書の最終目的は、「よきリーダー」の
働き方を知り、自らが「よきリーダー」に
なることです。

  「誰だって、よきリーダーの存在は大切だと
  言います。ならば、誰かの出現を待つのでは
  なく、自分がよきリーダーへの道を歩こうでは
  ありませんか。」

この本から何を活かすか?

本書では、周りのやる気をそぐ悪しきリーダーの
ワースト3が紹介されていました。

  第1位 ずるいリーダー
  第2位 感情のコントロールできないリーダー
  第3位 無関心なリーダー

3つ並べているものの、1位の「ずるいリーダー」
がダントツに悪いようです。

リーダーの特権を使って利己的な行動をとることが、
最も部下から軽蔑され、組織をあっという間に
ダメにしてしまうようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| リーダーシップ | 05:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カリスマヘッドハンターが教える のぼりつめる男課長どまりの男

満足度★★★
付箋数:22

  「のぼりつめていく人と、課長になれても、
  部長・役員クラスになれない人。
  そこにはどんな違いがあるのか。
  それは広い溝なのか?
  ひとまたぎできる段差なのか?
  数万人のビジネスパーソンと関わり、
  2000社以上の役員クラスの人材支援に
  携わってきた私の究極の “関心事” を、
  在籍したリクルート卒業を機に徹底的に
  整理してみて、私は驚きました。
   “こんな小さなことが、結果の違いを
  生んでいたのか” と。
  この本は、いわば私自身の驚きから
  生まれた一冊なのです。」

本書の著者、森本千賀子さんはリクルートの
営業トップウーマンとして名を轟かせた方。

その後、リクルートエグゼクティブエージェント
にて、経営幹部や管理職の採用支援に従事し、
「日本一の転職エージェント」と謳われました。

2013年3月に株式会社moriichを設立して、
さらに多方面に活動の場を広げています。

森本さんが、数万人のビジネスパーソンを
支援してきて見えたのは、
のぼりつめていく人は、次の2つを必ず
持っているということでした。

  「仕事のセンスがいい」
  「人として、気持ちがいい」

ずいぶん感覚的な話だと思った方も
多いことでしょう。

実は、こうした「センスがいい」とか、
「人として気持ちいい」といったことは、
その人のちょっとした行動に表れるものです。

非常に細かな配慮を積み重ねることが、
相手に感覚的にいい印象を与えるかどうかの
分かれ道なのです。

一事が万事であり、神は細部に宿るのです。

本書では、ぼのりつめる男と、そうでない人の
ほんの少しの意識の差、行動の差を32の事例で
対比しながら解説します。

例えば、面会のアポイントをとる場合。

のぼりつめる男は、「こちらの希望を3つ
お伝えします」とアポをとります。

課長どまりの男は、「ご希望の日時を
お知らせください」と伝えます。

後者は、相手の希望を希望を聞いて尊重した
つもりでいて、結果的に相手に余分な手間を
かけさせてしまうパターンです。

相手の希望の日時が、こちらの都合が悪いと、
そこから何度かのやり取りが発生してしまいます。

そもそも、こちらから面談のお願いをするのに、
相手に候補日を出させておいて、
それを断るケースが発生するのは失礼です。

一方、前者のあらかじめこちらの希望日を
3つ伝えるのは、お願いする立場だからこそ、
相手の手間を想像したアポのとり方です。

お願いする立場なのに、こちらから候補日を
指定するのは、一見失礼に感じる人もいる
かもしれません。

しかし、結果的に相手の手間を
減らしているのです。

加えて「いったん、私の方から候補日を
出させていただきますが、ご都合が悪いよう
でしたら、ご希望日時をご指示ください」
とひと言入れておくと、なお良いようです。

実際に、ぼのりつめる男と同じような
アポのとり方をしている人も多いでしょう。

結局、ぼのりつめる人とそうでない人の、
1つ1つの行動の差は、それほど大きな
ものではないのです。

本書で紹介されている32の違いは、
すべて誰にでもできる些細な行動です。

しかし、その小さな配慮の積み重ねが、
何年も経って、大きな違いになるのです。

本書は、非常に具体的書かれていて、
それぞれのハードルも高くないので、
行動を変えやすい本だと思います。

この本から何を活かすか?

あなたは、新幹線ではどのこ席に座りますか?

3人席の場合、通常、窓側・通路側が先に
埋まります。

これは新幹線だけでなく、飛行機でも同じです。

しかし、のぼりつめる男は、
「3人席の中央」に座るようです。

それは、誰かの隣に座ることが、
「いい御縁のチャンス」と考えるからです。

そのチャンスを増やすために、
あえて中央の席に座り、タイミングを
見計らって、両方の席の人に話しかけます。

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 05:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ITビッグ4の描く未来

満足度★★★
付箋数:23

  「米アップル、米グーグル、米マイクロソフト、
  米アマゾン・ドットコム、米フェイスブック。
  この5社は、2017年5月末時点の世界時価総額
  上位企業を1位から順に並べたものだ。(中略)
  そして、これら上位のIT企業のうち、
  近年とりわけ急成長しているのが、
  フェイスブック、アマゾン、グーグルの3社
  である。その3社に加え、アップルの企業価値は
  10年前の7倍超に拡大し、その地位は揺るぎない
  ものになっている。(中略)
  そので本書では、これら影響力のある4社を
   “ITビッグ4” とし、そのビジネスの本質を、
  これまでの動きやデータを示しつつ、
  読み解いていく。」

著者は、ニューズフロントのフェローとして
IT分野の執筆活動を続ける小久保重信さん。

小久保さんは、これまで20年に渡り、
この4社を中心に米IT企業のニュースを拾い、
記事にしてきました。

その経験からITビッグ4が、これから何を
しようとしているのか、これから世界を
どのように変えていこうとしているのかを
考えます。

この4社は、業態や理念は異なりますが、
いくつもの共通点があります。

それは、他社にまねできないコアプロダクト
を持ち、そこで得た巨額の資金を、
次世代を見据えた研究に投資していること。

一見本業とは関係ないとも思える分野で、
企業を買収し、新技術を導入し、
自社で一貫して開発や関連事業を行う
垂直統合のスタイルの経営です。

では、私たちの生活にも十分馴染みのある
ITビッグ4ですが、一体何が凄いのかを
簡単に見ていきましょう。

まず、アップルの凄さは、「利益」です。

スマートフォンの販売台数ではサムスンの
後塵を拝していますが、利益は圧倒的です。

スマートフォン業界全体の営業利益の
91%をアップルのiPhoneが占めます。

別のデータでは、アップルの利益シェアは
100%を超えるとの報告もあります。

百分率で示されるシェアが100%を超えるのは
妙な話ですが、これは赤字を出している
メーカーがいくつもあるからです。

次に、アマゾンの凄さは「Prime会員」の
急成長です。

米国では2年で2倍の8500万に達し、今では
4人に1人がPrime会員になっています。

また、音声アシスタント機器でも、
Amazon Echoがシェア70%を超えています。


そして、創業20年あまり、利益はほとんど
顧客満足度向上のための先行投資に使われ、
最終損益は、収支トントンもしくは赤字の
状態をずっと続けています。

グーグルで凄いのは、検索ではなく、
スマホ市場のOS「Android」です。

2012年の時点でのネットアクセス比率は、
わずか2.4%でしたが、その後右肩上がりで
伸び、2017年4月には37.93%に成長しました。

この時点でマイクロソフトのWindowsの
37.91%抜いて、OSでNo1になりました。

今や、パソコンの出荷台数が2.7億台に対し、
スマホはその5倍の15億台となり、
完全にモバイルが主戦場になっています。

最後にフェイスブックの凄さは、
圧倒的な「利用者数」です。

2年足らずでフェイスブック利用者は5億人が
増加し、2017年6月時点で20億人を超えました。

世界の人口の4分の1を超える世界最大のSNSに
成長しています。

特に最近では、通信速度の遅いインド、
インドネシア、フィリピン、ブラジルなどの
新興国でモバイル版の軽量アプリを提供。

この施策が功を奏し、利用者が急伸しています。

本書では、これまでのITビッグ4の動きを押さえ、
今後は医療、生命科学、自動運転、ドローン、
AI、VR、AR、IoTなどの分野で、どのような
未来が描かれているかまで言及しています。

ITビッグ4のそれぞれの情報をつなげて見て、
全体を俯瞰するには、よい視点を与えてくれる
本だと思います。

この本から何を活かすか?

アマゾンの音声アシスタントEchoシリーズが、
日本でも2017年11月15日から招待制で販売が
開始されました。

これは「Alexa(アレクサ)」と呼ぶ人工知能を
使ったクラウドベースのアシスタントサービスを
利用できるスマートスピーカーです。

私も非常に興味があるので、Amazon Echo
招待メールをリクエストしました。

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| IT・ネット | 06:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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グラフをつくる前に読む本

満足度★★★
付箋数:23

  「本書は、勘と経験と過去の前例にそって、
  エクセルやパワーポイントを使ってなんとなく
  グラフを作ってきたビジネスマンのために、
  絶対に知っておかなければならない
   “データの見せ方” を超簡単・超丁寧に
  解説しています。」

著者は、マーケティングの領域で人工知能の
研究を行うデータサイエンティストの
松本健太郎さん。

なぜ、高度なビッグデータの分析を行う
データサイエンティストが、グラフなどどいう
初歩的なテーマの本を書いたのか?

それは、松本さんがある事実に気づいた
からです。

その事実とは、多くのビジネスマンが
「思い込みと勘違い」でグラフを
作っているということ。

その結果、何かが間違っていても、
作った本人も何が間違いかを指摘できない
グラフが生まれています。

それは、これまで一度もグラフの作り方を
教わった経験がないからです。

グラフに関して、足りない知識と誤った理解
によって、多くの人が使い方を間違え、
ビジネスの現場を混乱に巻き込み、
時間を無駄に浪費させています。

そのような状況を生み出さないために、
初歩的であっても正しいグラフの作り方を、
知ることは大切です。

そもそもグラフには2つのメリットと、
1つのデメリットがあります。

メリットの1つ目は、あなたの伝えたい
内容を言葉にしなくても相手に伝えやすい
ということです。

グラフは言葉を不要にするのです。

メリットの2つ目は、図だから覚えやすい
ということ。

グラフは数字を「絵」に変えて、
覚えやすい形で表現します。

これらのメリットがある一方で、残念ながら
グラフにはデメリットもあります。

それは、誰でもなんとなくそれっぽい
グラフが作れるということ。

そのため、わかりにくいグラフが
あちこちに蔓延しているのです。

グラフの生み出された歴史を考えると、
わかりにくいグラフは、グラフとは呼べません。

本書で解説されるのは、棒グラフ、折れ線グラフ、
円グラフ、レーダーチャート、ヒートマップ、
散布図、積み上げグラフの7種類。

例えば、最近よく見かけるようになった
ヒートマップを作る際には以下の3点に
注意します。

 1. ヒートマップが一番得意な表現方法は
  データの「偏り」。

 2. データが特定のデータ項目に偏っているか、
  あるいはまんべんないか、データの傾向を
  感覚的につかめるのが特徴。

 3. 色を見てざっくり判断するので、どのように
  データ項目を並べれば傾向が表れるかを
  考えよう。

データそのものにも「横断面データ」と
「時系列データ」の2つがあります。

それを踏まえて、ビジネスの現場で使われる
「比較」と「推移」を表現するには、
最適なグラフを選ぶ必要があります。

さらに、選んだグラフにどんな意味を持たせ、
どう表現するかも考えなくてはなりません。

同じグラフを選んでも、並べ方ひとつで、
意味合いが全く違って伝わるのです。

今まで、なんとなくグラフを作っていた方は、
一度本書でちゃんと学んだ方がいいでしょう。

また、適材適所なグラフの使い方が
わかっている人にとっても、本書はグラフの
「歴史」がわかる興味深い本になると思います。

この本から何を活かすか?

グラフの中で、一番良く使うのが棒グラフ。

あなたは、棒グラフの発明者を知っていますか?

棒グラフをよく使う人でも、発明者は知らない
人が多いのではないでしょうか。

発明者は、1957年生まれのスコットランド人、
ウィリアム・プレイフェアさんです。

彼が1786年に出版した著書の中で、
はじめて棒グラフが採用されました。

棒グラフが誕生してから、まだ230年ぐらい
しか経っていないのです。

また、折れ線グラフも円グラフも
実はプレイフェアさんが発明しました。

しかし、プレイフェアさんは波乱万丈の
人生を歩んだため、グラフの発明家として
評価されたのは、死後80年以上経ってから
だったようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 05:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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